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楽水庵ブログ 7ページ目

寒い時期に機能低下する膝周りの筋肉、その機能の向上方法

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

この冬は近年稀に見る寒さのせいでしょうか、お越しになられる皆さんの足元に大きな特徴がみられます。

それは、「足の中指(3趾)に力が入らない」点です。
以前にこれは「S1-2椎間板の詰まり」と書いた事もありました。
しかし、最近ではそういった方も中にはおられますが、ほとんどの方は「膝窩筋(しっかきん)という膝の裏にある筋肉の機能が低下しているだけと思うようになってきました。

膝の裏にはリンパ節(膝窩リンパ節)も走っており、膝窩筋の機能低下は即リンパの詰まりを意味します。
「膝から下がよく浮腫む」方は特にこの筋肉の機能を向上させるべきでしょう。

膝窩筋の機能を向上させる動きは、実に簡単です。
水泳のクロールをする際にする「バタ足」、あの要領をうつ伏せでするだけです。

実際クロールをする際は股関節の動きもありますが、これは今のところ考えないでおきましょう。
クロールのバタ足では膝はあまり曲げませんね。
だいたい15度ぐらい、それぐらいでやってほしいのです。

というのは、関節は「浅く曲げる時と深く曲げる時では使われる筋肉が異なる事がある」からです。
膝関節の屈曲もまさにそうで、浅く曲げる時は膝窩筋が働きますが深く曲げるとハムストリングの運動になってしまいます。
今回の場合ターゲットは膝窩筋なので、あまり深く曲げない方が良いのです。

写真はこれをやってもらった男性にバタ足をしてもらっている際のものです。

20180131naitoh.jpg


これをする前は両足共に全く3趾に力が入りませんでしたが、バタ足を20回ほどやってもらった後にもう一度チェックすると両足共にしっかり力が入っていました。

起床時・就寝時、そして運動される方は運動前にやってもらうと良いのではないかと思います。


楽水庵







「変なタコがなくなった」

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

もともとは顎の痛みでお越しになって今も定期的に通っていただいている20代女性ですが、通うようになって今まで気になっていた足裏の変なタコがキレイになくなったと前回お越しになった際に行っておられました。


足裏のテーピング及び全身の調整が功を奏したと喜んでおります。
テーピングでアーチができ、全身の筋機能がスムーズになる事によってしっかり立てるようになったからでしょう。

私自身はアーチが良いものであまり変なところにタコができないのですが、結構足趾の付け根の中央部分にタコができてしまっている方がおられます。

そうなると、元々「3点支持」といい「母趾球・小趾球・踵」の3点で身体を支えるものですが、それができていないので中央部分にできたりします。
タコがあると更に3点支持は困難になってしまいます。

結構小まめに足裏のテープを貼り替えてもらっているのもあるでしょうが、なくなると本当に楽でしょうね。


楽水庵



 


「二度と出るか!」と思ったが・・・マシンローイング大会出店及び出漕

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

今月14日滋賀県大津市の「ウカルちゃんアリーナ」(滋賀県立体育館)で開催された「第30回全国マシンローイング大会近畿大会」に行ってまいりました。

ここ数年はこの大会で毎年テーピングサービスを行っております。

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今年ももちろんそうだったのですが、昨年までと大きく異なる事が・・・

マシンローイング大会とは、下の画像にあるように「ローイングエルゴメーター」というボートの漕力測定器を使って2000mの距離をどれだけ速く漕げるかを競うものです。

いつもはブースをやるだけで終わっているのですが、昨年春にエルゴメーターを購入した事から魔が差した(?)のか、一度出ようかという気持ちになってエントリーしました。

本当にきついです、このエルゴメーターでの2000mは。
それもある程度判っているつもり(一応、元選手なので)だったので、秋は結構トレーニングしていました。
近所の神社の裏にある100段近くある石段をダッシュで何回か走ったり、サーキットトレーニング、それに京大でのウエイトリフティングの練習等。
しかし、エルゴは時々ダッシュめいた事をする程度でほとんど漕いでませんでした。
やっぱりボートは有酸素運動の比率が高いし、ある程度はしなければいけなかったのですが(^_^;)

年が明けてある程度暇ができても、まだやる気が起こらずダラダラと過ごしていたら「マスターズエリートコースに出てもらいます」との連絡が!
え、何で俺が!!
確かに自己申告のタイムかなり盛りましたが(というか2000mTTなんかやってませんでした)。
マスターズエリートレースって結構歳はいっていても凄く練習している人ばっかり出るレースやん・・・

本当に連絡のメールが来てからしばらくは、「どう穏便に棄権するか?」を真剣に考えましたね。
風邪かなんか適当にでっちあげて会場に行かなければそれが一番なのですが、ブースをやらなければいけないのでそういう訳にもいきません。

気を取り直して次の日からエルゴを引きだしたのですが、滅茶苦茶しんどい(T_T)
2日連続で2000mTTをやったのですが、最初は8分41秒という破滅的なタイム、そして2回目が8分13秒。
まあ本番でもう少し頑張れば8分は何とか切れるかなという感触は得られました。
ただ、それでも申告タイムよりも30秒以上遅いです。
何という身の程知らずだったのでしょう(笑)

口では「死ぬ気で漕ぐ」とか「吐くまで漕ぐ」とか簡単に言えますが、ちゃんとトレーニングしていないとそこまで追い込めません!
まあ、本番では何とか8分は切れました。

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隣のプロコーチ(彼もまた練習不足)が玉砕戦法で飛ばして、彼のモニターをチラ見しながら漕いでいたせいもあり最初の頃は5番手ぐらでしたが、途中から段々と落ちていって結局ブービーでした。

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しかし、本当に地獄でしたね。
ゴール後は「二度と出るか!」と思いましたが、これはこれで年に一度の「苦行」と思ってやってみようと決断しました。

ただ、「マスターズエリートレース」だと選手入場や選手紹介があり、私みたいな者にとっては恐縮なので大会の主管者に「もうマスターズエリートレースに出すのはやめて」と懇願しましたが、「いや、出てもらいます」と。
彼のいう事には、「学生でボートを辞める選手が多いので、いろんな形でボートに携わっている年配の人が出ているレースも見せたい」と。
私も元選手の端くれで、現在選手のサポートが生き甲斐にしているので、向こうにしてみれば該当するようですね。

という訳で、来年に備えエルゴもできるだけ少しずつでも毎日のように漕ごうとしている現在です。


楽水庵






「ぬけぬけ病?」せめてネックウォーマーを

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

私自身は最近テレビを観ないのですが、今年の箱根駅伝でも走行中に片脚に力が入らなくなって失速する選手が何名かいたそうです。
実際大学時代に箱根駅伝を走った事のある俳優さんが「ぬけぬけ病」と名付けておられるようです。
厳密に言うと診断権は医師だけにある特権ですから、勝手に名付けたりしたら「医師法違反」に問われかねませんがね(笑)

さて、ネットニュース等でこの症状が「原因不明」と書かれていますが、そんな事はありません。
以前のブログでもこういう図をアップした事がありますが、今一度。

20180110nukenuke.jpg

これは私を含めて多少なりとも全ての人といっても良いでしょう、左右の違いはあるにしてもこういうクセはあります。
この図のように右の胸鎖乳突筋という首の筋肉の一つが機能低下している場合、一番影響が出るのは右大腿部です。
外側から前面に掛けて左のそれに比べ感覚が鈍くなっていて、力も出辛くなっています。

一言断っておきますが、この図の場合でも右の首ばかり状態が悪いという訳ではなく、左は左で機能低下している筋肉もあります。
ただ、今回話題にしている「ぬけぬけ病」には関係ないので割愛します。


件の俳優さんは、この症状は約20年前から出だしたと書かれています。
その時分に何か我々の生活に大きな変化が起こったでしょうか?

実は携帯電話が普及しだして、携帯でメール等やインターネットができるようになったのがその時期ですね。
最近では「スマホ病」と言われていますが、折り畳みの携帯でもメールの入力を数多くすれば親指の酷使にもなりますし、首もやられます。

元々就寝時の態勢等でその人の首のクセは決まると私は思っております。
ナチュラルな状態で全く左右均衡な状態の人はほぼ皆無でしょう。

それに携帯やスマホの長時間使用が状態を増悪させています。
いくら良いトレーニングをしてもそれ以外の時間選手がスマホばかりして所謂「スマホ首」になってしまっていたら台無しです。


また寒い時期に限ってこの症状が出るのは何故?という事ですが。
恐らくレース本番ぐらいでしかそんなひどい症状は出ないと感じます。
それは要するに冬は練習時とレース時のウエアがあまりにも違いすぎますよね。
練習時はウインドブレーカーとかで結構ガードしているのに、レース時は物凄く薄着ですね。
「脚が冷えるから」と思われるかも知れませんが、運動し続けている限りそれほど冷えません。

それより首むき出しで走っている選手が結構いるような印象です。
先ほども書いたように脚は運動し続けている限りは大丈夫なのですが首は直ぐに冷えます。
積極的に首の筋肉を使って運動している訳ではないので発熱がないからです。

元々のクセ、それを増幅させるスマホ等の仕様、それに首の冷えで一気に胸鎖乳突筋の機能低下している側の脚が動かなくなる、これが「ぬけぬけ病」の正体でしょう。


もちろん首の状態をリセットするのが理想です。
しかし、それを理解しているトレーナーや施術家は多くはありません。
とにかくレース前には特にスマホとかの使用を控え、レース本番ではせめてネックウォーマーをして走りましょう。
「首」と名の付くもの、「首・手首・足首」は暑い時は熱を放散するように、寒い時はむき出しにせず保護してあげる事が大事です。


楽水庵










手に力が入りにくい原因の一つ、ひょっとして腰痛も


こんにちは、京都長岡京市の楽水庵 水谷です。

最近手に力の入りにくい女性がお越しになりました。
残念ながら、この女性の症状については頚部等の問題もありまだまだ解決していかなければいけません。

ただ、そのお蔭で判ってきた事があります。
そしてこれは大なり小なり皆さんにもほとんどこの傾向が見受けられます。

それは上腕(二の腕)の外側の『筋膜がずれる』事によって、その部分の筋出力は影響ないものの、他の部分の筋機能を低下させているという事です。

「外側上腕筋間中隔」という上腕の外側にある、ちょうど上腕二頭筋(肘を曲げる筋肉)と上腕三頭筋(肘を伸ばす筋肉)の間にある、言わば「筋」みたいなものですが、そこの筋膜がずれが大きくなってしまうのです。

すると、上腕二頭筋や上腕三頭筋の筋出力は影響ないのですが、そこから先の前腕に感覚の薄くなる箇所が出てきます。
外側上腕筋間中隔の筋膜のずれが大きくなる事により神経の流れが阻害されるからでは?と思われます。

そして、皮膚感覚が薄いという事はその奥にある筋膜・筋肉の働きも悪くなります。
結果として「手に力が入りにくくなる」のです。

余談ながら、小指に力が入りにくいのは、そのほとんどが後斜角筋の機能低下が影響しているので、こことは原因が異なります。


また、外側上腕筋間中隔の筋膜がずれると広背筋の外側も機能低下します。
広背筋は背中の下半分を覆っている大きな筋肉で、これが機能低下すると腰痛の原因にもなります。
そして、広背筋が原因でギックリ腰になる事はかなり多いのです。

何故広背筋の外側の機能低下を起こすのでしょう?
これも推測ですが、広背筋の停止部(終点)と外側上腕筋間中隔の筋膜がずれている箇所が近い事で影響を受けているのでしょう。

一度左右の手で握り合いをやってみてください。
そして、どちらか力の入りにくい方の前腕を軽く叩いてみて感覚が薄い箇所がある、そしてその側の背中の外側に痛み・違和感があるとすると、その原因は上腕にある可能性が非常に高いと言えるでしょう。


楽水庵







「旦那が早食いだったと思っていた・・・」顎に関する2話

こんにちは、京都長岡京市の楽水庵 水谷です。

顎が痛い等の顎関節症を抱えておられる方の大きな特徴に、「やたら食事を摂るのに時間が掛かる」というのがあります。
ハッキリした痛みが無くても、今までより倍、中には3倍も時間が掛かる場合は要注意です。
歯のトラブルがなければ、原因の大半が顎を動かす筋肉が正常に働かないので「よく噛めない」、つまり咀嚼能力が著しく低下しているのです。

最近お越しになられた30代女性もその傾向が顕著で、噛む力が物凄く低下していました。
直前に観えられた方が「食事に今までの倍時間が掛かる」と自覚されていたのに対し、そういう自覚がありませんでした。

昨年結婚されたとの事なので、「ご主人と一緒に食事していて自分が遅いと思わなかった?」と尋ねたら、
「旦那が早いと思っていました。よく噛まずに飲み込んでいると思ったので注意していました」との事。
いやいや、余程の早食いだったらともかく間違いなくあなたが遅いんですよ(^_^;)
帰ったらご主人に謝ってねと言っておきましたが、果たして・・・


もう一つ、3年以上通っておられる50代女性。
前回「耳を軽く引っ張って痛がる場合は顎の問題が考えられる」という事を書きましたが(リンク)、この方の場合は正直言って3年以上通っていただいているのに顎の事は度外視していました。

たまたま耳の話をしていたら25年以上前に右顎のクリック音が隣に聞こえるほど大きくなり、当時は口腔外科があまりなかったのですが、大学病院に行ってマウスピースを作った事があると話されました。
その後クリック音がしなくなり放置していたが、今でも食事は左側でしか噛んでいないとの事。
まず右側では噛もうという気がしないそうです。

これは靭帯の弛みは以前に比べてマシにはなっているものの、右顎の筋肉が固くなっている可能性が高い。
口を開けてもらうと、案の定右の開きが遅れています。

という訳で、いつもの施術の最期に顎を少しやりました。
すると、「今まで右顎は一度ずれてから開いていたが、スッと開くようになった」と言われました。

元々踵の痛み等でお見えになったので、私も顎の事は気にしていませんでした。
ある種自己申告みたいなところもあったのですが、まだまだお越しなっている方々の現状がしっかり見えていないな~と反省しております。

楽水庵



「耳を軽く引っ張るだけで痛い」、原因は?

こんにちは、京都長岡京市の楽水庵 水谷です。

最近は頭を施術する際に軽く引っ張ります。
これも頭蓋の筋肉をほぐすのに役立つからです。

我々の祖先はもっと耳を動かせたと思います。
耳自体に筋肉はないので、こめかみやその周りの筋肉を使って動かしていたのでしょう。
今でも動かせる人がいるのがその証です。

ただ、元々耳を動かせたのが必要性がなくなり動かさなくなった事により言うなれば若干重い耳という感覚器官が頭蓋からぶら下がっている状態なので、少し強制的に動かしてみる事も頭の筋肉をほぐす助けになります。
下半分は結構顔を動かした際につられて動く事がありますが、上半分はなかなか動かないので軽く引っ張ったり回したりするのも良いでしょう。


そうやって耳を軽く引っ張った際、ほとんどの方は痛みを感じません。
しかし中には結構痛みを感じる方がおられます。

私も初めは耳の問題かと感じていました。
もちろん、そういった方もおられるでしょうが、そういった痛みを感じられる方のほとんどが顎の問題を抱えておられます。
特に顎関節周辺の「外側翼突筋(がいそくよくとつきん)」という下顎骨を開ける筋肉が固く癒着している場合に耳まで影響を受けるようです。
「耳鳴り」の原因も顎からという事もあります。
そして、そういった方に顎の施術をしてから再度耳を引っ張ってみると痛みが出ません。

「口が開きにくい」、「口を開けると顎が痛い」等の症状も勿論顎関節症の症状ですが、それほど顎に痛みが出なくても耳を軽く引っ張って痛みが出る場合、その痛みの出ている方の顎関節は状態が良くない可能性が考えられます。
気になる方は一度試してみてください。
そして痛い方の奥歯で自分の指を軽く噛んでみてしっかり圧が掛かっているかチェックされた方が良いでしょう。


楽水庵



「足趾が床・地面を押さえられない」

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

最近お越しになられる方に多く見られる兆候が、「立っていても足元がフラフラする」というものです。
踵の方にばかり重心があり、足趾(足の指)を動かしている感覚がないそうです。

そういった方のひらめ筋をテストしてみると、左右共に筋低下が見られます。

ひらめ筋は「抗重力筋」と呼ばれる筋肉の一つで、立っている時に常に使われています。
その機能は「足趾を踏ん張る」、つまり足の指で床・地面を支える事です。
よく解剖学の本で、『身体が前に倒れるのを防ぐ』と書いてありますが、もう少し親切に書くと「身体が前に倒れそうになったら足趾で踏ん張って防ぐ」という事です。
『身体が前に倒れるのを防ぐ』だけではもう一つ意味がピンとこないものです。


また、仰向けになって足元の方向に私が指を引っ張りそれに抵抗してもらうテストをすると、母趾(親指)や小趾(小指)は抵抗できるのに対して3趾(中指)は全くというほど抵抗できません。
その際に皆さんが口を揃えて言われるのは、「どこに力を入れていいか判らない」。


この現象はどこから来ているのかというと、仙骨内にある仙椎1-2番間の椎間板が詰まっているせいです。
ここの詰りが仙椎2番から出ているS2神経の流れを圧迫します。
先ほどの3趾に力が入らないのは、正にS2神経の圧迫が原因なのです。
S2神経は下肢の背面(後ろ側)を通っています。
ですので、こういった現象の方の太腿の前と後ろを触ってみると、後ろの皮膚感覚が前のと比べてかなり薄いのです。

こういった現象はS1-2番間にジェルフィッシュテープというテーピングを貼って隙間を作ってあげると神経の通りがよくなって解消されます。
貼った直後に立ってもらうと、皆さんしっかり立てておられます。
そして、「足の指を感じられる」という感想を述べられます。

そしてもう一つ、このテーピングでS1-2間の詰りを解消すると後頭部の張りも緩和される方が多いのも特徴です。
神経の繋がりかどうかまでは私は判りませんが、ひらめ筋の機能低下などにより足首の動きが良くなる事が理由ではないかと推測されます。
足首と首や頭部は密接に関連しているものですから。

最後に、では何故こういった症状になるかというと、寒さで首をすくめることが多いからではと考えています。
首をすくめると、脊柱のアーチが乱れがちになり仙骨付近にストレスが掛かる可能性が十分考えられます。
スマホを長時間やっているのも原因の一つになるかも知れませんね。

楽水庵





年配の方の転倒防止にも

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

以前紹介した『リスフラン関節』という足部の関節ですが、この関節の靭帯に問題のあった女子高生を施術し、またその直後に足底筋膜の痛みで来られたランナーの方(リンク)以後お越しになられた方々のリスフラン関節を全てチェックしています。

やはり皆さん左右どちらかに問題があり、レッグランジをやってもらうと問題のある側が安定しません。
それをチェックした後にテーピングをして再度レッグランジをしてもらうと、皆さん本当にしっかりと問題のあった側のレッグランジができるようになります。

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それともう一つ判ってきたのが、リスフラン関節に問題のある側は後脛骨筋(こうけいこつきん)という足部を内反したり足趾を踏ん張る筋肉の機能が低下している事です。
安定しないから踏ん張り過ぎなのかどうかは判りません。
リスフランにテーピングすると即座に足裏に出ていた足底筋の関連痛が消えるのと同様に、少し説明できない現象ですが傾向としては間違いなくあります。

また最近高齢の方(当院は自費という事もあり、あまり高齢の方は来られません)を何人か施術する事があり、やはりその方達もリスフラン関節の靭帯が弛んでいました。
という事は、弛んでいる側の足元が、特に体重を掛けた時にふらつきます。
特に歩き出した1歩目が弛んでいる側だとかなり不安定になります。
私の母親(今年10月に死去)は3回転倒・骨折しましたが、その全てが動き出しの1歩目でした。

筋力、特に股関節の筋力がしっかりしている間は、少し足元がふらついても踏ん張れます。
しかし、高齢になって筋力が低下していたらそうはいきません。

もちろん、そうならない為の高齢者の筋力トレーニングも非常に重要です。
それでも足元がふらつかないようにする調整をしてあげるのが先だと考えます。
その上で筋力低下しないようにトレーニングするのがベストでしょう。


楽水庵








末端の筋肉を調整すると・・・

こんにちは、京都長岡京市の楽水庵 水谷です。

2枚の画像を紹介しますが、これでかなりコンディションが良くなります。

20171216koukai3.jpg

1枚目の画像は、手の母指球にある筋肉の『筋膜トレーニング』を指導している場面です。
この母指球の中には、「母指対立筋」「母趾内転筋」と呼ばれる母指(親指)を他の指に近づける筋肉があり、親指を反らす筋肉と密接な関係を持っています。
手仕事やデスクワークをしていると、ここが非常に疲れます。
私も(特に冬)仕事が忙しいとここが固くなり親指が曲がりにくい「バネ指」の症状に結構なりました。
そうなると今度は筋膜の繋がりで首も張ってきて、結構辛いものでした。

しかし、この筋肉達を筋膜トレーニングでしっかりと収縮させると、却って非常に柔らかくなります。
私自身がそうです。
施術の度に、お越しになっている方に指導する際に見本を見せているものですから(笑)
この筋膜トレーニングをした後に頸椎や肩関節の可動域をチェックすると、する前に比べてかなり可動域が向上します。

運転中の信号待ちや通勤・通学途中等どこでも直ぐにできます。
特にスマホで指を結構酷使している方は是非やってもらいたいですね。

20171218okushima.jpg


2枚目の画像は、小趾外転筋(しょうしがいてんきん)と呼ばれる小趾(足の小指)を外に動かす筋肉に対するテーピングです。
SLRテストと呼ばれる、仰向けに寝た方の片方の脚を、膝を伸ばしたまま上げていくテストがあります。
この際何がしかの原因でどうも挙がりにくい場合、この筋肉が正常に働いているかチェックしてみる必要があります。

この画像の男性の場合、自身で「どうも左の小趾が動かし難い」と言っておられたのでテーピングしてみました。
するとテーピング前と比べてSLRテストをすると、本当に軽く左脚が挙がりました。
可動域も向上しています。

やはり末端の筋肉等に問題があると動きの制限が強いようです。
てこの原理でもそうですよね。
可動域が向上すればそれで良いという訳ではありませんが、スムーズに動くという事自体抱えていた問題が解消したと考えて良いでしょう。


楽水庵


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