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楽水庵ブログ 2018年8月

国体ビーチバレーボール競技のサポートに行きます

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

あるご縁で9月9日~11日に福井県小浜市若狭の「鯉川シーサイドパーク」で開催される「福井国体ビーチバレーボール競技」のサポートをさせていただく事になりました。
私はインカレボート競技でブースをする為に9日はお連れさんにお願いし、10日・11日に行かせてもらいます。




ご縁は昨年夏に福井県美浜町で開催された「全中」全国中学生ボート選手権でありました。
この全中は福井国体のリハーサル大会を兼ねていました。

そこに今回ご縁のできた小浜市を含めいろんな国体各種競技が行われる市町村の担当の皆さんが視察に来られていました。
確かに小浜市の方々が私達のブースに来られ名刺を渡したのは覚えています。

加えて日本ビーチバレーボール連盟から救護班にテーピングができるスタッフの要望があったとかで、私達に打診が来ました。
それも正式スタッフとして。

愚痴はここではあまり書きたくないですが、インターハイでは2年連続で救護としてではなく「売店」としてやらざるを得ない状況だったので、この扱いは大変ありがたい事です。

加えてギャラは発生しないものの、交通費・宿泊日は全額出してもらいます。
もう一度インターハイでの愚痴を書きますが、「売店」扱いになるのでテント代(昨年は私が全額出しました。今回はキネシオテーピング協会東海支部が出しました)を払わされたのとは上下全然違います。

ビーチバレーボール競技のサポートは初めてですが、以前当院に通われていた女性がビーチもされていてお聴きしたところ、インドアに比べ衝撃は少ないものの砂浜で踏ん張らなければいけないので股関節等には負担が強いのでは、というアドバイスをいただきました。
確かにネット画像をチェックしていたら、確かにそういうところにテーピングしている選手が多いですね。

精一杯出場選手に良いプレーをしていただけるよう頑張る所存です。
加えて、インターハイ等でいつもブースに寄ってくれるM方高校の選手達に、時間が合えば帰りによってケアしてあげたいですね。


楽水庵

 

乱視がほとんどなくなった!首?

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

これも全くエビデンスのない話で申し訳ありませんm(__)m
ただ興味深い話なのでアップさせてもらいます。

私は小学生半ばから近視で乱視も結構ひどく眼鏡では視力補正が厳しいので、ずっとハードコンタクトレンズを使用していました。
ハードレンズだと乱視がかなり矯正できますので。
それでも夜疲れた状態で運転していると、街灯がダブって見えたりしていました。


それが最近遠征が多く、夜遅くまでコンタクトを着けたままでは眼に良くないので、コンタクトを外し眼鏡で運転しています。
眼鏡も主に読書を目的としたコンタクトよりも少し度を弱めたものなので、昼間はともかく夜に運転するのは最初不安でした。

ところが案外大丈夫でした。
コンタクトに比べて特別見辛いという事もなくスムーズに運転できています。


そうした中、3ヶ月に一度行っている定期検診にこの間行ってきました。
ハードコンタクトのクリーナー等の購入も兼ねてです。
こういう用品は1年分纏めて買えますが、そうすると定期検診になかなか行きません。
この歳になってくると眼には結構神経質になるので、用品も3ヶ月分にしておいてそのサイクルで定期検診にここ数年行くようにしています。

そうすると、着けていたハードレンズが流石にもう限界でこれ以上装着するのはお奨めできないので作り直しましょうという事になりました。
眼鏡もセール中でフレーム・レンズ共に割引中だったので、一昨年に作ったのがフレーム・レンズ共にやばくなってきていたので作り直してもらったところでした。
少し散財になり辛かったのですが、眼に必要以上の負担を掛けられないのでコンタクトも作り直す事にしました。

その際に最近戸田とかの遠征が多いので、ハードレンズだと何かと大変なので使い捨てレンズ(ソフト)が良いと判断。
以前カヌーに乗る時だけ使い捨てレンズを使っていて着けるのに手こずっていた事があり少し不安でしたが、テスト用を着けている時にスタッフの方にアドバイスをもらったら結構容易に着けられるのが判り安心しました。

それでもう一度補正視力のチェックをしたのですが、その時に意外な事が判明。
依然強かった乱視がほとんどなくなっていたのです。
左に少し残っていたので一応乱視用のレンズにする事になりましたが、それも極めて弱い乱視との事。
2年前に眼鏡を作る際には右に乱視用を入れましたが、それは必要なくなりました。


その事で眼鏡を作り直す際に、「前のと同じ度で良い」と言ってしましましたが、それでは具合悪いだろうともう一度検査をし直しました。
レンズに在庫がなく取り寄せだったのでラッキーだったかも。

正直眼鏡で最近ハッキリ見えるようになったのでコンタクトは必要なくなったので眼鏡オンリーでも良いぐらいなのですが、眼鏡無しだと開放感があるのでこれからは体調やスケジュールでどちらにするか決めようと思っています。

後気付いたのは、使い捨てレンズを使っていると「目ヤニ」があまり出ないという事。
毎日新しいレンズを付けるのでアレルギーが出にくいようです。


長々と書いていますが(笑)、さて本題です。
向こうのスタッフによると、乱視が勝手に改善するというのはかなり珍しいとの事。

では、どうしてなのでしょうか?

最近毎朝四股を踏んでいます。
今週になって160回踏めるようになりました。
通っておられる方によると四股を踏んで乱視が軽くなった人がいると聞いたとの事。

四股の影響もあるのでしょうが、私自身が一番感じるのが『首が楽になっている』、これが一番の要因ではないでしょうか。
20代の頃少しの間鍼に通っていた事がありますが、その時にかなり首の張りが強いと指摘された事がありました。

それが現職に転職し、それもここ最近C3テープの効果を発見し、もちろん施術にも使っていますが自分自身にも常に貼っています。
散髪等で剥がした後も必ず貼り直すようにしています。

そうすると、確かに楽です。
ただし、「いきなり楽になった」というより「自然に楽」なのです。

それが眼にも好影響を与えている可能性があります。
特に私は右C3が詰まっているので、右乱視が改善されたのかも知れませんね。

首の張りと乱視、この関連性がデータとしてあるのかどうかは判りません。
試させてくれるところがあればやってみたいですね。

*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。


楽水庵


 

名古屋で大学ボート部に講習して感じた事 その1、肩編

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

先日(8月24日)に名古屋に行き某大学ボート部にテーピング等の講習をしてきました。



講習の主眼は、『整え鍛え、更に鍛え整える』という正の連鎖をしていく事。
そうすればもっと上のステージが見えてくる、その為には普段から自分の状態・バランスを確認する。
自身だけでチェックするのは難しいだろうから、常に決まった人とアップやクールダウンして相互チェックを勧めておきました。

皆さん錯覚されているかも知れませんが、トップアスリートだからといって皆バランスが良いとは限りません。
それでも強いのは、「ポテンシャルが高い」からです。
それをポテンシャルが低い選手が同じ事をしても強くなる訳がないのです。
ポテンシャルが低いのなら、まずバランスを整えて質の高い練習・トレーニングができるようになる必要があります。

えてして、皆さん練習・トレーニングに「質よりも量」に重きをなす傾向があります。
しかし、質を伴わず量だけを追い求めていくと、得られる効果はほとんど期待できず逆に怪我のリスクだけ増します。
強い選手達はポテンシャルが高いからそれだけの練習量をこなせるというのを忘れてはいけません。

これも何度も言っていますが、決して私は「ハードトレーニング否定論者」ではありません。
ハードトレーニングをこなせない状態の選手達にダラダラと長時間きつい事をさせる指導者達に怒りを感じているだけなのです。


さて、大学のボート部員、特に男子に多い症状の一つに「肩」の問題があります。
高校からボート部でやっていた経験者の多い大学もあるでしょうが、ほとんどの大学は未経験者が入部していきます。
そして、中高時代野球をやっていた選手がかなりの確率でいます。

そういう選手は皆と言っても良いぐらいの確率で利き腕側の肩関節を傷めています。
具体的には『烏口肩峰靭帯』という上腕と胸の筋肉をリンクさせる靭帯を損傷しています。



こういう「テイクバック」のポジションを頻繁に行う動作が多いと、肩の関節が開いた時に本来縮んでくれなければいけない靭帯に少しずつ弛みが生じてしまうのです。

このままだと、トレーニングだとベンチプレスをすれば利き腕側が挙がらず潰れるし、ローイングですと肩の状態が不安定なのでしっかりドライブ前半で「ハンドルにぶら下がる」事ができなくなります。
苦し紛れに無意識にドライブ前半から肘が曲がったような漕ぎになってしまうのです。
そうすると体重移動が上手く使えず、また変な身体の使い方をするので新たな故障の原因にもなります。

こういう状態になっている選手にその状態を指摘するだけでは、根本的な解決はできません。
「ぶら下がれない」本当の原因を見つけてあげなければいけないのです。

こういった選手は烏口肩峰靭帯にアプローチしてあげると肩の動きが格段に良くなりますし、ローイング自体も良くなります。

本当は入部した時にチェックして対策してあげる事ができれば、そういう選手達はもっともっと伸びる可能性を秘めています。
しかし、実際は肩が原因でパフォーマンスが思うように伸びず逆に怪我したりする事が多いのです。
ですから、これからもこういう事は啓蒙していこうと思っています。

野球以外には、テニス・バドミントン・バレーボール、そしてバスケットボールとかをやっていた選手もこういう症状を持っているケースが多々あります。
大抵が右利きなら右肩なのですが、中にはラクロスのように右利きの選手が左に振りかぶる動作をするスポーツもあります。
また、現在通っている大学生女子は中高時代に運動部に所属していなかったのですが、左の烏口肩峰靭帯を傷めていました。
これは彼女がブラスバンド部でコントラバスを演奏していたせいだと思われます。
コントラバスを支える左腕の形が、ちょうど野球とかでやる「テイクバック」に近いせいです。

このように新しく入ってきた人に対しては、運動歴を含めた活動歴みたいなのを聞きとり該当するようなものがあれば必ずチェックするのがお奨めです。
そうする事によって、スポーツ障害(すでに起こっている可能性が高いが)を未然に防ぎ、その人の競技パフォーマンスを容易に上げてくれるでしょう。

*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。

楽水庵

戸田で体験会を複数回開催してきました

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

この間(8月17日~19日)にまた戸田に行ってきました。
16日の夕方早目に京都を出たのですが、新名神で結構な渋滞に巻き込まれました。
まあ、お盆だから仕方ないですけど。

今回戸田では施術も行いましたが、大きな目的が2つありました。
1つ目は、来月のインカレでブースをやる場所を確保する事、
2つ目は、大学や社会人クラブに体験会を行う事、
でした。

1つ目は、間に入っていただいた方のお蔭でスッと決まりました。
インカレ及びオックスフォートレガッタは来月6日から9日まで開催されますが、その間フルで選手をサポートしたいと思っています。
一人でやれるか少し不安もありますが・・・


そして、2つ目。
これもいろんな方のお蔭で大学のボート部2校と社会人クラブに行ってきました。

18日には、大学2校に。
そのうち1校はほとんどの部員が参加してくれ、こちらもその多さに驚いたぐらいです。
講習だと参加者全員にこちらの意図を理解してもらうのは大変です。
しかし、体験会だとこちらがテーピングをした人の可動域や動きが変わったのを確認してもらえれば大丈夫です。
結構皆さん食いついてきました(^_^.)

もう1校は女子部員2名と男子マネージャー1名。
その前日にマネージャー君と話していて、私が「漕手は最後まで漕手であってほしい、怪我とかでマネージャー等になるというのを防ぎたい」と言ってら、「実は僕も腰が悪くてマネージャーになったんです」と。

そして、そのマネージャー君にテーピングをしたところ非常に腰が楽になって、これなら漕げそうな感じになりました。
例え対抗選手でなくても、マネージャーをしもっててで漕いでくれたら嬉しいですね。


そして、19日には社会人クラブ。
そこのシニア、仕事をリタイヤされてローイングライフを楽しんでおられる方々を対象に考えていましたが、残念ながらそちらは希望者無し。
その代わり(仕事では)現役世代の方々が興味を持ってくださり、そこに大学生も2名参加で行いました。








日頃から皆さんの悩みの「スカルで肘の引きが左右違う」等の悩みを建ったテープ1枚で解決したら大変驚かれたし、また喜んでいただけました。



こういう顔を見たい為にやっているのかも知れませんね。

何度も私のセミナーを受けてくれている東大OBの方もおられ、私のテーピングの進化に感嘆してくれました。

まだまだ戸田では私の知名度は高くありません。
今度のインカレ・オックスフォードレガッタでブースをやりつつ、更にまだテーピングを体験していないチームに受けてもらうように積極的に働きかけていくつもりです。

*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。


楽水庵



 

大忙しで死にそう(?)だった・・・関西選手権

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

先日8月11日・12日と大阪府立漕艇センターで開催された関西選手権のサポートに行ってきました。

関西選手権でのサポートは実は初めてでした。
昨年まではそういうものは認めないという頑固な一部の理事がおられ、その方と私がもうかれこれ30数年の仲だったので私も気分を害して「そんなら誰が行くか!」てな感じで全く興味が持てませんでした。

ところが、今年の1月に行われた「マシンローイング近畿大会」の際に大阪ボート協会の専務理事に「今年の関西選手権来ない!体勢変わったから」と言われ、それならと行かせてもらった次第です。

11日は3人体制。
場所は漕艇センターの2階にあるロビーの通路で、メチャクチャ目立つ所でやらさせてもらいました。




それにインターハイで野外テントのブース活動でかなり熱中症になっていたので、エアコンの効いた場所はありがたいですね。
外は2日間とも結構暑かったですので。

それなりに選手も来ましたが、まあ3人でやっていたので何とかなりました。

問題は2日目。
ただでさえ一人でやらなければいけないのに、うちに通っていたO阪大学のK君(5回生)が1回生を「無料やから行ってこい」とそそのかしたので、「すみません、O阪大の1回生〇〇ですけど・・・」というのがやたら沢山来て、本当死にそうになりました(笑)
ホンマ本人にも言いましたが、向こうの監督に一度ご飯をおごってもらわなければ割に合いません。

まあ、それでも皆さんの悩みを解決して、またアドバイスをする事によって感謝してもらえたのだから良しとしなければ。

それに、弟子の恩師(ボート)のサポートもして見事優勝されたのも報われた感がありました。



忙しかったですが、自由にやらせてもらえたのでまた来年もサポートに行きたいと思っています。

*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。


楽水庵

 

腓腹筋や腓骨筋の機能が低下している場合・・・

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

最近見つけた傾向です。
下腿部、特にふくらはぎの筋肉の中で腓腹筋という一番表にある筋肉、
それに腓骨筋という外側の腓骨に沿って走っている筋肉、
この2つの筋肉の機能が同時に低下しているケースが良くあります。

今までは別々に調整していましたが、このケースのほとんどですが、
「足底方形筋(そくていほうけいきん)」という踵の中にある小さな筋肉に原因が見られました。


ですから、足底方形筋にアプローチするとこの上記2つの筋機能が回復するケースがかなりあります。



少しふくらはぎの具合が良くない時、踵の両側を挟み込むように土踏まずの方向に誘導してみてください。
ふくらはぎが軽く感じられるようなら足底方形筋が原因でしょう。

*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。


楽水庵

灼熱の全中・そしてインターハイ(インハイ)、そして「人生のある勝利」

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

夏はボートの全国大会が数多く開催され、そのサポートで走り回っているせいでなかなかブログの更新ができませんでした(^_^;)

まず、7月15日・16日と岐阜海津町の長良川国際レガッタコースで開催された全国中学生ボート選手権(全中)のサポート。
元々はこの長良川が全中のホームコースらしいのですが、私達は2年前からの参加で、一昨年(石川)・昨年(福井)と北陸での開催にさんかしていたので、長良での活動は初めてでした。

私自身2005年に開催された世界選手権で一度観戦に訪れただけでした。
その時は世界選手権用に仮設の建物等が数多くあったので、今回行ってみると風景がかなり異なっているので戸惑いました。



それはさておき、結論から言うと全中は酷暑の為に決勝は行われませんでした。
初日も暑さの為に敗者復活戦を取りやめたのですが、2日目は暑さに拍車が掛かり熱中症で倒れ救急車で搬送される選手が続出、主催者の日本ボート協会が暑さ指数(WBGT)が31℃という運動は即中止レベルに達していたという事で、準決勝が終わった時点で残りの順位決定戦・決勝戦を中止するという判断を下しました。


私自身も今回でよく判りましたが、中学生ぐらいだとまだ体温調節能力が未発達だそうです。
そして、「発汗よりも放熱」で体温を逃がそうとするので、体温よりも気温が高いとダメージが大きいようです。
傍で見ていても顔を真っ赤にしている中学生を見ていると痛々しかったですね。

この中止の判断は英断だったと思います。
まだまだ先の長い中学生達に無理をさせる必要はありません。
「暑い中でやる事により体力が付く」という老害達がいますが、決してそんな事はありません。
少しは暑さへの耐性は付くでしょうが、体力は削られますよ。

第一、我々大人はこんな暑さの中でやった事がないんです!
気温が30℃を超えたらニュースになった時代を覚えていない「ただの健忘症」ですね、困ったものです。
本当に暑い中無理をしたら、命に別状はなくても脳や腎機能にダメージを与える事もあるそうです。


そして、7月30日から8月2日まで愛知県東郷町の愛知池で行われたインターハイ、私達は「インターハイ」で馴染んでいますが、今の高校生達は「インハイ」と呼んでいますね、

直前に台風が来て公式練習が中止になりぶっつけ本番になるなど運営側も大変だったようですが、私達も屋外テントでの活動だったので大変でした。

今から考えると私自身も軽い熱中症になっていましたね。
なんせ、普段は頻尿かと思うほどトイレに行く私がですよ、朝7時から夕方まで現場にいて、それも大型のクーラーボックスを用意して水分や塩分補給を十分している筈だったのですが、それでもその間に2回、それも濃いおしっこが少し出るだけでした。

それと、やっぱり「来ていた」と思われたのが、O製薬さんには申し訳ないのですが「○カリスェットをそのまま飲んで旨いと思った事」ですね。
○カリはハッキリ言って健康な状態で飲んだら「濃い」と思います。
昨年福井で行われた全中、この時も非常に蒸し暑いと感じていたのですが、その時でも○カリをもらったら味が濃すぎて半分に薄めたぐらいでちょうど良いと感じたものです。
それがそのままでちょうど良いと感じるのですから、かなりダメージを受けているという事ですね。

今回のインターハイはブースが選手の待機所から結構離れていたので、果たして来てくれるのかなと心配していました。
まあ、それはそれで暇な時間があれば、そこで勉強会になっていました。
東海支部の支部活動に私がボート専門競技指導員で応援に行くという形で、私のテーピングを勉強するという目的もあったので。
いつも全中等で一緒しているお連れさんが東海支部長なので、「それだったら東海支部の勉強会に呼んでよ」と言うと、「そんな予算はありません」と。
上手い事人を使ってくれます(笑)


まあ、それでも選手達は来てくれて、特に今年国体が開催される福井県のM方高校の面々。
彼は本当に貪欲ですね、特にO野君なんかいつも「ニコッ」と笑いながら何度も来てくれました。
男子舵手付クオドルプルで優勝してくれましたね。
500mまでリードされていましたが、その後鮮やかに逆転しました。



もちろん来てくれた選手達が優勝してくれるのは嬉しいものです。
しかし、レース前にキネシオテーピングしたからといって優勝できるほど勝負は甘くありません。
キネシオテーピング法はあくまで元々その人にあったポテンシャルを、皮膚・筋膜・関節・靭帯・神経等を整えて「正常な状態に戻す」しかできませんので、『貼ったら必ず勝つ』みたいなものではありません。
やはり勝つ為には厳しいトレーニングが必要です。
そのトレーニングでの怪我防止や更に効果を高める為のツールがキネシオテーピングなのです。

だから、優勝したのも嬉しいですが、準々決勝で敗退した選手本人や監督・コーチがレース後にブースを訪ねてきて、「負けましたが(本人は)納得したレースができました。ありがとうございました。」と挨拶してくださったのが本当に身に沁みました。

残酷なもので勝者は常に一人(クルー)しかありません(たまに同着もある事はありますが)。
確かに途中で負けたの事実でしょうが、そういった「納得(満足)できる」状態でレースに臨めるよう一人でも多くの選手をそういった「人生のある勝利」を享受してもらえるようこれからも頑張っていきたいと思います。


*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。

楽水庵

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