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楽水庵ブログ 2012年11月

腕や手の痛みと首の関係

腕の付け根辺りや手首周辺とかの痛みは、その周りの筋肉を傷めている事もありますが、
案外首の筋肉の状態が悪い場合が多いです。
よく解剖図で皮膚をそいだ状態のがありますね。
あれの表面を覆っているのが筋膜(浅筋膜)です。

筋膜は一種のボディスーツみたいなもので、
あるところが引っ張られると別のところにも影響してきます。
セーターで首の所を引っ張ると袖も首の方へ引っ張られますよね、
その状態が皆さんの腕や手に出ていると思ってください。

もちろん、検査しないとはっきりとした事は言えませんが、
もし、ハッキリした原因が思い浮かばない腕や手の痛みがあり、
またそれが長引いている時には次のエクササイズをしてみて下さい。
楽になるかも知れません。

主に腕や手の痛みに関わっている首の筋肉は斜角筋とで左右各々3つあります。
その3つの筋肉のエクササイズです。左を例に上げます。
まず、顎を右上に上げながら首をゆっくり曲げてください。
その際に首の左前の筋肉を意識するように。ゆっくり10回、10回目に10秒静止。
次に首を肩の方へ真横に倒してください。肩があまり上がらないように。
これも首の左側の今度は横を意識して先程と同じ回数・秒数で。
最後に右斜め下に顎を向けて首を曲げてください。今度は首の左後ろを意識して。
これも同じ回数・同じ秒数でやってみてください。

左が終わったら、右も同じ要領でやってみてください。
腕や手が痛くない方でもこれをする事によって、偏頭痛とかが緩和される事もあります。
どこでも気軽にできるので、是非試してみてください。

スポーツ選手にとってのコンディショニングとは?

最近ある競技をされている方から一度コンディショニングしてほしいと依頼がありました。
ただ、今はそんなに疲れていないのでトコトン追い込んでクタクタになったら
お願いしに行くという事なので、気分を害されるのを承知で意見させていただきました。
この方と私のコンディショニングに対する認識が違うからです。

この方は疲労回復=コンディショニングと捉えられているようです。
確かにそれも含まれますが、、トコトン追い込んでも故障しにくい体を目指す為、
また、そう疲れていない時にその人の特徴を把握し、バランスを整え、
どれだけその方が潜在能力を持っていらっしゃるのかを確認していただく、
そして、、その上のステップにいってもらう為に何をこれからしていくべきなのかを
考えアドバイスしてもらうのが本来のコンディショニングだと思います。
疲労蓄積でお越しになられても、疲労を取るのが精一杯になる恐れがあるのです。

という訳で、できれば普通の状態で来ていただくのがベストだと考えます。

簡単な足趾と足底筋膜のエクササイズ

前回、足底筋膜のお話をさせていただきました。
今回は足底筋膜及び、これもよく話に出てくる足趾のエクササイズを紹介します。
私も毎日やっています。
また、これをするだけでもリフレクソロジーという施術があるように、
足裏には様々な器官の反射区があるのでいろんな面での改善が期待できます。

エクササイズといっても、要は足の指で「パー」と「グー」をするだけです。
「なーんだ」と思われるかも知れませんが、果たしてちゃんとできますか?
片足ずつ集中してする事をお勧めします。
椅子に座ってする場合はする方の足を台の上に挙げてすると効果的です。
まず、足の指を拡げましょう。 この際意識するのは主に土踏まずの内側、
ここに母趾外転筋という親指を拡げる筋肉が走っています。 
最初は上手くいかないかも知れませんが、土踏まずの内側を意識でき
なおかつそこを硬くできるようになればOKです。
余裕ができれば今度は小指も拡げられるように意識してやってください。

次に全部の指を丸め足裏全体で「グー」を作る感じで丸めてください。
この時に特に土踏まずが触って硬くなっているように頑張ってください。

何気ない事ですが、これができるかどうかで
皆さんの生活の質はかなり変わります。

足底筋膜

どのスポーツにも言えますが、足裏を効果的に使えるかどうかが非常に大事になってきます。

足裏には足底筋膜というものがあり、それを瞬間的に硬くする事ができると
床や地面からの反発力を利用でき、脚力等を有効に使えるのです。
逆にマラソンランナーなどが足裏に痛みを発症し、練習もできなくなるような症状も
この足底筋膜に炎症を起こしているケースが多いのです。

足底筋膜のエクササイズ自体はそう難しくありません。
足の指でグーを作る感じで足の裏自体を丸めるように、手に例えるとげん骨を作るイメージで
足裏に力を入れる、といった事を日に1回でもすれば段々と力は付いてきます。
一番簡単なエクササイズは、足の指でしっかり床を掴んで踵を上げる、これだけで大丈夫です。
歩く際も踵で着地して爪先でリリースするまでの間にギュッと足裏に力を入れるようにすれば
颯爽と歩けるようになります。

ただ、外反母趾や指上げ足、開帳足などで普段から足の指が上手く動かせない、
重心のバランスが悪い方はまずそれを矯正してからこのエクササイズをされると良いでしょう。

女子駅伝を見ていて

この前の日曜午後までボランティアをする予定が雨で昼過ぎに中止になってしまい、
帰ってから大学と実業団の女子駅伝を立て続けに見ていました。
そうするとやはり前々から感じていたのですが、
腕の振りが明らかに推進力になっていない選手が多々見られました。

もちろん足の運びも大事ですが、腕を効果的に振る事によって体幹も安定し、また腕を後ろに引いた反動で
脚も大きく前に出ますので、結果的に歩幅やピッチに好影響を与えてくれる筈です。

見ていて多いのが腕を左右に振りすぎている選手です。
股関節と同じく肩関節も完全に直線的な動きはできず回旋しながら屈伸するものですが、
その範疇を越えている人が多々見られるのが残念です。
また腕を胸の前で抱え込むような感じで振っている選手も見かけられます。

確かに長距離走は心肺機能が一番ものをいいますので、
本人の走る際自分のリズムの取りやすい振り方をさせているのかも知れませんが、
更に上のレベル、ケニア勢のような理想的な腕振りのできる人たちとは勝負にならないでしょう。

少し、肩甲骨周りや鎖骨周りの筋機能を改善するだけでもっと効果的に腕が振れます。

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