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楽水庵ブログ 2013年5月

青少年期の女子に対する配慮

中学生や高校生、そして大学生とかのスポーツ障害治療をしていて感じるのは、
女子の方が男子に比べ椎間板ヘルニア等になりやすい、という事です。
それも、正しく受傷するようなアクシデントがないにもかかわらず、というケースも多々あります。
筋力が弱いと言う事も一因でしょうが、果たしてそれだけでしょうか?
 
私が男なのであまり実感がないので申し訳ないのですが、
どうも女子はホルモンバランスが崩れている時にちょっとした事で受傷しやすい感じがします。
ホルモンバランスが崩れている時は靭帯などの軟骨系にかなりの影響を与えているとも言われています。
特に月経時等の運動は慎重にすべきで、症状が重い場合は思い切って休んだりした方が良いと思います。
それは軟弱なんかでは決してなく、より良いコンディションでトレーニングを積み、
より高いステージに上がる為の手段だと感じます。
 
特に指導者の方はこの点に留意して指導していただければありがたいです。

本当に必要な手術?

昨年12月に友人が膝を傷めている教え子を連れてきました。
中学時代バレーボールをしていて内視鏡手術をしたそうです。 膝周りだけではなく、股関節や下腿部を含めて調整したら痛みがほとんど消えたので、
このまま保存療法でやっていけば大丈夫だろうと思っていました。

久しぶりにその友人と会って話を聞くと、その子の主治医が結構整形の有名なドクターらしくて、
どうも強硬に手術を勧めたそうです。
友人も反対したらしいが、結局オペをして今リハビリ中だそうです。
今回が3回目で、前2回は結局失敗だったとの事。

本当に必要な手術だったのか?確かに膝だけみれば手術した方が良いのだろうが、
その子の場合股関節のバランスとかが悪かったので膝に負担が掛かっていたのも事実。
そのバランスを良くしなければ膝にまた負担が掛かってしまう。
いたちごっごのような気がしないではない。その友人ともしばらく連絡が途絶えていたが、
そういう経緯があったので、私に話しづらかったようです。

「木を見て森を見ず」治療家として一番やってはいけない事です。
その子の順調な回復を祈っていますが、
本来なら必要のないリハビリだったのではないかと、また人の体を弄ぶなと憤りを感じています。

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