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楽水庵ブログ 2018年1月

「変なタコがなくなった」

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

もともとは顎の痛みでお越しになって今も定期的に通っていただいている20代女性ですが、通うようになって今まで気になっていた足裏の変なタコがキレイになくなったと前回お越しになった際に行っておられました。


足裏のテーピング及び全身の調整が功を奏したと喜んでおります。
テーピングでアーチができ、全身の筋機能がスムーズになる事によってしっかり立てるようになったからでしょう。

私自身はアーチが良いものであまり変なところにタコができないのですが、結構足趾の付け根の中央部分にタコができてしまっている方がおられます。

そうなると、元々「3点支持」といい「母趾球・小趾球・踵」の3点で身体を支えるものですが、それができていないので中央部分にできたりします。
タコがあると更に3点支持は困難になってしまいます。

結構小まめに足裏のテープを貼り替えてもらっているのもあるでしょうが、なくなると本当に楽でしょうね。


楽水庵



 


「二度と出るか!」と思ったが・・・マシンローイング大会出店及び出漕

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

今月14日滋賀県大津市の「ウカルちゃんアリーナ」(滋賀県立体育館)で開催された「第30回全国マシンローイング大会近畿大会」に行ってまいりました。

ここ数年はこの大会で毎年テーピングサービスを行っております。

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今年ももちろんそうだったのですが、昨年までと大きく異なる事が・・・

マシンローイング大会とは、下の画像にあるように「ローイングエルゴメーター」というボートの漕力測定器を使って2000mの距離をどれだけ速く漕げるかを競うものです。

いつもはブースをやるだけで終わっているのですが、昨年春にエルゴメーターを購入した事から魔が差した(?)のか、一度出ようかという気持ちになってエントリーしました。

本当にきついです、このエルゴメーターでの2000mは。
それもある程度判っているつもり(一応、元選手なので)だったので、秋は結構トレーニングしていました。
近所の神社の裏にある100段近くある石段をダッシュで何回か走ったり、サーキットトレーニング、それに京大でのウエイトリフティングの練習等。
しかし、エルゴは時々ダッシュめいた事をする程度でほとんど漕いでませんでした。
やっぱりボートは有酸素運動の比率が高いし、ある程度はしなければいけなかったのですが(^_^;)

年が明けてある程度暇ができても、まだやる気が起こらずダラダラと過ごしていたら「マスターズエリートコースに出てもらいます」との連絡が!
え、何で俺が!!
確かに自己申告のタイムかなり盛りましたが(というか2000mTTなんかやってませんでした)。
マスターズエリートレースって結構歳はいっていても凄く練習している人ばっかり出るレースやん・・・

本当に連絡のメールが来てからしばらくは、「どう穏便に棄権するか?」を真剣に考えましたね。
風邪かなんか適当にでっちあげて会場に行かなければそれが一番なのですが、ブースをやらなければいけないのでそういう訳にもいきません。

気を取り直して次の日からエルゴを引きだしたのですが、滅茶苦茶しんどい(T_T)
2日連続で2000mTTをやったのですが、最初は8分41秒という破滅的なタイム、そして2回目が8分13秒。
まあ本番でもう少し頑張れば8分は何とか切れるかなという感触は得られました。
ただ、それでも申告タイムよりも30秒以上遅いです。
何という身の程知らずだったのでしょう(笑)

口では「死ぬ気で漕ぐ」とか「吐くまで漕ぐ」とか簡単に言えますが、ちゃんとトレーニングしていないとそこまで追い込めません!
まあ、本番では何とか8分は切れました。

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隣のプロコーチ(彼もまた練習不足)が玉砕戦法で飛ばして、彼のモニターをチラ見しながら漕いでいたせいもあり最初の頃は5番手ぐらでしたが、途中から段々と落ちていって結局ブービーでした。

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しかし、本当に地獄でしたね。
ゴール後は「二度と出るか!」と思いましたが、これはこれで年に一度の「苦行」と思ってやってみようと決断しました。

ただ、「マスターズエリートレース」だと選手入場や選手紹介があり、私みたいな者にとっては恐縮なので大会の主管者に「もうマスターズエリートレースに出すのはやめて」と懇願しましたが、「いや、出てもらいます」と。
彼のいう事には、「学生でボートを辞める選手が多いので、いろんな形でボートに携わっている年配の人が出ているレースも見せたい」と。
私も元選手の端くれで、現在選手のサポートが生き甲斐にしているので、向こうにしてみれば該当するようですね。

という訳で、来年に備えエルゴもできるだけ少しずつでも毎日のように漕ごうとしている現在です。


楽水庵






「ぬけぬけ病?」せめてネックウォーマーを

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

私自身は最近テレビを観ないのですが、今年の箱根駅伝でも走行中に片脚に力が入らなくなって失速する選手が何名かいたそうです。
実際大学時代に箱根駅伝を走った事のある俳優さんが「ぬけぬけ病」と名付けておられるようです。
厳密に言うと診断権は医師だけにある特権ですから、勝手に名付けたりしたら「医師法違反」に問われかねませんがね(笑)

さて、ネットニュース等でこの症状が「原因不明」と書かれていますが、そんな事はありません。
以前のブログでもこういう図をアップした事がありますが、今一度。

20180110nukenuke.jpg

これは私を含めて多少なりとも全ての人といっても良いでしょう、左右の違いはあるにしてもこういうクセはあります。
この図のように右の胸鎖乳突筋という首の筋肉の一つが機能低下している場合、一番影響が出るのは右大腿部です。
外側から前面に掛けて左のそれに比べ感覚が鈍くなっていて、力も出辛くなっています。

一言断っておきますが、この図の場合でも右の首ばかり状態が悪いという訳ではなく、左は左で機能低下している筋肉もあります。
ただ、今回話題にしている「ぬけぬけ病」には関係ないので割愛します。


件の俳優さんは、この症状は約20年前から出だしたと書かれています。
その時分に何か我々の生活に大きな変化が起こったでしょうか?

実は携帯電話が普及しだして、携帯でメール等やインターネットができるようになったのがその時期ですね。
最近では「スマホ病」と言われていますが、折り畳みの携帯でもメールの入力を数多くすれば親指の酷使にもなりますし、首もやられます。

元々就寝時の態勢等でその人の首のクセは決まると私は思っております。
ナチュラルな状態で全く左右均衡な状態の人はほぼ皆無でしょう。

それに携帯やスマホの長時間使用が状態を増悪させています。
いくら良いトレーニングをしてもそれ以外の時間選手がスマホばかりして所謂「スマホ首」になってしまっていたら台無しです。


また寒い時期に限ってこの症状が出るのは何故?という事ですが。
恐らくレース本番ぐらいでしかそんなひどい症状は出ないと感じます。
それは要するに冬は練習時とレース時のウエアがあまりにも違いすぎますよね。
練習時はウインドブレーカーとかで結構ガードしているのに、レース時は物凄く薄着ですね。
「脚が冷えるから」と思われるかも知れませんが、運動し続けている限りそれほど冷えません。

それより首むき出しで走っている選手が結構いるような印象です。
先ほども書いたように脚は運動し続けている限りは大丈夫なのですが首は直ぐに冷えます。
積極的に首の筋肉を使って運動している訳ではないので発熱がないからです。

元々のクセ、それを増幅させるスマホ等の仕様、それに首の冷えで一気に胸鎖乳突筋の機能低下している側の脚が動かなくなる、これが「ぬけぬけ病」の正体でしょう。


もちろん首の状態をリセットするのが理想です。
しかし、それを理解しているトレーナーや施術家は多くはありません。
とにかくレース前には特にスマホとかの使用を控え、レース本番ではせめてネックウォーマーをして走りましょう。
「首」と名の付くもの、「首・手首・足首」は暑い時は熱を放散するように、寒い時はむき出しにせず保護してあげる事が大事です。


楽水庵










手に力が入りにくい原因の一つ、ひょっとして腰痛も


こんにちは、京都長岡京市の楽水庵 水谷です。

最近手に力の入りにくい女性がお越しになりました。
残念ながら、この女性の症状については頚部等の問題もありまだまだ解決していかなければいけません。

ただ、そのお蔭で判ってきた事があります。
そしてこれは大なり小なり皆さんにもほとんどこの傾向が見受けられます。

それは上腕(二の腕)の外側の『筋膜がずれる』事によって、その部分の筋出力は影響ないものの、他の部分の筋機能を低下させているという事です。

「外側上腕筋間中隔」という上腕の外側にある、ちょうど上腕二頭筋(肘を曲げる筋肉)と上腕三頭筋(肘を伸ばす筋肉)の間にある、言わば「筋」みたいなものですが、そこの筋膜がずれが大きくなってしまうのです。

すると、上腕二頭筋や上腕三頭筋の筋出力は影響ないのですが、そこから先の前腕に感覚の薄くなる箇所が出てきます。
外側上腕筋間中隔の筋膜のずれが大きくなる事により神経の流れが阻害されるからでは?と思われます。

そして、皮膚感覚が薄いという事はその奥にある筋膜・筋肉の働きも悪くなります。
結果として「手に力が入りにくくなる」のです。

余談ながら、小指に力が入りにくいのは、そのほとんどが後斜角筋の機能低下が影響しているので、こことは原因が異なります。


また、外側上腕筋間中隔の筋膜がずれると広背筋の外側も機能低下します。
広背筋は背中の下半分を覆っている大きな筋肉で、これが機能低下すると腰痛の原因にもなります。
そして、広背筋が原因でギックリ腰になる事はかなり多いのです。

何故広背筋の外側の機能低下を起こすのでしょう?
これも推測ですが、広背筋の停止部(終点)と外側上腕筋間中隔の筋膜がずれている箇所が近い事で影響を受けているのでしょう。

一度左右の手で握り合いをやってみてください。
そして、どちらか力の入りにくい方の前腕を軽く叩いてみて感覚が薄い箇所がある、そしてその側の背中の外側に痛み・違和感があるとすると、その原因は上腕にある可能性が非常に高いと言えるでしょう。


楽水庵







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