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楽水庵ブログ 2016年12月

ハムストリングの激しい痙攣に

京都府長岡京市の 『痛みの探偵!』 楽水庵です。

このブログでかなりの頻度で書いている事柄に、症状が出ている箇所に一番の問題がないケースが多々にあり、それをしっかり把握していかなければ解決しない、という点があります。

先日の男性もまさにそのパターンでした。
施術中に右ハムストリング(大腿部裏側)の激しい痙攣を起こされました。
今まで通っておられた間にその症状はなく、初めてでした。
聞くと、時々症状が出て収まるのに結構時間が掛かるとの事。

結構膝を曲げたりすると痛みが強く出ているので、早く楽になってもらおうと思案。
まず、ハムストリング自体にアプローチするも、あまり効果なし。
次に私自身が臨床で確認している中殿筋へのアプローチも変化は出ず。

念の為、もう一度ハムストリングにEDFテープを貼ってみても、やはり痛みは消えません。

そこで、最後に大腿部表側にアプローチ。
EDFテープを貼ると、症状がピタッとなくなりました!
ふ~、やれやれです。
大腿直筋の問題が一番だった模様です。

途中ヒントはいただいていました。
「奥の方」というものです。
つまり、ハムストリング表面の問題ではない、という事だったのです。

しかし、なかなか一発で見つける事ができず、まだまだ未熟者ですm(__)m
このヒント、本当に大切にしなければいけません。

このように、拮抗する筋肉・アナトミートレインといった筋膜上でつながりの深い筋肉、等症状を起こしている原因は様々です。
「この場合だったらこれ!」と決めつける事無く、広い視野で皆さんのお悩みを解決していけるようになれれば幸いです。

楽水庵


何とか合格(ホッ!)

11月19日から23日まで埼玉県戸田漕艇場で受講した公認ボートコーチの専門科目。

受講直後にテストがあり、結構(自分としては)難問だったので自信があまりありませんでしたが、今日日本ボート協会から合格通知が届きました。
お日柄も良く(笑)、嬉しいクリスマスプレゼントとなりました!

まだ1月29日に共通科目のテストが控えており、これに合格して腫れて公認コーチとなります。
ハッキリ言って「逃げ恥」に大嵌りして(^_^;)、現在逃げ恥ロスに陥っている私としては、これから褌を締め直してしっかり勉強しなければいけません・・・

皆さんにご迷惑をお掛けして8月と11月に集中講義を受けに行っているのですから、しっかりしなければいけませんね、ハイ。

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楽水庵

「こういう体勢だと肩が外れやすい」

『痛みの探偵!』 kinesio ≒ pain buster & performance upper 京都府長岡京市の楽水庵です。

最初は踵の膝の痛みがひどく、そちらの方が最優先だったハンドボールをやっている女子高生。

左肩も亜脱臼気味で、それは固定テープを巻いているという事なので最初は触っていませんでしたが、固定テープでも外れるし膝や踵の状態が結構改善されてきているので、最近では左肩を重点的にやるようになってきています。

肩の安定の為には、ローターカーフと呼ばれる肩の腱板を構成している棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋というインナーマッスルの調整が必要です。
ただ、これは当たり前と言えば当たり前で、彼女のように頻繁に肩を外すには何か原因があると思われます。

前にも書きましたが、開帳足の為に足趾が踏ん張れない為にパスを受ける際に下半身が粘れないのも原因の一つだったでしょう。
ただ、最近になって彼女曰く、「外れる時はいつも左腕を上に挙げた時」と言っていたので、チェックすると僧帽筋の下部の機能が著しく低下していました。

下僧帽筋は拳上した腕を前に押し出す機能を持っています。
これが弱いと、拳上した状態で速いパスをもらうと簡単に後ろに持っていかれ、必然的に肩が外れやすくなっていたのでしょう。

ちなみに、僧帽筋は上・中・下と分ける事が多いのですが、私の見解ではどこか弱い部分があれば全体的に弱っているので上・中・下全て調整した方が良いと思います。

そういう訳で、僧帽筋・ローターカーフ等の調整と、少しばかりの方を安定させるテープ、それらによって左肩の状態も良くなってきています。
チューブトレーニングで下僧帽筋をやるようアドバイスもしています。

よほど無理をしなければ肩が外れるリスクはかなり減る筈ですが、そこはかなりの強豪校で練習もハードな模様で予断を許しません。
でも、できる事なら少しセーブして肩を今少し守りながら練習してほしいと思います。


楽水庵



グリップの太さは適正か?

京都府長岡京市の 『痛みの探偵!』 楽水庵です。

定期的にメンテナンスに通われている男性ですが、両上肢共にリリースでほぐしている時に前腕の腕橈骨筋(わんとうこつきん)に結構貼りがあり、リリースしていると痛みを感じられました。

腕にしろ脚にしろ、狙った処を緩めようとしてそこだけ一所懸命やっても効果は薄い。
何故そこの張りが強くなるのか根本原因を探る必要があります。

腕橈骨筋の張りがある場合、先ず上腕や首の斜角筋をチェックするべきでしょう。
特に上腕二頭筋は重要で、ここが固くなっていると腕橈骨筋は緩みません。

しかし、それでも張りが改善されない場合、次にどこを診たらよいでしょう?
私は親指の付け根の関節(MP関節)をチェックします。
自分自身の場合もそうですが、親指をよく使う人はここの靭帯が弛み気味です。
ここが弛む事によって、親指の関節を使うような動作をすると違和感・痛みが出るのです。

この方もMP関節の靭帯の弛みがありました。
そこで靭帯の弛みをロックするテーピングをして、もう一度腕橈骨筋のリリースをすると痛みが出なくなりました。

では、何故この方が?
この方は毎週ゴルフの打ちっぱなしに行っておられます。
もしかしたら、グリップの太さがマッチングしていないので、握り方が良くないのではと感じました。

訊いてみると、ご自身でもグリップが合ってないなと感じられていたようです。
次回打ちっぱなしに行かれるまでにグリップを適正な太さにされたら症状は出にくいでしょう。


楽水庵



忘年会シーズンのせいか・・・

京都府長岡京市の 『痛みの探偵!』 楽水庵です。

やはりこの時期は忘年会等の宴会シーズンであるせいか、当院に通っておられる皆さんも胃の調子がよろしくない方をチラホラ見掛けます。
暴飲暴食とまでは言いませんが、普段と違い外食も多くなりますし。

今までそういう方に対しては、かなりしっかり目のテーピングをしていましたが、最近では浅筋膜の流れを利用して噴門(胃の入口)と幽門(胃の出口)の筋膜の流れを促進する下のような貼り方をしております。

お腹というのは、人によっては結構かぶれる処で、その為にもこういう軽いテーピングで最大効果を出して行くようにしているのです。
胃の動きが改善すれば気分も軽くなりますね。

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楽水庵

関東滞在中に3回セミナー開催

かなりご無沙汰しておりました!
京都府長岡京市の 『痛みの探偵!』 kinesio = pain buster & performance upper 楽水庵です。

11月18日の夜京都を車で出発、19日から23日まで埼玉県戸田で公認ボートコーチの講習、24日に季節外れの大雪の中東京へ移動。
25-26日と東京海洋大学越中島キャンパスで今回初めて開催されたキネシオテーピング協会認定指導員更新講座を受けました。
26日の夜に八重洲を出発、27日朝に京都へ帰還。
8日間休んでいたのでそれから1週間ぐらい超ハードな生活でした(^_^;)

さて、そんな関東滞在中に縁あって3回もセミナーをさせていただく事ができました。
最初は、今年の全日本ボート選手権をエイトで優勝した強豪実業団チーム。
ここの監督さんと知り合いだったので、一度やらせてもらいたいと申し出て実現しました。

実は監督さんも私もチームの選手達が求めているものを提供できるかどうか不安でした。
しかし、終わってみると「こういう結果の出るものを求めていたんです!」というコメントをいただきました。
非常に嬉しかったですね~
監督さんとも相談して、定期的に戸田へ日帰りで施術しに行く効能性も出てきました。


次に24日夜に日本橋(東京のです!)、ある接骨院チェーンの本部でセミナーを行いました。
これもある縁でやらせていただく事になったのでした。
今年5月神楽坂で行ったセミナーに参加されたこのグループの店長が、今回本部でもやってもらえないかと提案され本部に交渉してくださった結果、行う事ができました。
本当にありがたい事です。
当日は21時過ぎから21名、皆さん仕事が終わってから本部に集まってこられた中、2時間しっかりさせていただきました。
参加された方全員がプロなのですが、その皆さんに「ビフォー・アフターがハッキリするので判りやすい」と喜んでいただきました。
「早速翌日から治療に使わせてもらっています」、「また東京へ来られる際はよろしくお願いします!」、とも言っていただいています。
自分の持っている知識・技術が本当に皆さんのお役に立つのなら、これ以上の喜びがありません。

そして、26日の関東滞在最終日。
いつも段取りをしてくれる渡邊氏が「八重洲の会場を使えますよ」と言ってくれたのでお願いしました。
しかし、この俺が八重洲で!って少し躊躇しましたね。
渡邊氏の話だと、今まで使った品川や神楽坂だと人によってはアクセスが悪く、その点東京駅近くだと集まりやすいとの事。

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それではお願いしますとお願いして段取りしてもらい当日のセミナー。
流石に忘年会とかが入って来られない、という方も出ましたがボート関係者でリピータの方も来ていただいて無事行えました。

今回のメインテーマは、テーピング及び手技による『浅筋膜リリース』
どちらも同じコンセプトで行います。
基本的には、状態がそれほどでなかったら手技、結構な場合はテーピングを加えます。

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この浅筋膜リリース、日本橋でのセミナーでも好評で最後の方に中殿筋のリリースを手技でやったのですが、「今日の中で一番良かったです」って感想をもらった時は「いや、その前のテーピングも良かったんじゃ」と少しムッとしましたが(笑)

こうやって無事3回とも終了して帰ってきたのですが、冒頭に書いてました通り滞在中及び帰ってからのハードワークでなかなか報告できずじまいでした。

この3つともまたやってほしいと言ってもらっています。
私も望んでくださる限り是非とも続けていきたい。
そして、ドンドン進化したものを提供し続けていきたいですね。


楽水庵









朝起き立てによろける原因

京都府長岡京市の 『痛みの探偵!』 楽水庵です。

最近来られた方々で、こういう症状を訴えられる方が連続してあったのでアップしました。

それは、「朝起きた時に足元がふらつく・、よろけるがしばらくすると大丈夫」という症状です。

まだその症状を訴えられた方はそんなにお歳ではないし筋力もあるので転倒の恐れは少ないのですが、高齢者で筋肉が衰えていると転倒・骨折のリスクは非常に高くなります。

そして、この症状が出ている方に多いのが 「後脛骨筋」という下腿部(ふくらはぎ)の筋肉の状態が悪くなっている事です。
この筋肉は足趾を踏ん張る機能を持っています。
その機能が低下している上に寝ている間に浅筋膜の流れも余計に悪くなる為に、起きた時にかなり低下していると思われます。

では、どうすれば良いか?
もちろん下腿部の浅筋膜の流れをテーピング等で改善するのが一番理想的なのですが、それができない場合は朝起き上がる前に寝床で少し足趾を動かす事をお奨めします。
特に押し込むような動作をするのが良いでしょう。


楽水庵



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