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楽水庵ブログ 原因が判れば結果も!京都 楽水庵の痺れブログ 9ページ目

左手と左脚の痺れ

ある大学の研究室にお勤めの40代男性。

少し前から左手小指側の痺れがあり、最近では親指側も痺れてきた。
上腕部の外側、詰り上腕三頭筋の辺りも痛みがある。
加えて左脚も大腿部の内側や母趾周辺にザワザワとした痺れが出てきたとの事。

そういう訳でネットで検索して来院して下さった。

まず、左手小指側の痺れは、後斜角筋の状態が悪いから起こっている。
所謂、「肩頚腕症候群」。
そして、親指側の痺れは、前斜角筋・中斜角筋由来の症状。
こちらは、所謂 「胸郭出口症候群」。
どちらも、リリースでほとんど痺れなどの違和感がかなり消えた。

そして、左脚の痺れだが、これは腰椎1番から仙椎2番までの神経根が圧迫されていた。
一つずつ神経根にジェルフィッシュテープを貼っていくと、薄皮一枚めくるような感覚でザワザワとした違和感が消えて行った。

この腰の神経圧迫だが、原因としては頚部の問題があると推測している。
左側の首周りの状態がかなり悪いので、皮膚・筋膜の動きが阻害され、腰周りに問題が発生したのだろう。

という訳で、昨日の施術に関しては下半身は腰椎・仙椎へのジェルフィッシュテープを貼るにとどめ、
主に首や肩のリリースを行った。
それが結果的に一番早道だと判断したからです。

今日メールをいただいて、手の方は若干ザワザワとして感触があるが、脚の方は全くないとの事。
次回からは梨状筋等下半身の筋肉へのアプローチもやっていく予定。




セルフリリースで痺れ('_')

久しぶりに首のセルフリリースをやってみた。

左前斜角筋のリリースをすると、
「ほら、来まっせ~!!」てな感じで来ましたね、痺れが(笑)
ジーンと痺れが親指側に出て、肘にも関連痛が(^_^;)

昨年秋に腰をやってから次に首をやって、
左前腕と親指に痺れや感覚麻痺を起した時があったが、
まさしく、前斜角筋なんですね(中斜角筋も少し怪しいが・・・)

間違いなく「胸郭出口症候群」の気はあります、残念ながら。
ただ、普段から前斜角筋や中斜角筋の張りを抑えられれば症状は出ません。

この痺れが出たりする時って、当院に来られる方が「うっ!!」となって一瞬動きが止まる瞬間。
リリースをすれば関連痛や痺れがやっている間は出ます。
しかし、それを過ぎれば非常にスッキリするのも事実。

だから、「天国と地獄」なんですね~

しっかし、痛かったわ~

坐骨神経痛、首の張りが腰椎神経圧迫の原因?

膝裏や腰が長い時間立っていると痛くなってくるという事で来られた50代の女性。

調べてみると、どうやらヘルニアはない模様。
坐骨神経痛も、所謂ピリピリ痺れるタイプではなく、
どちらかというと鈍痛が出るもののよう。

腰椎1~3番と仙椎1番に神経圧迫。
ジェルフィッシュテープを貼って、神経の流れを良くする。

そうすると、皮膚の感覚が正常になり、
その上で筋機能が弱っている、梨状筋・ひらめ筋・後脛骨筋にテーピング。
外腹斜筋などはリリースで対応する。)

これで、一応は楽になられたが、
神経圧迫の原因はどうやら首の張りにあると思われる。
頚部の左側の筋肉がかなり張りが強い。

「腰の悪い人は首を診て、首の悪い人は腰を診る」とよく言われる格言。
脊柱で繋がっている首と腰は互いにバランスを取っている。
だから、どちらも改善していかなければ効果は薄い。

この方のように左側の神経圧迫が多いという事は、
左側の脊柱周りの皮膚の動きが悪い原因がどこかにある。
首の筋肉の張りが強いので、そこで皮膚の流れが阻害されている可能性が高い。

ただ、この方の場合、首が張っている自覚があまりなかった。
結構痛い(と言われる・・・)リリースをすると、「首はいいです」と言われる。
「だけど、首をしなければ腰も良くならないし、首をしないなら来ない方が良いですよ。
そうでないと、何時まで経っても神経圧迫は改善されない可能性があります。」
と答えると納得された。

今回は、首は少ししただけだが、それでも後に「首が少し楽になってきました」
と言われていたので、効果を感じられたのだろう。

次回から、しっかりと首も施術していく予定。
そうすると、もっと楽になられるはず。

「よく躓く」・・・

「顎をずらさないと口が開かなかった女性」の施術で一緒に来た友達。
付き添いで来ただけだが、彼女も顎がずれたり坐骨神経痛や肩こりがあるらしい。

ただ、例の女性が名付けて「ヘタレ2号」で、施術中痛がっているのを見ると怖気づいたみたい。
まあ見学するなら、「ヘタレ」でない人の施術を見てほしかった(笑)

施術が終わって、坐骨神経痛をチェックしてあげようと少し検査をする。
坐骨神経痛自体はそう深刻なものではなく、梨状筋のエクササイズをすれば解消する程度だった。

しかし、皮膚感覚のテストをすると左仙椎1番の神経圧迫があった。
神経根にも異常があり、筋肉テストをすると確かに陽性。
「よく躓くやろ?」と訊いたら図星!!
本当によく躓くらしい。

折角なので、ジェルフィッシュテープを貼ってあげる。
筋機能が回復し、腰も軽くなったとの事。

小さい頃からよく躓くので、不思議に思っていたらしい。
かなり前から神経圧迫があったみたいなので、テープなしで解消するには時間が掛かりそうだ。

その前に、来院するかな?(笑)


手根管・回外筋等の不具合から来た手の痺れや痛み

定期的に来られている40代 エンジニアの男性。

今回は少し前に普段しない作業をして、しばらく経ってから右手に痺れや痛みが出た模様。
前に左手に手根管症候群になった事があるそうで、今回は手根管症候群で一般的にある症状、ジーンと痺れる事がないので病院で診てもらったら手根管ではないと言われたそうだ。

しかし、触ってみるとかなり手根管が詰まっている。
手根管が詰まっていても必ず同じ症状になるとは限らない。
自分の場合でもそうだが、親指の腱鞘炎のような形で出る事もある。

そこで、まず手根管にスリットテープを2枚張る。
これで手根管の皮膚・筋膜に隙間ができるので、指の屈伸が楽になる。

次に右腕を左に押すような動作、言うなれば腕相撲のような動きをしたとの事なので、回外筋を調べる。
そうするとかなり状態が良くないので、リリース。
これで更に指の屈伸が楽になった。

そして、首の前斜角筋・中斜角筋のリリースをすると痺れ・痛みはなくなった。

my_right_arm02.jpg



左足も痺れてたか(-_-;)

高校でバドミントンをしている女子。

右脚の痺れは判っていたが、今回検査していたら左足も痺れがあった。
う~ん、両方とも痺れがあるのか、大変だな~
というか、右だけだと思い込んでいたこちらもこちらだが、痺れがあるなら言ってよね(T_T)

痺れの原因は、腰椎・仙椎の神経圧迫がまず一つ。
それと、梨状筋と後脛骨筋の筋機能低下。
右は大腿二頭筋にも問題があった。

それらをテーピングで解決していくと痺れはなくなった。
ただ、週に1度のペースでの来院なので、次回来るまで状態を保てるか少し心配。

欠片が残っているのか?

先週に椎間板ヘルニアの内視鏡手術をしても痺れが取れなかった方が来られた。

テーピングでかなり痺れも取れ、来た時とは段違いに楽になって帰って行かれたのだが・・・・・

今日(もう昨日になるか)次回の予約をキャンセルしたい旨のメールがあったので、連絡をしてみるとあの夜に激痛に襲われたとの事。
その為にもう一度手術をした病院でMRI等の検査をしてみたいと話された。

痺れや痛みがテーピング後の時点でかなり収まっていたのに、その後数時間でそのような激痛になる事は考えにくい。
可能性があるとしたら、内視鏡手術で切除したヘルニアの欠片が残っていて、それが悪さをしたかも?

以前、通っておられた国立病院の看護部長が、「よほど腕の良いドクターにしてもらわないとヘルニアの手術をしたらダメ、却って苦しむ」と言われていたが、どうやらそういう事になっているのかも知れない。

いろんな意見があるが、ほとんどのヘルニアは切らずとも適切な施術(テーピング主体だが)をやっていけば痛みは出なくなる。
ヘルニアがあるから痛いのではない。
ヘルニアがあっても神経に触らなければ痛くないのです。
ヘルニアでなくても神経に何かが触れば痺れは起きます。
とにかく、ひどい腰痛や痺れが出たら直ぐに来てほしいとは思いますが、残念ながら当院はどちらかというと何処へ行っても良くならなかった方の「駆け込み寺」的存在なので、こういうケースでは無力を感じます。

この方の場合、最悪再手術で欠片を摘出という事態になるかも知れないが、どのような方法でも構わないので一刻でも楽になっていただきたい。

ヘルニアの内視鏡手術をしたのに・・・

30代の男性から電話。
先日椎間板ヘルニアの手術をしたのだが、全然痺れが取れずに困っているとの事。

ちょうど電話を受けている時に最初全然歩けなかった方が来られたので、電話を代わってもらう。
自分があれこれ言うよりも、実勢に似たような症状の方に話してもらったら相手の方も安心されると思うから。
顎関節症の方も何回かちょうど施術の終った頃に電話が掛かってきた事があり、無理を言って電話の相手をしてもらっていた。

さて、左腰椎4番と5番のヘルニアの手術をしたとの事だったが、それらに加え腰椎1番と仙椎1-3番に神経圧迫があった。
まずジェルフィッシュテープを貼るとその時点で脚を伸ばしても痛くなくなった。
そして、梨状筋が弱っていたのでスリットテープを貼る。
後は痺れや張りの出ている、ひらめ筋・膝窩筋・ハムストリングにテーピング。
梨状筋は右も弱かったので、やはりテーピングした。

まだまだ本格的な回復には程遠いが、かなり楽になられた。
今回はやっていないが、中臀筋等もかなり弱いのが判っているので、次回からは検査を細かくやっていってドンドン良くなっていってもらいます。

手根管症候群

肩や首のこりで来られている30代の女性。

肩甲骨の筋肉のリリースをしていると、「手が痺れています」と言われた。
首のリリースとかで関連痛で痺れが出る事は多いが、棘下筋とかのリリースで出るのは珍しい。

その後上肢のリリースをしていても痺れが残っているので、これは関連痛ではないと判断。
痺れもジーンとしたものなので、手根管にアクティベータを打つと痺れが治まった。

どうもリリースの最中手首を背屈して手根管が詰まった状態になった模様。
「手根管症候群」の気があるのは間違いない。

明らかに坐骨神経痛なのに...

昨日来た女子高校生。
昨年10月に部活の最中に腰を傷め、今は座っていても痛い状況。

大体座っていても痛いという状況の場合、坐骨神経痛を疑わなければいけない。
この子もやはりテストするとハッキリと陽性だった。
膝の裏辺りまで痺れが出ていた。

だが、今までカイロや接骨院に行っても坐骨神経痛だと指摘されたことがなかったらしい。
何故?ちゃんとテストしたのだろうか?
理解できないが、そういう診立てがない場合は何時まで経っても良くはならないだろう。

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