月別 アーカイブ

HOME > 楽水庵ブログ > アーカイブ > 原因が判れば結果も!京都 楽水庵の痺れブログ > 2ページ目

楽水庵ブログ 原因が判れば結果も!京都 楽水庵の痺れブログ 2ページ目

大腿部やや外側から脛にかけての痺れ、原因は?

こんにちは、楽水庵です。
久しぶりに痺れに関するブログです。

常連の50代女性が今回来られた際、現在の症状の一つに「大腿部やや外側から向う脛にかけて痺れ・不快感がある」と言われました。

向う脛だけでしたら、「コンパートメント・シンドローム」と呼ばれる腓腹筋やひらめ筋の機能低下、つまり「拮抗筋」の不具合によるものとも考えられるのですが、大腿部やや外側の症状もあるのでこれは候補から外れます。

では、どこか?

後ろ側なら梨状筋等臀部の筋肉も考えられますが、身体の前方なのでそれも考えにくい。
腸腰筋(大腰筋や腸骨筋)も、痛みや脱力感には関わる事が多いのですが、これも少し違う。

となると、残る候補は首の筋肉という事になり、首のチェックをしてみると思った通り「胸鎖乳突筋」の張りがかなり強く出ていました。

その胸鎖乳突筋をテーピングで緩めると、さっきまで凄く張っていた向う脛の筋肉が文字通り「スッと」緩みました。
大腿部やや外側の筋肉も同様でした。

もちろん、腰の筋肉が原因で下肢の痺れは起こります。
ただ、こういう「首」が原因で起こる事もあるので、やはり全身のチェックを怠ってはいけないと改めて思い知らされました。

20170410nakano.jpg


楽水庵





手の小指に痺れや感覚異常がある場合

京都府長岡京市、『痛みの探偵!』 kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。
痺れも得意としており、今まで腕・手や足の痺れで来られた方々の施術をさせていただいております。

今回取り上げたのが、手の小指に関するものです。
自分の体験では、ここのハッキリした痺れを訴えられる方はおられなかったと記憶しています。

どちらかというと、健側(左右で大丈夫な方) に比べると感覚が薄い・何だか触られてもボヤ~としている事が多いのです。
これをチェックする側が何で気付くかというと、腕を後ろに引くテストをした時に、何か前腕の尺側(小指側)の動きが重いのです。
動きが重いので、左右の小指の感覚をチェックするとやはろ患側(良くない方) の感覚が薄いのです。

ただ感覚が薄いだけで済むのならそのままでも良いのかも知れませんが、実際はそうはいきません!
小指を動かす筋肉も機能が低下しているのです。

バットやクラブ・竹刀、その他の道具を使う競技もですが、ランニングやウォーキング等の道具を使わないスポーツ、それに日常生活においても小指の使い方は非常に大事です。
私はサックスをしていましたが、あれなんか左手小指がしっかり動かないと吹けません!
この間コンサートの練習で音出しの為にサックスを吹きましたが、やってみると左手小指をよく使うので、その後パソコンのキーボードを使うと打ち込みの速い事速い事(笑)、ホンマ身体は正直ですね。

このように小指の動きが悪いとパフォーマンスが大幅に低下するので、アスリートの方もこのチェックはされた方が良いでしょう。

さて、対策としては患側のC8神経に直接アプローチするのも効果的ですが、そのC8神経は「後斜角筋」という筋肉の動きに影響されます。
ですから、まず後斜角筋のリリースをして小指の感覚が正常化されていればそれで良し、まだ戻っていなかったらC8神経に直接アプローチで良いのでは、と考えます。


楽水庵






指先の痺れに対してのアプローチ例

京都府長岡京市の、『痛みの探偵!』 kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。

ふくらはぎや指先の痺れ、腕の痛みで通っていただいてる60代の男性。
この男性の腕の痛みの原因は頚部からで、斜角筋等を調整していくと夜寝ている間に起こっていた痛みはスッカリ消えました。
結構良くなってきておられるのですが、右中指の先に少し痺れが時折出ます。
前回から2週間後の来院で、その3日前ぐらいから少し痺れてきました。

中指先の皮膚の滑走が良くなく、それをテーピングしてもらっています。
ただ、チェックしてみると前腕背側の状態が良くなく、それはC7神経の流れが悪いからと見受けられました。

それと多少関係があるのですが、指伸筋停止部の動きが悪いのでπテープを1枚貼付。
及び3-4間の背側骨間筋の動きも悪いので、これも細いテープを貼付。

iwasaki20161030_2.jpgiwasaki20161030_1.jpg
ここで痺れは収まってくれました。
後は、上肢及び頚部の筋膜リリースで更に状態を良くしました。

全ての指先の痺れがこの方と同じ原因から起こっているとは言いません。
ただ、痺れを起こされている方お一人お一人の原因をしっかり探っていくと、原因と対策が判る事も多いのです。


楽水庵






手の痺れ等を解消するには、反対側からのアプローチも

京都府長岡京市の 「アゴ・首・スポーツ障害」専門院 楽水庵です。

足の場合でもそうですが、手や腕の痺れの原因は必ず同側にある訳ではありません。
時として反対側の筋肉に問題があり、それが浅筋膜の流れを乱して痺れを起こす事もあります。

右手の中指先に痺れがある男性ですが、前回は親指と人差し指にも少しずつタイプは異なる痺れが出ていました。
かなり良くなってきているのに何故?と思いましたが、首や肩のチェックをしていて判明しました。

左の僧帽筋の状態が良くなかったのです。
首に繋がっている筋肉のほとんどが左右で拮抗状態にあります。
その為に左僧帽筋の不具合が右僧帽筋等に影響し、痺れが出たのでしょう。
左僧帽筋を調整すると痺れはピタッと出なくなりました。

もちろんこの男性は右の手根管かどこかに詰まりやすい処があるので痺れが出やすいのでしょう。
それを全て解決するのはなかなか大変ですが、こういう風に一つずつ原因を探っていけばかなりの銭まではいけると思っております。
その際に、痺れが起きている辺りだけでなく、もっと大元、腕や手なら首、足なら腰(もっと言えば首も)を、それも痺れの起きている側だけでなく反対側もしっかりチェックする必要があります。

楽水庵

肩頚腕症候群、中指の痺れと上腕三頭筋や前腕の痛み

京都府長岡京市の、「アゴ・首・スポーツ障害」専門院 楽水庵です。

指の痺れ、前腕の張りや上腕(特に上腕三頭筋、二の腕の外側)の症状が出ている方がおられます。
原因は様々ですが、その一つに頚椎からの神経が詰まってしまって症状が出る「肩頚腕症候群(けんけいわんしょうこうぐん)」があります。

60代男性ですが、両手中指の先に痺れがあり、就寝中に上腕三頭筋の痛みが出ます。
上腕三頭筋の痛みは、その時々で前回は右でしたが今回は左でした。

就寝中とか、逆に起きた時に限って症状が出るような場合、頚椎が原因の事がほとんどです。
起きている時と寝ている時では首のアーチが変わるからです。

その60代男性ですが、原因の神経を探るとC7神経の可能性が高く、椎間板を触診してみるとC6-7間に詰りがあり、ジェルフィッシュテープを貼ったところ症状は解消しました。

c6_7jft.jpg

また別の50代男性ですが、この方は左右共に前腕の痛みがあり、特に甲側に結構症状が出ていました。
この方も、60代の方同様 C6-7間の椎間板に詰りがあったので、やはりジェルフィッシュテープを貼りました。
痛みも取れ、前腕も軽くなったとの事でした。

ただ、これで問題は終わりではなく、「何故この症状が起こったのか?」を探っていく事が重要です。
浅筋膜の流れが何らかの原因で乱れ、l筋肉のバランスが崩れているからこういう症状が出ると考えられます。
中枢から、または末端から、どちらの原因でも症状は起こります。

神経の乱れを正し、次に筋肉バランスと浅筋膜の流れを整える事が必要なのです。


楽水庵

痙直型脳性麻痺、ひょっとしたら「金縛り」に近い症状?

kinesio ≒ pain buster & performance upper 京都府長岡京市の楽水庵です。

以前紹介した(リンク参照)痙直型脳性麻痺の男性ですが、少しずつ改善しています。
あれから数回脳性麻痺テープを貼ってみて、頃合いを見つけ今度は3本熊手テープを足首からハムストリングの下部まで左右2枚ずつ貼っています。
この部分が中学生の頃「筋解離」の手術を受けた部分なので、ここの緊張が少しでも解ければ動かしやすくなるのでは、と思ってやっています。
本人も楽だと言ってくれています。

そして、問題は脊柱にもあると思い、頚椎から胸椎に掛けて一文字にテーピングをしてみました。
痙直型の場合情報が混乱するそうなのです。
それが一文字テープを貼ると、情報のやり取りがスムーズになるとの事でした。

まあ、そこまで遅々としてではありますが効果は確かに出てきています。
そうでなければ、本人もシンドイ目をして大阪から通う筈もないですから。

ただ、当院は2階で施術しているので、暑い中大汗をかいて杖を突きながら上がってこられるのを見ていると、何故かいたたまれなくなります。
「もっと何かできるのでは?」と焦りも感じます。

二分脊椎症のような神経麻痺は、部分的に健常者でも発症する事があるのである程度はイメージできます。
このイメージというのが非常に大事です。

そして、この方の状態をどうイメージしようかと話していた時、ふと思い付いたのが「金縛り」。
最近はなりませんが、若い事ちょくちょく金縛りにあいました。
これはなった事のある方でないと理解し辛いかも知れませんが、要するにレム睡眠とノンレム睡眠が乖離してしまった状況です。
「脳」が覚醒しているのに身体の方が完全に休んでいて、動かそうにも動かず悶え苦しむ状態ですね。
私など最初になった時はちょうどUFO(未確認飛行物体、格闘技団体ではありません!)のブームだった頃だったので、「宇宙人が俺を誘拐しに来た!」と怯えてましたね。本当にテレビの影響が強過ぎたのか(笑)

それで聞いてみると、症状が近いとの事。
思い通りに身体が動かない、もちろん金縛りよりはマシだが思うとおりに動かない点が類似していると考えました。

この金縛りが何故なるのかを調べてみると、「呼吸が浅い」というのが原因の一つとありました。
それをこの方に言うと、「呼吸が浅いとよく言われます」との事。
それでは、呼吸筋のどこに問題があるのかをチェックすると、上後鋸筋でした。

そこで上後鋸筋にテーピングしてみると呼吸が深くなり、歩いてもらうと更にスムーズになっていました。

その他も調整してみると、うちに通いだして一番楽な状態になってきているとの事で、駅までの帰り道に杖なしで数百メートル歩けたと報告がありました。
まだまだ前途は多難ですが、確実に前進していると思われます。

ただ、痙直型脳性麻痺にしろ二分脊椎症にしろ、個人個人でそれぞれ症状は異なり、全て一緒くたのテーピングでというのは非常に乱暴です。
一人一人としっかり向き合い、その方の悩みに取り組まなければ良い結果は出ないでしょう。


楽水庵


9年前のバイク事故で右腕が挙がらなくなった男性

京都府長岡京市の kinesio ≒ pain buster & performance upper  楽水庵です。

先日9年前のバイク事故で右腕がほとんど挙がらなくなった30代の男性が来られました。
カーブを曲がった時に道路標識に右半身をぶつけてしまったそうです。

いろんな箇所の骨折もありましたが、一番深刻なのは肩の神経を切ってしまった事です。
一応手術で繋いでもらってリハビリをしてきたのですが、ほとんど下の画像の位置から肩(右上肢)は拳上しません。

matsumura_20160715_1.jpgmatsumura_20160715_2.jpg それにいくらリハビリしても筋肉の委縮は如何ともしがたいところがありました。
そして、これはテーピングをした後に聞いたのですが、右上肢の外側から肩甲骨に掛けてゾワゾワとした痺れがあり、リハビリ等で触られると嫌な感触があったそうです。


事故後仕事ができない状況なので、何とか復職したいのだがこの右肩の為にままならぬとの事。

最初電話をもらった時には神経が切れたままと勘違いしていたのですが、上にも書いたように一応繋いでもらっているので、これは単に神経伝達が良くないだけと判断しました。
神経が欠損していたり切れたままだと方法を探らなければいけませんが、こういう方に対するアプローチは割合簡単です。
皮膚の動きを良くして神経の流れをスムーズにすれば、脳が取得できなかった末端までの情報を得る事ができ、意識する・しないに関わらず我々が持っている『自己治癒力』が発動されるのです。
ただ、残念ながら感覚が失われた先の情報を脳は正しく取得する事ができません。

アプローチとしては、以前ブログに載せた『痙直型脳性麻痺・・・』(リンク参照)と同様に脳性麻痺テープを上肢の外側に貼っていきました。
まず、指の表と裏を触ってみて一番感触の落差が大きいのは?と尋ねると親指との返事だったので、まず親指から。

5㎝幅のテープを八つ切りにした細いテープを親指の爪に引っ掛け、筋肉をストレッチングしつつ皮膚の遊びを取りながら後頚部にまで貼りました。

それを貼った直後に私がトイレに行きたくなったので中座したのですが、戻ってみると彼が何か叫んでいます。
どうしたのかと思ったら、「動く・動く!腕が挙がってきました!」と喜んでいてくれていたのでした。
それと痺れが収まってきたとも。
事故前はバンドでベースを弾いていたそうなのですが、事故後右手で弦を弾くポジションを取ろうとしてもできなかったのに、親指からのテープを貼っただけで可能になったのです。
やってもらったら判りますが、弦を弾くポジションは少し肩が挙がらないと取れません。

残っている4本の指も全て貼っておきました。

matsumura_20160715_3.jpg

今まであった痺れがほとんどなくなり、触られて嫌な感触も消えたようです。
脳が末端までの情報を取得できたようなので、これで後1~2回同様のテープを貼っておけば、もうこのテーピングは必要ないでしょう。
独りでにリハビリが開始されているのです。


この方法は本当にリスクがほとんどなく費用もそれほど掛からない、お試しするには最善の方法だと思うのですが、私の旧くからの知人が2名脳性疾患で半身不随の方がおらるので奨めているのですが、応じようとしてくれません(^_^;)
お二人ともどちらかというと頭の良い方で、語弊があるかも知れませんがそういう方々はともすると既成概念から離れる事ができないのかも知れません。
まあ、私の事を胡散臭いと思っているだけかも知れませんが(笑)
よく「脳の機能が欠損しているからもう駄目だ」と思われるかも知れませんが、うちの会長(加瀬 建造)曰く「脳と皮膚は同じ外肺葉から発生している。皮膚は脳の一部である」という理論から、ある程度皮膚が脳の失われた機能の代わりをしてくれる事もあります。

この男性は、早ければ今年中に復職できるでしょう。
そして、まだまだこういう症状で悩まれている方は多いと思うので、一人でも多くの方がこの方法で機能回復をされ復職及びQOL(生活の質向上)をされる事を願ってやみません。

楽水庵







坐骨神経痛による ふくらはぎまでの痛み、反対側の大殿筋も影響

京都府長岡京市の kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。
坐骨神経痛等の痺れにも対応しております。

先月からお越しになっている30代後半の女性。
中学時代に腰椎ヘルニアや坐骨神経痛を発症され、何とか騙しだましやってこられました。
が、4月に左腿裏からふくらはぎの上部にまでの痺れ、というかズキズキとする痛みが出てきてお越しになりました。

数回の施術で、完全にスッキリとは言いませんがズキズキとする痛みはなくなってきました。
坐骨神経痛はもちろん神経の流れが阻害されて起こるものですが、その原因は皮膚・筋膜の流れが悪くなるからで、またその為に筋機能が阻害される筋肉が出てくるからです。

そして、それは左に症状が出ているから左、とは限りません。
右に問題がある為に左に結果が出る事もあります。

この方もまさしくそのパターンで、右の大殿筋が一番の問題だと思われます。
右の大殿筋に力を入れようとすると、つまり股関節を伸展させようとすると左臀部に痛みが出、ふくらはぎにも痛みが出ます。

また普通は『抑制』という活動し過ぎを抑えるようにすると問題解決になるのですが、この方の場合は逆でした。
どちらかというと非常に弛みが出ていて、本人曰く「出産直後」のような感じでした。
そこで、動きを活性させる『促通』という一般的な貼り方とは逆の方向から貼る方法で対応しました。

お蔭で右大殿筋の反応が良くなり、右股関節を伸展させても左臀部・ふくらはぎの痛みが出なくなりました。

もちろん、他の部分も調整する必要がありますが、何とか本丸に辿り着いた感じがします。


楽水庵





荷物の背負い方で手に痺れが・・・

こんにちは、痺れに対するアプローチを得意にしている、kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。

今日の昼に時間があり、5㎞ぐらいの距離の処に用事があるので、そこそこの重さの荷物を背負って徒歩で往復しました。
昨日の雨もすっかり上がり吹く風も心地良く、かつ脚の調子も最近ダッシュトレーニングを再開したせいか軽く感じました。

しか~し、歩き出して40分ぐらいすると左手親指に鈍い痺れが出てきました。
感覚も怪しい・・・

何でだろうと考えたら、どうやら背負っているバッグの肩紐の位置が微妙にC6神経のライン上を圧迫しているようなのです。
あー、なるほどと思い、まあバッグを下ろしたら元に戻るだろうと考えそのまま歩きました。

目的地で荷物を入れ替えて折り返すと、今度はバッグの中身が変わったせいか往きに出ていた左手親指の痺れは出ませんでした。
本当に微妙なものですね~

こういう仕事をしていますし、それに自分自身も多少坐骨神経痛の症状があり、それと3年前にひどいぎっくり腰をした時に首も傷めてしばらく左前腕に痺れが出ていた事もあったので、痺れについてはある程度判っていたつもりですがこういう事で簡単に痺れって出るもんだなーと再認識しました。

まあ、こういう場合は、肩紐の位置や長さを少し変える、もしくは荷物の配置を少し変えてみるだけでも効果があるでしょう。


楽水庵


仰向けで左下肢を上下すると右臀部に痺れ

大阪府からJRや阪急電車で京都に向かうと、京都の玄関口に当たる長岡京市の kiesio ≒ painbuster (ペインバスター) 楽水庵です。
ペインバスターとは「ゴーストバスター」から想像していただけるように、「痛みを退治する」意味で使っております。

立ちっぱなしの仕事をされている60代男性。
もう少し間隔を詰めて来ていただけたらと思うのですが、ボランティア等もなさっていて月に一度程度しかお越しになれません。

今回も右手の痺れが少し出ていました。
これは首や回外筋・長掌筋の調整で解消しましたが、また近いうちに来ていただかないと効果が薄れてしばらくすると再発する可能性が高いですね・・・

それと、今回は右臀部に別の痺れが見つかりました。
仰向けで左下肢を上下すると痺れが出ます。

では、この痺れは右臀部の問題でしょうか?
いえ、左に原因があります。
今回の場合は、左大腿部にある外側広筋という「大腿四頭筋」の内外側にある筋肉が拘縮していました。
ここをほぐしてもう一度左下肢を上下すると、痺れは全く出なくなりました。

とかく痺れが出るところばかりしかチェックしない事があります。
しかし、痺れとか痛みはいろんな動きをして、どういう動きをした時に症状が出るかを確認しなければ対応できないでしょう。


楽水庵

<<前のページへ1234567891011

« 京都のスポーツ整体院 楽水庵のコンディショニングブログ | メインページ | アーカイブ | 楽水庵の顎関節症ブログ »

このページのトップへ