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楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ 9ページ目

顔面の痺れに顎関節症の施術

手や足の痺れで通院されている40代の男性。

以前から聞いていたが、顔面、唇の周りが少し痺れる事がある。

三叉神経のトラブルだが、内側翼突筋や咬筋のバランスが良くないのもあると推測された。

よって、施術の最後に顎関節症の施術を行ってみた。
外側翼突筋も少し固く、内側翼突筋も張りがあった。
そして、咬筋のリリースを行う。

結果、非常に口の周りが軽くなり痺れも感じなくなったそうだ。
この方の場合、噛む力が結構弱くなられていたので、やってみて正解だったと感じる。

「歯列矯正するべきかどうか...」

顎の痛みと頭痛がひどくて先月25日に来られた30代男性の2回目。

元々大きく口を開けると以前から痛かったが、
歯科医で奥歯の治療を受けだしてから痛みがひどくなり頭痛も起こるようになってきたとの事。

どうしても歯の治療は大きく口を開けている状態が長くなり、
顎を開ける外側翼突筋や側頭筋の拘縮、
反対に顎を閉じる内側翼突筋や咬筋の弛緩を引き起こしやすい。

かなり奥歯がないので、歯を入れてもらう際に歯列矯正を奨められている。
初来院された際にその事を言われたので、
「うちで施術して顎が楽になるなら必要ないんじゃないですか」とアドバイスした。
ただ、歯は入れてもらう方が良いに決まっている。

右顎の靭帯の弛み、左の外側翼突筋の張りが顕著だった。
そして、顎がかなり左にずれていたのが1回目の施術でかなり戻り、顔の表情が明るくなった。
写真に撮ってあるが、本人の承諾を得たらアップさせてもらいます。

そして、2回目。
まだ痛い事は痛いが、痛み止めの薬を飲む必要はなくなったとの事。
それと喋りやすくなったと言われていた。
施術をしたら、更に楽になられた。

本人も歯列矯正の必要性はないと判断された模様。

ただ、歯の治療中は顎に余計な負担を掛けるので、本当に良くなっていくのは治療が終了してからだろう。

「また顎が外れた・・・」

1年以上通っておられる30代女性。

今月半ばにキャラメルを食べていたら歯の詰め物が取れたのが悲劇の始まり。

詰め物をくっつけてもらおうと歯科に行くと、その歯の隣で歯茎に埋もれていた親知らずの虫歯が判明。
抜くというか、焼切るというか2週間ほど歯茎が腫れ痛かったらしい。

その為にこちらの来院がその分遅れ肩や首の張りがいつもより強かった。

まあ、それは別に良いのだが、気になる発言が・・・

というのは、その女性は来られた当初顎関節症もあったので施術をして良くなられた。
以後全く顎関節の施術はしていなかったのだが、今回の毎日の歯科通いで顎に負担が掛かったようで、
一度歯の治療中に顎が外れたそうだ。

何とか嵌めてもらったそうだが、少し今回の件で靭帯が弛んだのかも知れない。
昨日は、まだ口の中の傷跡が痛むという事で触らなかったが、次回以降少し調整する必要があると感じた。

「隠れ顎関節症」?

「頭痛がひどく最近は動悸も」で通院されている40代の女性。

今週来られた際に、「この1週間はいつもより頭痛が重かった」と言われた。

何か首や肩に負担が掛かるような動作を良くされていたのかと推測。
歯科医で受け付けをされていて、最近上にあるカルテの整理をされていたのも、一つ原因だったよう。


ところが、それでも合点がいかないのが頬骨の奥の痛み。
う~ん、これはちょっと違うぞ・・・

関連痛で調べてみると、どうも外側翼突筋のよう。
という事は、顎関節症か?
と言っても、口を開けたりしても痛みや違和感もない。

ただ、これは自分も見逃していたが、かなり声がこもる方で、
よく言葉を聞き返される事があると言われていた。

これは口の奥の筋肉(この方でいえば外側翼突筋)の状態が良くないので、
発声する時に口腔内で上手く響かなくなっているせい。

昨年通ってくれていた就職活動中の男子大学生も、
顎の痛みもあったが、声が通らない事で悩んでいた。
施術をして痛みも取れたが、やはり声が通るようになったのを非常に喜んでくれた。

この女性の場合は、顎の痛みという自覚症状ではなく、
頭痛の一種と思われていたので顎関節の問題という認識はなっかた。
やはりどういう風に痛いか、そして声の通り具合はどうか、
もっと詳しく聞く、しっかり観察しなければならない。

そういう訳で、この女性に顎関節の施術を行う。
やってみると、特に左の外側翼突筋の張りが強かった。
ただ、現状ではそこだけの問題で、よくある顎関節症の方のように噛む力が弱いわけではないので、
咬筋のリリースの時にかなり強い力で親指を噛まれ、非常に痛かった(笑)

施術後、勿論頬骨奥の痛みは取れた。
そして、聞いてみると自分も声の通りが良くなったと思ったし、
女性も「何か声が変わった」という印象を持たれた。
加えて、「口の奥が拡がった気がします」と言われた。

あの状態が続いた場合、靭帯に影響してもっとひどい症状になるかどうかは判らない。
ただ、「隠れ顎関節症」、もしくは「プチ顎関節症」であった事は間違いない。

顎がずれていた23歳女性

本当に最初来られた時はかなり症状が強かったが、
今は見ても2か月ほど前までそうだったとは判らないほど。

ただ、前回の施術から3週間以上日が空いてしまっているので、
若干右の顎がずれている感覚があるらしい。

右の首、前斜角筋や中斜角筋に肩甲挙筋などの張りが強く、
顎関節を引っ張っているのが原因。

それと、内側翼突筋の張りが少し強かった。
しかし、靭帯の弛みはかなり良くなっているし、
いつもは泣くほど痛いと言っていた咬筋のリリースがすんなり。
そして、左右のタイミングがかなり良くなってきている。

後もう一歩。

ただ、顎関節症に完治というものはない。
誰でも何らかの条件が整えば顎が痛くなる。

これからもペースは落としながらもメンテナンスを続けていただきたいと思う。
顎関節への直接アプローチは後1~2回で良いだろう。

整顎エクササイズ

今週発表された、「からだにいいこと」に顎に効果的たエクササイズが紹介されています。

顎に不安・お悩みのある方は一度ご覧になって実践される事をお勧めします。
加えて、こちらのサイトもご参照ください。

*この本を購入されレシートをご持参してくだされば、本の代金お支払させていただきます。
 それに加え、施術料を1,000円割引いたします。

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軽い顎の調整

常連さんで、1年以上前に顎の施術を何回かした30代の女性。

頭のほぐした後、「日本整顎協会」に加入て新たに学んだことを少しやってみた。
詳しく書くと、舌骨と頤(おとがい)筋のほぐし。

そうすると、「少し右の顎がガクッとする」と言われるので、久しぶりに通常の顎の施術。
少し右の外側翼突筋の張りがあったが、これで違和感がなくなった。
次回にもう一度やる予定。

もう一人、頭痛で来られている40代の女性。
失礼だが、少し顎のラインが弛んでおられるので、
内側翼突筋のほぐしと咬筋のリリースをやってみた。
ビフォー・アフターで自分の顔をチェックしてもらったが、
「顎のラインがシャープになっています」と言って下さった。

まあ、ちょっとやるだけでも整顔になりますね(*^。^*)

15年前からの顎関節症

15年前から顎が痛くなり、1月末に初めて来られた時は顎をずらさないと口を閉じられない・口を開けると顎がカクカクしていた40代の女性。

腰や首・肩の張りが強く、また左の側頭骨下顎骨靭帯の弛み・外側翼突筋の張りがかなりあった。

それを改善しながら通院していただき、今日が6回目の施術だった。

顎のずれや痛みは段々解決していき、前々回の施術の時には欠伸をした時だけ少し痛い、という状況だった。

ただ、前回でも咬筋のリリースの際に口の開くタイミングが左右で若干違っていた。

それが今回で解消した。
後は、たまにメンテナンスに来ていただくだけで良い状態がキープできると思われる。
ただ、首や肩等の張りが強過ぎると、また症状が再発する可能性があるので、早めに来ていただきたい。




このページも参考になると思います

たまたまFacebookで知り合いの方が「いいね!」されていたので、このページを知りました。

興味があるので、ここでも勉強してみたいですね。

顎関節症について書いてある事は、常々自分が説明させていただいている事と相通じるものがあるので、
こちらも参考になさっていただくと良いかも。

左顎がギシギシする

慢性的な首や肩のこりに加え、最近は左顎がギシギシするとの事で来られた50代の女性。
左耳の辺りが痛いのは、耳のせいではなく顎のせいではないかと話されていた。

その通りで、左の外側翼突筋の腫れが結構あり、側頭骨下顎骨靭帯の弛みが目立つ。
これがギシギシする原因と思われる。

そして、左の中斜角筋や肩甲挙筋の張りがかなりあり、これが顎関節に影響しているのは間違いないだろう。

ギシギシが消えるのには少し時間が掛かるかも知れないが、耳の辺りの痛みは1回の施術で楽になった模様。

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