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楽水庵ブログ スッキリしましょう!!京都 楽水庵の頭痛ブログ 6ページ目

寒さで少し鬱症状が...

昨年秋から通っておられる30代の女性。
最近は2週間毎に来ていただいて、肩や首のこりもかなり軽減していたのだが・・・

この頃の寒さのせいか、鬱の症状がひどく(今回初めて抗鬱剤を服用されているのを聞いた)睡眠障害も起こされているとの事。
どうも寒い時期に起こりやすいと話されていた。
それと、甲状腺機能低下と薬の服用による胃と肝臓の機能低下。

鬱はこれで治るなどとは言わないが、別の40代でやはり抗鬱剤を服用されている方も通われていて、首や頭を良くほぐすと気分が楽になると言われていた事から、やはり頚部や頭部の血流を促進する必要はあると考えられる。

そこで、全身の調整、特に頚部・頭部を念入りに施術。
かなり張りがあり、故に脳への血行も阻害されていた可能性大。
睡眠障害を起こされていたから、段々心地よい眠気がやってきたようだ。
甲状腺機能を回復してもらう為に、舌骨調整もやった。
最後に内臓と肝臓のマニュピュレーション。

本当に体も気持ちも楽になっていただけた。
ただ、まだ寒さは続くので、念の為に1週間後に来ていただく事にした。
薬を服用するのをできるだけ控えたいと言われていたので、その方が良いと判断した。




自分の片頭痛にリリース

昨夜、遅い仕事を終えそれからパソコンで作業していて、床に就いたのが4時だった(-_-;)

そのせいか、今朝起きると久しぶりに偏頭痛。
自分で「加圧リリース」をやってみる。

前斜角筋・中斜角筋・上僧帽筋・肩甲挙筋等をやってみて、かなり楽になるが左側頭部の痛みが少し残っていた。
そこで側頭筋のリリースをすると、ほとんど頭痛が消える。

これらのリリースや「頭蓋仙骨療法」は本当に頭痛に効く。
頭痛の多くは、首や頭部の筋肉の不具合による結構不良がほとんど。
筋肉の状態を良くする事で、痛みが消える場合が多い。

そう言えば、今日来られた常連さんの女性も、「最近頭痛がしなくなった」と話されていた。
安易に薬に頼るのもどうだろうか。
まず、やれる事をやって、それで駄目なら服用しても良いが、最初から薬というのはあまり感心しない。

頭を小さくする美容整形?

「小顔」というのが流行で、頭蓋骨の縫合を締めれば頭が小さくなるという事で、そういう美容整形もあると聞きました。

それは非常に怖いと思います。

と言うのは、頭痛の原因の一つに頭蓋骨の縫合が締り過ぎている、というのがあるからです。
つまり、血流が非常に悪くなっているのです。

赤ちゃんの頭は縫合がゆるいのでグラグラしています。
赤ちゃんが「頭痛い」とは訴えないでしょうが、まず頭痛で泣いている事はないでしょう。
成長するに連れ、頭蓋骨の縫合は締っていき、それと伴に頭痛ともお付き合いしていかなければならなくなります。

だから、頭痛に対する施術は、頭蓋骨の縫合を弛めるようにするのです。
それを真逆の事をして果たして大丈夫なのでしょうか?
非常に心配です。
頭は小さくなったが、それからずっと頭痛に悩まされないでしょうか。

もし、そういう事を考えておられる方がおられるなら、一度よく考えられた方が良いと強く思います。
まあ、私のブログを読んでおられる方で、そんな事をしたいと思っておられる方はいないと思いますが…



上僧帽筋のリリースを進化させたら

上僧帽筋のエクササイズを以前紹介したが、あれにリリースを加えると本当に凄い効果が出る。

今のところ頚部背面のリリースでターゲットにしているのは上僧帽筋と肩甲挙筋だが、この2つのリリースを行うと本当に首ってこんなに柔らかいものだったんだな~と実感でき、頭がスッキリしだす。

もちろん、タグルボードでアジャストしてからやっているが、頭痛持ちの人には福音と言っても過言ではないだろう。

ただ、その効果を長く維持する為には、本人の普段からの心掛けが必要なのは間違いない。
施術だけで、いつまでも楽な状態を保てると思ったら、それは甘い。
面倒だが、それをやっていただけたらならロキソニン等のお世話になる回数はグッと減る。


頭痛対策エクササイズ、上僧帽筋のもう一つの方法

今日お見えになった方の頭痛の原因の一つが上僧帽筋だった。

その際に、上僧帽筋の「加圧リリース」の新しい方法を思い付き、やってみると今までよりも効果があった。
セルフでやるエクササイズでも効きますので、紹介します。

前に肩甲挙筋のエクササイズで、左側に頭を傾けた際に左肩を上げ頭と肩を付ける、と紹介しました。
上僧帽筋の場合は、それを顎を上げながらやるだけです。

これだけで、かなりの効果が出ます。
もちろん左右ともやってください。

頭痛対策エクササイズ、前斜角筋と中斜角筋

「加圧リリース」でやる方法は文章で説明しづらいので、圧を掛けずにする方法を説明します。
前斜角筋・中斜角筋共に、デスクワークをされる方等は特に張りやすいところです。
ここを弛めるとかなり頭痛も緩和されます。

この場合は「弛める」ことに意識を置かず、逆に「締める・収縮させる」ことに意識を置いて下さい。
前にも書きましたが、特に首は左右で「締める」「弛める」というコンビネーションで動いています。
このコンビネーションが悪いと、首が動きにくくなり、それが頭痛の原因にもなります。

やり方は非常に簡単ですが、イマジネーションがなければあまり効果も出ないような気がします。

顎を上げ、首を左右に回します。
左に回すと、右の前斜角筋が収縮し左の中斜角筋が収縮します。
逆に右に回すと、左の前斜角筋が収縮し、右の中斜角筋が収縮します。

お奨めは、一つの筋肉、前斜角筋だったらそれだけをイメージしてやる事です。
その方が意識が集中でき、効果が高いと思います。

「頭痛が出なくなった」

3週間ぶりの30代の女性。
腰・肩・首、そして頭痛等に悩ませれている。

前回から「加圧リリース」で首をしっかりほぐしていたので、今日来られるまで頭痛が出なかったそうだ。
もちろん、いつも頭蓋仙骨療法で頭もほぐしているが、首の張りがかなり取れたのが一番の原因だと感じられる。

今日も首の施術で痛がっておられたが、その分次に来られるまでの間頭痛で悩まされることは少ないだろう。

頭痛対策エクササイズ、側頭筋

厳密に言えばエクササイズとは言えませんが、側頭筋の張りも片頭痛の要因ですので、少しでも軽減させるようにしましょう。

この側頭筋は前の胸鎖乳突筋と同様に、奥に動脈が走っているので、これらの筋肉が硬直すると頭部への血流が妨げられます。
それもありますので、側頭筋のエクササイズをする時は、胸鎖乳突筋も一緒にしなければ効果は薄いと思います。

では、側頭筋のエクササイズですが、一つは耳の上の部分を両手を使って圧迫します。
3~5秒の圧迫を数回行うだけで、かなり側頭筋は弛みます。
それでもまだ張りが強ければ、今度は眉毛のやや外側を押さえて口を数回開け閉めします。
この部分は側頭筋の一番前に当たります。

実に簡単なので、繰り返しますが胸鎖乳突筋のエクササイズと共にやってみてください。

山科からの女性、「頭が重い」

久しぶりに山科から来られた60代の女性。
以前に来られた時は腰や腕の痛みを訴えておられたが、今回は「頭痛」。
最近かなり頭が重いそうだ。
どうしても我慢できない場合は服薬するそうだが、それもバファリンだったのが最近はロキソニンになっているそう。
しかし、できるだけ薬は飲みたくないとの事。

今のポリシーとして、主訴が頭痛だとしても必ず下半身のチェックをして、必要なら施術していく。
特に頭痛は主として首の不調が原因で、首の状態を良くするには必ず腰の調整は欠かせない。

どちらにしても、この方の場合は股関節(特に右)周りの筋機能の低下が見られたので、しっかり筋肉リリースを施術。
そして、首にかかるが両方とも前斜角筋に胸鎖乳突筋の張りが見られた。
目の奥の鈍痛という胸鎖乳突筋の関連痛も起こると言われていた。

最後に頭蓋仙骨療法で頭をほぐし終了。
「頭が軽くなった」と喜んでおられた。
あまりにも頭が軽くなり過ぎて、クラっとされる方が時々おられるので、ベッドから降りられる際は要注意(^_^;)


胸鎖乳突筋の関連痛、目の奥の痛み

前に額(前頭部)が痛い女性の件で、その痛みは胸鎖乳突筋の関連痛だった。
今回は左胸鎖乳突筋の筋肉リリースをしていると特に左目の奥が痛くなった。
右目の奥も左ほどではないが、やはり痛かったらしい。

その後、右の胸鎖乳突筋の筋肉リリースをしたが、その際には関連痛は出なかった。
この女性は顎関節症でもあるし、胸鎖乳突筋も顎関節に影響を与える筋肉なので、これからもしっかりと筋肉の状態を改善していかなければいけない。

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