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楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ: 2014年2月 2ページ目

「固いものを食べると左顎が痛い」女性、今回の施術

やはり、肩甲下筋の状態が良くなかった。
中斜角筋等のリリース前に肩甲下筋をまず施術。

それによって、狙い通り中斜角筋が弛みやすくなった。
施術時間及び本人に痛みを我慢してもらう時間が短縮され、大いに助かる。

顎関節への直接手技は、左外側翼突筋の癒着が若干あり、アプローチでかなり自分の指が痛かったsad
まあ、いつも痛い思いをしてもらっているのだから、これぐらいは我慢我慢(-_-;)

左の癒着がもう少し緩和されれば、痛みはほとんどなくなると思われる。

なかなか難しいケース

先日は立て続けに3人の女性に顎関節症の施術をした。
そのうち2人の方はまずまずの成果が出たが、1名の方は残念ながら思ったほどの効果が出なかった。

その方は、以前にも登場してもらった「もっとも口の開かなかった」方なのだが、顎関節と外側翼突筋の癒着が強くて何度も施術しているのだが、なかなか剥がれてくれない。
これが剥がれてくれないと、口がもっと開くようになってくれないので、早い内になんとかしたいと内心焦っているsad

首やその他の箇所にもまだまだ問題が多い。
それも解決しつつ、そしてご本人にも普段のエクササイズ等を心掛けてもうようアドバイスもし、全ての問題をクリアできるようにしていきたい。

管楽器をされている女子大生、2回目 楽器の持ち方が...

施術を受けた後はすごく楽だったが、段々とまた顎がしんどくなってきたとの事。

外側翼突筋や内側翼突筋の状態がまだまだなのは確かだが、それ以上に首の張りが強くなってきている。
今回も全身の調整、特に首の張りを徹底的にほぐし、外側翼突筋・内側翼突筋へのアプローチをすると、前回終了後以上に楽になった。

ただ、問題は簡単に首の張りが強くなる普段の生活。
姿勢をよくする為に腰痛3・4番のジェルフィッシュテープを貼付。
そして、いろいろと普段のエクササイズをアドバイスした。

もう一度座っている姿勢をチェックすると、左肩が下がって内旋している。
この方はホルンをされていて、ホルンの持ち方を聞くと右腕が外旋・左腕が内旋になる。
長年ホルンをやっていると、体にそういう癖がついてしまって、特に左上肢の筋膜が内にずれてしまっているようだ。

そこで、左前腕と上腕に筋膜コレクションテープを貼ってずれを修正。
歩く・跳ぶ・指を伸ばす・肘を伸ばす、等を毎日するように指導。
これを毎日心掛けてもらえれば、段々と良くなってくれるはず。

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