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楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ: 2014年3月

ちょっと肩・首の張りが強かったせいで・・・

顎関節症で来られている20代後半の男性、4回目の施術。

元々歯科でマウスピースを作ってもらっても、指1本が1本半程度しか開かなかったそうだ。
それが、直ぐにかなり開くようになり、痛みもほとんどなくなっていたのだが、2週間ぶりに来られると少し右顎が口を開けると痛いらしい。

肩や首の検査をすると、右の張りがかなり強い。
特に肩甲下筋や肩甲挙筋・板状筋の張りが結構あった。
その為に顎関節が引っ張られたせいだと考えられる。

幸いに顎の靭帯や筋肉はそれほど問題はなかったので、後は肩や首の張りを最小限に抑える普段の心掛け、というかエクササイズをアドバイスさせてもらった。

声が通らない男子大学生、ラスト施術

明日卒業式で京都に戻ってきて来院。
24日には山口で出社するので、これが最後の施術。

前回はこういう感じだったが、今回は股関節とかには多少の問題があるが、顎関節はもうこれで大丈夫だと思われる。
筋肉の張りも大方取れ、口の開くタイミングも合ってきた。

初めて来院された際に、「卒業までに間に合いますか?」と尋ねられ、多分いけるでしょうと答えたが、本当の間に合って良かった。

顎がずれている23歳女性、更に改善

この前に書いた、顎をずらさないと口が開かなかった女性。
かなり痛がりなので施術中かなり賑やかだが(^_^;) 顎の状態は更に良くなった。

前回の後友達と飲みに行った際に、「笑った際に口を開けた時の顔のずれが小さくなっている」と言われたそうだ。
いくら友達でもずれているのを指摘するのは忍びなかったのだろう。
そう言えば、今日来られた別の顎関節症の女性も、以前にある整体師に「顔が歪んでいる」と指摘されたそうだが、それならそれで治したれよと思ってしまう…

施術していても、益々左右の口の開くタイミングが合ってきているので、最初来た時の状態はかなり悪かったが、案外短期間でかなり良い状態までいけそう。
といっても、なかなか時間の掛かる方もおられるし、本当に人それぞれですね。

ほとんど口が開かなかった女性、2週間ぶりでも・・・

2週間の間にまた症状が戻っていないか心配だったが、時々左顎がカクカクする程度だったそうだ。

妊娠3ヶ月なのでまあツワリとかはあるが、全体的に状態はかなり良い。
右前腕に腱鞘炎があるが、それもかなり改善してきているし、スリットテープを貼ると楽になられた。

さて、顎の状態だが、若干左の側頭骨下顎骨靭帯の弛みと外側翼突筋の張りがあった。
ただ、以前のような頑固さはなく、少しほぐすと状態が良くなった。

しばらくは、2週間毎に来ていただく事にした。
確かに他の顎関節症の方々よりは時間が掛かっているが、症状は人それぞれ。
よく「たった20分で…」とか書いてある施術が紹介されているが、自分からすればよくそんなの書けるなと感心する。
同じ症状でも、楽になるのに5分で済む人もいれば30分以上掛かる人もいる。
小さく「効果には個人差があります」と書いてあるのだろうが、少し人を愚弄しているのではないかと感じてしまう。

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