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楽水庵ブログ スッキリしましょう!!京都 楽水庵の頭痛ブログ: 2014年1月 2ページ目

自分でやってみましょう!頭痛対策エクササイズその1

当サイトの「頭痛、首こりや手のしびれ」でも説明しているように、頭痛の主な原因は頭蓋骨や首・肩の血行不良です。
特に頭蓋骨と繋がっている首や肩の筋肉の状態が悪いと頭痛になりやすいですね。

勿論、頭蓋骨の筋肉をいきなりほぐすような施術をしても直ぐに効果が出る方もおられますが、症状が強い方は一時楽になられても一番の原因が首や肩(ひいては腰)なので、その根本原因が解決しない限りしばらくするとまた頭痛が出てきます。

と、講釈ばかり書いていても何なので、しばらくこのブログでは現在私が施術で使っている「筋肉リリース」で、ご自身でやれるエクササイズを紹介させていただこうと思っています。

1回目は、「上僧帽筋」に対するエクササイズ。
上僧帽筋は後頭部から肩峰(けんぽう、肩の付け根)に繋がっています。
この筋肉の状態が良くないと、後頭部が重くなったりしますね。

左側のやり方で説明しましょう。
まず左の後頭部髪の生え際にある後頭骨付近を親指で触って張りのある場所を軽く押さえます。
次に首を軽く反らせ、左に回しゆっくり右に回していきます。首は軽く反らしたままです。
右に回していくとかなり痛いかも知れません。
痛いところでまた左に回し、スタートの戻ったらまた右に、を繰り返します。
親指の圧ですが、最初は軽い目にして、押さえている箇所がほぐれてきたら左に戻った時に加えていきます。

これだけでもかなり後頭部がスッキリしますよ。
理由などは後々説明していきます。
騙されたと思って、一度試してみてください。

頭の筋肉をほぐしてみて

「顎関節ブログ」でも書いておりますが、今までどちらかというと施術の順番を、まず鎖骨下リンパを流して次に「頭蓋仙骨療法」で頭の筋肉を弛める、という順番でやっておりました。
頭痛のひどい方は、とりあえず先に楽になってもらおうと考えていたからです。

しかし、この手順では頭の筋肉の張り、特に後頭部・頭頂部・側頭部の張りが思ったほど改善しない方もおられました。
何故かというと、首等の筋肉がほぐれていないからです。

人間の体(他の動物でもそうでしょうが)は「浅筋膜」という、一種の「ボディスーツ」で覆われています。
よく「痛みが移動する」という表現をされる事がありますが、これは浅筋膜の流れに沿って痛みが出現する箇所がいくつかあるからです。
そして、大事なのは、首には頚椎があり、その頚椎は脊柱の一部分であり仙骨(本当は尾骨ですが)で繋がっているという事です。

この事実を鑑みて、最近では顎関節の施術等で頭をほぐす場合は、首や肩から始めるのではなく、まず腰を含めた下半身の施術をしてそれから首や肩の施術、そして頭に行くようにしています。
こうすると、本当に今までよりも頭の筋肉が柔らかくなり、今まで施術していて結構な痛みを感じておられた方も、「イタ気持ち良い」程度の感覚になっておられます。

施術というのも、その時々の考え方によって変化していきますが、現時点ではこの流れでやっていく方が一番効果が出ると確信しております。





頭痛ブログも開始しました!!

これまで頭痛改善を謳い文句にしていた割には「頭痛ブログ」を展開していませんでしたsad

ホームページ上にもある程度の説明はさせていただいておりますが、このブログでは更に臨床で体験した事等をアップデートしていきたいと思っております。

よろしくお願いします。

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