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楽水庵ブログ スッキリしましょう!!京都 楽水庵の頭痛ブログ: 2014年1月

「頭痛が出なくなった」

3週間ぶりの30代の女性。
腰・肩・首、そして頭痛等に悩ませれている。

前回から「加圧リリース」で首をしっかりほぐしていたので、今日来られるまで頭痛が出なかったそうだ。
もちろん、いつも頭蓋仙骨療法で頭もほぐしているが、首の張りがかなり取れたのが一番の原因だと感じられる。

今日も首の施術で痛がっておられたが、その分次に来られるまでの間頭痛で悩まされることは少ないだろう。

頭痛対策エクササイズ、側頭筋

厳密に言えばエクササイズとは言えませんが、側頭筋の張りも片頭痛の要因ですので、少しでも軽減させるようにしましょう。

この側頭筋は前の胸鎖乳突筋と同様に、奥に動脈が走っているので、これらの筋肉が硬直すると頭部への血流が妨げられます。
それもありますので、側頭筋のエクササイズをする時は、胸鎖乳突筋も一緒にしなければ効果は薄いと思います。

では、側頭筋のエクササイズですが、一つは耳の上の部分を両手を使って圧迫します。
3~5秒の圧迫を数回行うだけで、かなり側頭筋は弛みます。
それでもまだ張りが強ければ、今度は眉毛のやや外側を押さえて口を数回開け閉めします。
この部分は側頭筋の一番前に当たります。

実に簡単なので、繰り返しますが胸鎖乳突筋のエクササイズと共にやってみてください。

山科からの女性、「頭が重い」

久しぶりに山科から来られた60代の女性。
以前に来られた時は腰や腕の痛みを訴えておられたが、今回は「頭痛」。
最近かなり頭が重いそうだ。
どうしても我慢できない場合は服薬するそうだが、それもバファリンだったのが最近はロキソニンになっているそう。
しかし、できるだけ薬は飲みたくないとの事。

今のポリシーとして、主訴が頭痛だとしても必ず下半身のチェックをして、必要なら施術していく。
特に頭痛は主として首の不調が原因で、首の状態を良くするには必ず腰の調整は欠かせない。

どちらにしても、この方の場合は股関節(特に右)周りの筋機能の低下が見られたので、しっかり筋肉リリースを施術。
そして、首にかかるが両方とも前斜角筋に胸鎖乳突筋の張りが見られた。
目の奥の鈍痛という胸鎖乳突筋の関連痛も起こると言われていた。

最後に頭蓋仙骨療法で頭をほぐし終了。
「頭が軽くなった」と喜んでおられた。
あまりにも頭が軽くなり過ぎて、クラっとされる方が時々おられるので、ベッドから降りられる際は要注意(^_^;)


胸鎖乳突筋の関連痛、目の奥の痛み

前に額(前頭部)が痛い女性の件で、その痛みは胸鎖乳突筋の関連痛だった。
今回は左胸鎖乳突筋の筋肉リリースをしていると特に左目の奥が痛くなった。
右目の奥も左ほどではないが、やはり痛かったらしい。

その後、右の胸鎖乳突筋の筋肉リリースをしたが、その際には関連痛は出なかった。
この女性は顎関節症でもあるし、胸鎖乳突筋も顎関節に影響を与える筋肉なので、これからもしっかりと筋肉の状態を改善していかなければいけない。

頭痛対策エクササイズ、肩甲挙筋

肩甲骨を引き上げる肩甲挙筋(けんこうきょきん)は第1頚椎に繋がっているので、この筋肉の機能低下も頭痛の原因の一つです。
しっかりエクササイズしてみましょう。
筋肉リリースの方法を紹介します。

左側から。
まず後頭部の生え際から少し下を左手の指3本の指腹で押さえ、左肩を上げ頭も肩の方に傾けていきます。
そして、次に右肩を上げ先ほどと同じように頭を肩の方に傾けます。
ちょうどシーソーのような動きをする訳です。

指の圧は深く入れていくよりも、動きが良くなっていくに連れて下の方に寄せていく強さを上げていく方が良いでしょう。
左肩を上げて頭を傾けている時に強さを少しずつ上げていってください。

これも左右共にやって見ましょう。

胸鎖乳突筋のエクササイズ

前回に胸鎖乳突筋の機能低下によって前頭部に痛みが出るケースを紹介しましたので、今回はこれのエクササイズを紹介します。

左で説明しましょう。
耳の後ろに「乳様突起」と呼ばれる大きな突起があります。
この突起の下に指を添えます。

注意ですが、この胸鎖乳突筋の内部には頚動脈が走っているので、あまりグッと押すような事はせず、指4本の腹で軽く添える感じで押さえてください。

そして、首の上下の角度はニュートラル、詰まり正面をまっすぐ見据えた感じでまず右へ大きく回します。
次に左に大きく回し、繰り返します。
段々と動きが良くなって来たら、上下で抵抗のある方向(ほとんどに人は下)に圧を少しずつ加えながら左右に回します。

左右どちらの胸鎖乳突筋もやってください。

かなり前頭部がスッキリする筈です。


額の痛み、首の筋肉が原因

顎関節症で通院されている30代の女性。
最初は口がほとんど開かない状態だったが、今では左顎が時々カクカクする程度まで良くなっている。
腰から肩・首・頭と全体的に施術しているので、かなり悩みも解決されつつある。

今日お見えになった際に、「額のところが痛い」と言われる。
聞けばかなり前から痛かったらしいが、問題の多い方は一度に全部を言われる事は滅多にない。
優先順位の高いところを先ず言われ、そこが楽になってくれば次のところ、というパターンが多い。
痛い箇所は左の額、目の真ん中のちょうど上辺り。
トリガーポイントで調べてみると、どうも首の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)が原因のよう。
左胸鎖乳突筋の筋肉テストをすると、全く抵抗できない。

そこで、左胸鎖乳突筋の筋肉リリースをすると共に、右の胸鎖乳突筋も更に状態が良くなれば、もっと楽になるので施術する。

結果は良好、ほとんど痛みが消えました。

ちなみに胸鎖乳突筋の状態が良くないと、めまいの原因にもなります。
一番簡単なチェック方法は、左右に首を回してみて回しにくい方があれば、その反対側の胸鎖乳突筋の機能低下が疑われます。
というのも、胸鎖乳突筋は反対側に首を回す機能があるからです。

眼の周りとかが痛い時、一度チェックしてみて下さい。

やはり頭を最後にすると効果覿面!(^^)!

今日来られた女性。
今までの、頭を最初に方にほぐす順序でやっていくとかなり痛がられていた。

それが、最近の腰を中心とした下半身の施術、そして首や肩中心の上半身の施術の後に頭をすると、張りも今までより少なく、「気持ち良い」感覚になっていた。

勿論、必要なら痛くてもある程度我慢してもらうが、必要以上に痛みを与えるのは申し訳ない。

という訳で、結構良い感触で施術を終える事ができました。

頭痛対策エクササイズ、左右ともやりましょう

第1回で上僧帽筋の「筋肉リリース」を用いたエクササイズを紹介しました。

如何でしょうか、試していただけましたか?

そして、大事な事は痛いのが左側として、左側だけやれば良いのかと言えばそうではない、という事を覚えていただきたいのです。

動かし方にもよりますが、左右についている同じ筋肉は協調して動く事が多いのです。
例えば、前回で説明したスタートポジション、首をやや反らし左側に首を回すと、ターゲットである「上僧帽筋」は収縮し、の「上僧帽筋」は弛みます。
この「収縮と弛緩」のコンビネーションが上手くいって、初めて筋肉はスムーズに動いてくれます。
片側をやるだけでは、やはり期待できる効果が限定されてしまいます。

できるだけ両方ともやってください。

首の詰まりをとると頭もスッキリ、タグルボード

「痺れブログ」でも紹介した、タグルボードというカイロプラクティック用のツールです。

これは関節の位置を正すのに使うものですが、、頸椎の詰まりにこれを用いると状態が改善します。

内科的や脳内部が原因でない限り、頭痛持ちの方のほとんどに頚部の詰まりがあります。

首が詰まっていると、頭部の筋肉を引っ張り頭痛を引き起こす、また頚部の詰りにより頭部への血行が阻害されそれが頭痛を引き起こしたりします。

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