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楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ: 2017年9月

「時々食べる時にこぼします」口が開いていないせい?

こんにちは、楽水庵です。

今日初めてお越しになった20代後半の男性。
右肩・腰の不調で来られたのですが、どうもお顔を拝見すると顎、特に頤(おとがい)の位置が左にずれていました。

「顎良くないようですね」というと、初めは「そうですか?」という反応。
試しに口を開けてもらうと、右の開くタイミングが遅れていました。
そして、食事の時に時々口元からこぼす事があると話されました。

少し前のブログで、中学生で顎の状態の良くない子がチームメイトに比べて食事のスピードが遅い事を書きました(リンク)。

この男性もその中学生と同じように食事の時に思っているより口が開いていない可能性が高い。
その為にどうしても口元から食べ物がこぼれてしまうのでしょう。

チェック及び調整していると、右の胸鎖乳突筋もそうでしたが顎二腹筋の詰りがきつく、側頭骨下顎骨靭帯の弛みも少しありました。
そして、予想通り右外側翼突筋の張りが強く中で癒着していました。
特に外側翼突筋が拘縮というより伸ばされて固くなっているので頤が左にずれていたようです。

これらの調整後に咬筋の機能を上げるエクササイズを行い、口を開けてもらいましたが・・・
本当にビックリしました!
一瞬顎が外れたのかと思うぐらい楽に口が開きます。
本人も驚いておられましたが、施術を終えた方が口が楽に開くのを見慣れているつもりの私でさえ「え、ここまで開くの?」と思ったぐらいでしたから(笑)

後で言われていましたが、歯医者さんで結構「もう少し口を開けてください」と言われていたそうです。
これからは、こう言われる事もなくなっていくでしょうね。

楽水庵


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