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楽水庵ブログ 2014年3月 5ページ目

ツワリによる吐き気に対するテーピング

現在妊娠6週間の常連の30代女性。

もう一人の現在3ヶ月の女性は、つわりで消化不良はあるものの吐き気はないとの事だが、こちらは前回の妊娠の際も結構吐いたとの事。

施術後半になった時点で、「少し気分が悪い」との事で5分ほどベッドで休んでもらい、その後試行錯誤の上、写真のようなテーピングをしたら吐き気が収まったhappy01

毎回気分の悪い個所は変わるそうだが、今日は皮膚を幽門(胃の出口)を中心に小さな円を時計回りにすると気分が良くなったので、テーピングでその動きを再現した。
Facebookでそれを投稿したら、愛媛の先生がこれに加え臍の下までもう少し大きな円で貼ると妊娠線も薄くなり、人によってはほとんど消えると教えて下さった。
次回試してみよう。

tomoko_tuwari01.jpg

頭を下げると首の後ろが痛い

「鎖骨がずれているようなのですが…」と言って来られた男性の3回目。

肩を回すと若干両肩鎖関節からクリック音がするので、肩甲上腕関節テープを貼る。
これで、かなり音が出なくなった。

そして、鎖骨の動きの悪い最大の原因であった前斜角筋や中斜角筋の状態もかなり改善してきている。
中斜角筋と密接な関係のある肩甲下筋(特に左)の張りはまだまだ強いので、それがもう少し良くならないといけない。

今回は、「頭を下げると首の後ろが痛い」と言われていた。
今までは、しんどいところが多すぎて何が何だか判らない状態だったのが、ハッキリとどこが痛いと自覚できるのは随分と良くなった証拠。

調べてみると、左は頚板状筋と肩甲挙筋、右は頭板状筋の状態が良くなかった。
これらのリリースを行うと、随分と楽になられた。

ほとんど口が開かなかった女性、2週間ぶりでも・・・

2週間の間にまた症状が戻っていないか心配だったが、時々左顎がカクカクする程度だったそうだ。

妊娠3ヶ月なのでまあツワリとかはあるが、全体的に状態はかなり良い。
右前腕に腱鞘炎があるが、それもかなり改善してきているし、スリットテープを貼ると楽になられた。

さて、顎の状態だが、若干左の側頭骨下顎骨靭帯の弛みと外側翼突筋の張りがあった。
ただ、以前のような頑固さはなく、少しほぐすと状態が良くなった。

しばらくは、2週間毎に来ていただく事にした。
確かに他の顎関節症の方々よりは時間が掛かっているが、症状は人それぞれ。
よく「たった20分で…」とか書いてある施術が紹介されているが、自分からすればよくそんなの書けるなと感心する。
同じ症状でも、楽になるのに5分で済む人もいれば30分以上掛かる人もいる。
小さく「効果には個人差があります」と書いてあるのだろうが、少し人を愚弄しているのではないかと感じてしまう。

無事目標タイムクリア!!

このブログの記事でモデルになっていただいた男性が、今日初めてフルマラソンを走られた。

ハーフで1時間半、後半はまあガス欠もあるので3時間半でゴールできれば御の字だろうな、と互いに認識していた。

そうしたら、先ほど「痛みもなく3時間半クリアできました」とのメール。
良かった、良かったhappy01

この方は前の記事でも書いているように開帳足(横アーチが足りない)と、それに伴う足底筋膜の弱さが目立っていた。
それに加え、10㎞以上走ると左膝と右足首に痛みが出てくる、という状況。

左膝の痛みは、梨状筋が弱い為に脚を振り出す、つまり股関節を屈曲する時にも大腿直筋を使ってしまうので大腿前部に負荷が掛かりすぎていた。
右足首の痛みは、ひらめ筋や後脛骨筋の機能低下から起こっていた。

これらの状態をかなり改善してレースに臨んでもらった。
天気予報が良くなかったので心配していたが、幸い雨も上がってくれたので、快適に走ってもらったのだろう。

詳しい話は今度来られた時に伺おう。



やっぱり雨の夜は・・・

といっても土砂降りだと何ですがsadシトシト雨が降っている夜の庭は風情を感じます。

柄にもなくロマンチストな俺(笑)


20140301niwa_night_1.jpg



スネークテープの貼り直し

スリットテープを貼り続けていたらかなり親指の状態が更に楽になってきている。
手首の部分は皮膚が薄いので剥がれやすいから、頻繁に貼り直さなければいけないのが玉に傷だが(^_^;)

スネークテープも案外剥がれやすいので、これも貼り直し。
今回は遠位から貼ってみる。
どうもこちらの方が良いみたいだ。

my_right_arm03.jpg


五十肩で来られた40代後半の男性

娘さんがこの間顎関節症で来られ、「よく効く」と家に帰ってから話されたのでお見えになった。
最近来院された方のご家族が良く来られる。
うちの施術は結構痛いのもあるので、「お前も痛い目に遭ってこい」という気持ちもあるのだろうか(笑)

さて、五十肩の状況は中度。
上腕が肩と並行ぐらいまでしか上がらず、後ろにはほとんど動けなかった。
聞くと、一昨年に初めてなって、整形外科に行くもののレントゲンの結果で「骨には異常なし、五十肩ですね」と言われ湿布をもらっただけ。
暖かくなって症状がマシになったので放置していたら、昨年11月に再発症。
整形に行くのも馬鹿らしいので湿布を貼っていたとの事。

検査をすると、棘上筋・肩甲下筋に上腕二頭筋の長頭腱の状態が悪い。
それらをアクティベーターとリリースでさっとやってみると、スッと肩が動くようになる。
下半身の調整もしたかったので、先に肩を動くようにした。

その後本格的に施術をしたが、本人も「あれ、肩が痛かった筈なのに」という感覚になっておられた。
幸い、この方は腱板や靭帯を傷めておられず、筋肉の不具合を調整するだけで良くなられたのでテーピングをする必要性はなかった。

弱っている筋機能は施術で機能が戻ってもしばらくすると低下するので、しばらく通っていただくが数回で肩は大丈夫だろう。

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