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楽水庵ブログ 2015年8月 2ページ目

久しぶりに自分自身の片頭痛

こんにちは、京都府長岡京市の「アゴ・首・スポーツ障害専門院」楽水庵です。
首へのアプローチを得意としているので、頭痛解消にも繋がる事も多く、また「頭蓋仙骨療法」を含め頭部へのアプローチも行いますので、当院に来られて施術後「頭がスッキリした」という感想を言ってくださる方がほとんどです。

かくいう私もこの間、酷暑の中、小学生や高校生のバドミントンの全国大会へテーピングサービスに複数日に渡って行っていた関係からか、夜に弊院で仕事をしていたら久しぶりに左側頭部がスキズキとする片頭痛に見舞われました。

次の日もインターハイの最終日でテーピングサービスに出なければいけないので辛いな~、と感じていました。
側頭部を触るとかなり張りが感じられます。

しかし、それでも側頭部単体で張りが生じる事は稀で、ほとんどが首の筋肉と関係があります。
今回の私の場合は、板状筋という頸椎1番から胸椎に掛けて走っている筋肉に問題があると判断して、一応π(パイ)テープを貼ってみました。
すると、さっきまでの痛みが半分程度に軽減しました。

そして、翌日にテーピングサービスで一緒になった滋賀県の仲間に、今私が行っているMUST(マッスル・ユニット・ストレングス・トレーニング)というその筋肉本来の持っている収縮力を発揮させるテクニックを少し教えた際に、それを使って私の左板状筋をやってもらいました。

そると、ありがたい事に片頭痛は全くと言っていいほど消えました(*^。^*)

板状筋や肩甲挙筋に胸鎖乳突筋等の頸椎1番や乳様突起に繋がっている筋肉は、状態が悪くなると側頭筋と隣り合わせであるので側頭部の片頭痛を、また上僧帽筋のように後頭骨に繋がっている筋肉は後頭部の頭痛を、それぞれ起こしやすくなっているのは間違いないでしょう。

とにかく、早目に頭痛が消えて助かりました。
もちろん、非常に暑かったので軽い熱中症もあったのは否めませんが(^_^;)


楽水庵

頸椎ヘルニアに対し、ジェルフィッシュテープ

お疲れ様です。痺れやヘルニアに対し、独特のアプローチで効果を出している 京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

頸椎や腰椎のヘルニア、その他さまざまな悩みで通われている30代の女性ですが、ヘルニアの症状はかなり改善してきています。
初期の頃は下の写真のようにEDFテープというスリットを入れたテープを組み合わせた貼り方をしておりましたが、最近は頸椎を押して少し間隔の薄い個所が限定されてきました(EDFテープの下方、肩甲骨の間に貼ってあるのは上後鋸筋テープといい、呼吸を補助する目的のテープです)。

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そこで、最近はジェルフィッシュテープで貼っております(写真下)。
この方が、ピンポイントで神経の流れを阻害している皮膚等の上部組織を持ち上げてくれるので、現時点では最適の選択と思われます。

sumino_20150806.jpg











ただ、頸椎ヘルニアの症状が軽減してきてくると、頚部の張り等は逆にはっきり自覚できるようです。
現在資格を得る為にスクールに通っておられ、授業の多い日は9時間ほど授業を受けられるそうなので、結構首に応えるそうです。
この前も、首を傾けたままで6時間ほど教材のDVDを観てたら、結構左の前斜角筋にきていました。

それでも、ヘルニアの何とも言えない状態ではなくなってきているので、普段から首のエクササイズをしてもらうとダメージは減るでしょう。
この場合によくある間違いは、傷めた首の筋肉を「ストレッチ」しようとする事です。
伸ばされて傷めた筋肉を更に伸ばそうとするのですから、余計に悪化させてしまいます。
こういう方が結構おられます。

傷めたと思われたらその筋肉を「縮める」事です。
まあ、なかなか難しいです。
ある程度解剖学を知っている必要もあります。
現在施術で使っている、MUST(マッスル・ユニット・ストレングス・トレーニング)テクニックではこれが簡単にできます。
少しずつセミナーを開催していきたいと思っております。

楽水庵

右手首の痛み、「歳のせいと言われました・・・」

京都府の乙訓地区、長岡京市でスポーツ障害を中心に施術を行っているスポーツ整体院 楽水庵です。

今日午前の施術が終わり、昼食を摂って墓参りに行こうかと着替えていたら、「もう終わりですか?」と壮年の女性が入ってこられました。

完全予約制でやっているのですが、案外近所(この女性は職場が近所)の方は直接来られる事がたまにあります。

聞いてみると、テニスをされている方で以前から右手首痛で悩まれていました。
いろいろご自身で調べていると、TFCC(三角繊維軟骨複合体損傷)ではないかと思われ整形外科を受診、検査の結果も一応そうらしく、「歳のせいだから仕方がない」と言われ憤慨されていました。

その病院での治療はヒアルロン酸注射です。

少し前に肩を傷められた男性もヒアルロン酸注射による治療を受けられていましたが、一向に良くならなかったようです。

この場でヒアルロン酸の有効性を論じる気はありません。
ただ、このやり方で効果が出ない方々がおられるのも事実。

右手首の尺側が痛いという事で、以前診た高校生でもそうだったのですが広背筋が良くないのでは?と感じ、右広背筋のテストをしてみると予想通り陽性反応が出ました。

そこで、最近開発して効果を出しているMUST(マッスル・ユニット・ストレングス・トレーニング)というテクニックで広背筋の機能をその場で上げてみると、かなり手首の痛みが緩和された模様。
次に、その広背筋が何故機能低下したのかを探る為に右肩関節をチェックしてみると、肩甲上腕靭帯に弛みが見られました。
肩甲上腕靭帯に弛みがあると大胸筋が働きません。
ラケットを持つ側の大胸筋が効かない状態だと、プレーしていると、いえプレー以外の日常生活においても様々な無理が生じてしまいます。

その結果、この女性は右手首を傷めてしまったと考えられます。

検査の結果はTFCCなのでしょうが、その本当の原因が判っていないと痛みを解消するのは難しいでしょう。

今日は時間がなかったので、この女性には来週月曜に来てもらう事にしてもらいました。
もちろん、広背筋・肩甲上腕靭帯以外にも問題はあると思いますので、そこもしっかり見つけて対策をしたいですね。

「歳のせいだから」、この言葉を医師に言われる方は結構おられます。
安易に言ってほしくありません。
ただ、これも医師の持っている「診断権」なんでしょうかね(笑)


楽水庵

まだ少し顎が痛みます、私(^_^;)

お疲れ様です、アゴ・首・スポーツ障害専門に、京都府長岡京市でスポーツ整体院をやっている楽水庵です。

少し前に、歯や歯茎の問題で顎が痛くなって、首へのテーピングで治まったと書きました。

それからですが、少し引きずっています。
右奥歯が擦り減ってきているせいか、すこし歯の調子が良くありません。
歯医者さんでは、今のところこのままで様子を見ましょうとの事でした。

ただ、当院に顎の問題で来られる方々が発症した(痛みが出てきた)のが、歯医者さんに行った時というのは判るような気がします。
やはり歯や歯茎の問題は顎関節と密接な関係がありますね。
少しバランスが崩れるだけで痛みが出てくるのが、今回自分も実感しております。

特に最近は右胸鎖乳突筋の張りが結構強く、この前も「何か顎が痛いな~」と感じていたら、右胸鎖乳突筋に効かせていたπテープの乳様突起部分のやつが剥がれていました。
貼り直すと楽になりました。

また、この胸鎖乳突筋の張りですが、歯や歯茎の状態が良くなかったので、そのストレスが原因だと推測します。
右上の奥歯が擦り減ったせいで、結構詰め物の隙間とかに食べかすが溜まりやすく、それが原因で歯茎に炎症を起こしてしまうので、そのせいもあるのでしょう。

胸鎖乳突筋のテーピングを続けていくのもそうですが、私が顎の不快感から解放されるには、しっかりとした歯磨きを続けてみる事だと考えます。


楽水庵

やはり、息がしやすいと怖い夢を見なくなった

アゴ・首・スポーツ障害専門院をやっている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

前回に「怖い夢を見るのは?」という事(リンク参照)で、就寝中に呼吸が浅くなっていて、その息苦しさを休んでいる脳が原因を探して、自分の体験や見聞きしたものから連想してしまうのでは、と考察しました。

故に、呼吸がしやすくなれば(特に就寝中)そういう夢も見なくなるのではと推測しました。
今日1週間経って、その呼吸をしやすくするテーピングをした女性が来られ、経過をお聞きしました。

数日前にテープを剥がしてしまったそうですが、貼っている間は想像通り怖い夢を見なかったそうです。
逆に剥がしてしまってからは、以前のように怖い夢を見ていたそうです。

また、起きている間もテーピングをしている間は呼吸が楽だったそうです。

別の鬱の女性(リンク参照)もテーピングしている間は呼吸がしやすく頭もハッキリしていたそうです。

こういう事から、有効なテーピングをすると精神状態も良い方向にコントロールできる事が判ってきました。

あまり、自分達の仕事だと来られた方にどういう夢を見るかとは聞きませんが、これからは折につれ尋ねてみるのも得策でしょう。

楽水庵



「怖い夢を見るのは?」、精神科の医師との話

こんにちは、アゴ・首・スポーツ障害を中心に施術を行っている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

当院に通われている40代女性で、毎晩のように怖い夢、例えば殺されるような夢を見られる方がおられます。
最近は夏バージョンのせいか(笑)、溺れる夢だそうです。
それに加え、毎晩のように就寝中に喰いしばりがあるそうです。

以前にこういう症状はひょっとして、就寝前にコーヒーなどの刺激物や甘いものを摂った反動による「夜間低血糖」なのでは?と思い、そういう習慣を改めてもらいました。

しかし、それでも怖い夢は見るし喰いしばりもあります。

それが、今回「後鋸筋」という背中の呼吸を補助している深層筋のアプローチをやりだしたところ、息がやはり深くなられました。

そこで、ふと考えました。
自分も時々あるのですが、穴ぼこに落ちた夢を見た時に膝が「カックン」したりします。

でも、それは本当は逆で、膝の調子が悪い、(寝ているのでハッキリ判りませんが)おそらく膝窩筋やハムストリングの調子が悪く、一種の痙攣なのかも知れません。

起きている間はしっかりしたサインを感じるのでしょうが、寝ている間は身体からのサインがちゃんとした形で脳に伝わっていないのでしょう。
何か異常のサインが出ているのだが、脳が休んでいるのでしっかり把握できない。
把握できないなりに、「何だろう」とボンヤリしたまま脳が、それなりに今までの見聞きしたものや体験したものでイメージを作成したものが、
こういう類の夢なのかも知れません。

冒頭の女性に話を戻すと、この方は就寝中にかなり呼吸が浅くなっているのかも知れません。
起きている間ならまだ、ある程度呼吸をコントロールできますが、寝ている間は困難です。
その息苦しさがなぜ起こるのかを就寝中の脳がイメージした結果が、この「怖い夢」であるかも知れないのです。

それを、知り合いの精神科の医師に話したところ、その可能性はかなり高いと言ってくれました。
フロイトの「夢分析」は、深層心理とか結構難しい事を書いていますが、実際には大半の夢は「日常生活の情報処理」をしているに過ぎないとの事でした。

不快な夢を見るという事は、何か身体にサインが出ている可能性が結構あるような気がします。
ご覧のあなたも思い当たる節はないでしょうか?

楽水庵




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