楽水庵ブログ

末端の筋肉を調整すると・・・

こんにちは、京都長岡京市の楽水庵 水谷です。

2枚の画像を紹介しますが、これでかなりコンディションが良くなります。

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1枚目の画像は、手の母指球にある筋肉の『筋膜トレーニング』を指導している場面です。
この母指球の中には、「母指対立筋」「母趾内転筋」と呼ばれる母指(親指)を他の指に近づける筋肉があり、親指を反らす筋肉と密接な関係を持っています。
手仕事やデスクワークをしていると、ここが非常に疲れます。
私も(特に冬)仕事が忙しいとここが固くなり親指が曲がりにくい「バネ指」の症状に結構なりました。
そうなると今度は筋膜の繋がりで首も張ってきて、結構辛いものでした。

しかし、この筋肉達を筋膜トレーニングでしっかりと収縮させると、却って非常に柔らかくなります。
私自身がそうです。
施術の度に、お越しになっている方に指導する際に見本を見せているものですから(笑)
この筋膜トレーニングをした後に頸椎や肩関節の可動域をチェックすると、する前に比べてかなり可動域が向上します。

運転中の信号待ちや通勤・通学途中等どこでも直ぐにできます。
特にスマホで指を結構酷使している方は是非やってもらいたいですね。

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2枚目の画像は、小趾外転筋(しょうしがいてんきん)と呼ばれる小趾(足の小指)を外に動かす筋肉に対するテーピングです。
SLRテストと呼ばれる、仰向けに寝た方の片方の脚を、膝を伸ばしたまま上げていくテストがあります。
この際何がしかの原因でどうも挙がりにくい場合、この筋肉が正常に働いているかチェックしてみる必要があります。

この画像の男性の場合、自身で「どうも左の小趾が動かし難い」と言っておられたのでテーピングしてみました。
するとテーピング前と比べてSLRテストをすると、本当に軽く左脚が挙がりました。
可動域も向上しています。

やはり末端の筋肉等に問題があると動きの制限が強いようです。
てこの原理でもそうですよね。
可動域が向上すればそれで良いという訳ではありませんが、スムーズに動くという事自体抱えていた問題が解消したと考えて良いでしょう。


楽水庵

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