楽水庵ブログ

原因は大殿筋、それとも大腿直筋?参考になる現象

こんにちは、楽水庵です。

股関節周りのトラブルで、その解決に大殿筋か大腿直筋のどちらにアプローチすれば良いか悩む時があります。
拮抗関係にあるので、どちらかに問題があればどちらも確りとしたパフォーマンスは出せません。
また、参考までに書いておきますが、腰方形筋の機能低下が同側の梨状筋や大殿筋の機能低下をも招いている事が結構あります。

確り・慎重にどの筋肉に原因があるのかを見極める必要があるのです。

最近気づいたのですが、大腿直筋の機能低下がある場合には、同側の小趾(足の小指)に感覚異常があります。
同側の母趾とかに比べても、また反対側の小趾に比べても感覚が薄いのです。
ですので、こういう場合大腿直筋の調整をするともちろん股関節の状態も改善しますが、小趾の感覚も正常になります。

筋膜的な繋がりなのか、神経的なものなのかは判りません、私は臨床的な事しか興味がないので。
ただ、現場でこういう現象が出ている人がいて、それが他の方にも同様に適応できるのなら、それ自体がエビデンス(医学的根拠)なのではないでしょうか?

私自身現在更なる試行錯誤を重ねている段階で、また言う事が変わるかも知れません(^_^;)
ただ、こういう点もチェックして調整していくともっと良い結果をもたらしてくれるでしょう。


楽水庵



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