楽水庵ブログ

「え、こういうこともあるんや!」左小円筋と右大円筋他

こんにちは、楽水庵です。

この仕事、つまりテープ屋をやり出した当初は、ハッキリ言ってテキスト通り(それもちゃんとできていたかどうか・・・)の貼り方しかできず、それも追加の追加みたいな感じで重ね貼りをしまくっていました。

最近では、パターンがある程度読めてきて不必要なテーピングはできるだけ避けているつもりです。

例えば、胸鎖乳突筋の悪い側は中斜角筋も機能低下を起こしていて、その為に上腕三頭筋も状態が良くないケースです。
この場合中斜角筋にアプローチすると上腕三頭筋の機能は回復しますが、逆に上腕三頭筋にアプローチしても中斜角筋は機能が回復する事はありません。
そうすると、上腕三頭筋からアプローチすると上腕三頭筋に加えて中斜角筋も調整しなければいけないのです。

この順番というのはパターンで覚えていくしかないのではと考えています。

そして、今日また新たに発見(したつもりだけかな?)したものがあります。
右利きでデスクワークの多い方は、知らず知らずのうちに左の小円筋の機能が低下しています。
小円筋というのは二の腕(上腕)を外旋させる筋肉です。
デスクワークでパソコンを長い時間していると左はマウスとかを使わないので上腕が内旋状態のままになります。
つまりオーバーストレッチになってしまっているのです。

逆に右は小円筋の横に走っている大円筋という筋肉が機能低下します。
大円筋は肘を後ろに、即ち「肘鉄」する筋肉です。
右はマウスを動かしたリスので肘を前に伸ばす動作が多くなります。
その為に、今度は大円筋がオーバーストレッチしてしまいがちです。
これは別に筋肉テストなどしなくても、両肘を肘鉄した際右肘が左肘ほど後ろにいっていなかったらまず間違いありません。

今まではこれを別々に調整していました。
ところが、左の小円筋を先ず調整したところ、右大円筋は何もしなくても機能回復していました。
今のところ、逆のパターンではこのようにはなっていません。

何故か?と考えると、
1、小円筋とかの筋肉は「両側性」があると最近教わりました。
  どちらかをすると、反対側も自ずと良くなるという事です。
  
2、また、小円筋と大円筋は隣り合わせですが、上腕を外旋・片や内旋させる筋肉なので拮抗関係にあります。
  拮抗する筋肉の状態が良くなれば、これまた自ずと機能回復する筋肉もあるようです。

こういった理由から右大円筋に何もしなくても勝手に機能回復したと思っています。


まだまだ見つけたばっかりで、これからもいろいろ試行錯誤していく必要があります。
ただ、こういう事を臨床で学んでいく事によりもっと少ないアプローチで結果を出していける筈です。
私の場合テーピングが多いので、貼る枚数が減るという事になります。
皮膚の弱い方もおられますし、筋力的にテープを多く貼ると逆効果の方も正直おられます。
そういった方々にも最適のアプローチをさせてもらう為にも、もっと臨床で多くの事を学んでいく必要があるでしょう。

大事なのは、「絶対というものはない、今まで自分がやってきた事に自信を持つのは良いが過信しない事」なのかも知れません。

楽水庵




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