楽水庵ブログ

全中初日に来た右手首の痛い女子選手

こんにちは、楽水庵です。

院を休ませていただいて8日間の遠征に出ています。

その為のポスターも作りました(笑)

oarsman_poster.jpg

まず初日は、福井県美浜町で開催されている全中(全国中学生選手権競漕大会)のサポートです。
2日目も同様に全中をサポートします。

kugushiko1.jpgkugushiko2.jpg
といいながら・・・
初日は開店休業状態(T_T)
2日目はちょっと切り口を変えようかなと思案中。
また報告します。

それでも、早朝早速来てくれた女子選手がいました。
なんでも右手首がフェザーしたら痛い、漕いでいると段々と痛くなるとの事。
結構ボート選手でこういう症状の人は多いようです。

痛いのはどちらかというと小指側(尺側)。
それと、常に痛いのなら別ですが普段は大丈夫で漕いでいる間だけ痛いので、手首自体の問題ではないと判断。
先ほども書きましたが尺側なので、小指のテストをすると右は反応できず。
こういった場合、後斜角筋の機能低下が考えられるのでチェックするとやはり陽性。

加えて、広背筋のテストをするとこれも陽性だったのですが、これは小円筋の絡みがあるので一旦保留。
次に小円筋をチェックすると陽性だったので、小円筋にアプローチ。
小円筋の機能回復を確かめてから再度広背筋をテストすると正常になっていました。

一応調整はここまでで、その後レースで確認してからという事にしました。
その後また同じチームの子が来たので一緒にその子も来ましたが、レース中大丈夫だったようです。

一概に「手首が痛い」といっても原因は様々です。
単に手首周辺をチェックするだけでなく、いろんな可能性を考慮する必要があると思います。

楽水庵


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