楽水庵ブログ

う~ん、難しい高校女子アスリートの調整、男子と大違い(^_^;)

京都府長岡京市の楽水庵です。

最近高校生の女子アスリートが数名来てくれています。
最初女子高生が来てくれるという事で、単純に「嬉しいな~」と感じましたがそれがトンデモナイ!
高校女子アスリートでとことん身体を傷めた人達の調整は、男子高校生のそれと比べ感覚的に倍近くシンドイですね。。。

最初は「何でかな?」と疑問でしたが、続けている内に一番の原因が判りました。

それはズバリ、『女性器官』の問題。
男子のそれが体外にあるのでスポーツをしていく中での様々なトラブルに関して考慮する必要がないのに対し、女子のそれは下腹部にあり高校生の頃はそれが充実する時期にあります。

肘や手首みたいなトラブルだとこういった点はあまり考慮しなくても良いのかも知れません。
しかし、部活(特に強豪校)でハードな練習をしていて腰を傷めた場合などは、月経不順・生理痛・下肢の冷え等の問題も同時に起こってきます。
活発に部活をやっている高校生が冷え症?と思われるかも知れませんが、凄い冷え症の人もいます。
仙骨付近を傷めた場合はそれが顕著です。
特にS3神経が詰まっていると腹筋も働きませんが、子宮の動きも鈍ります。
子宮の上にある皮膚を神経支配しているからです。

もちろん中学生や大学生でもこういう問題はあるのでしょうが、時期的に高校生の頃が一番こういう問題に直面するような気がします。

そして、こういうものを一つずつ解消していかないと、彼女達が本当に競技生活をエンジョイする事はできないでしょう。
その為にも是非力になりたいと思っております。


楽水庵








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