楽水庵ブログ

朝起き立てによろける原因

京都府長岡京市の 『痛みの探偵!』 楽水庵です。

最近来られた方々で、こういう症状を訴えられる方が連続してあったのでアップしました。

それは、「朝起きた時に足元がふらつく・、よろけるがしばらくすると大丈夫」という症状です。

まだその症状を訴えられた方はそんなにお歳ではないし筋力もあるので転倒の恐れは少ないのですが、高齢者で筋肉が衰えていると転倒・骨折のリスクは非常に高くなります。

そして、この症状が出ている方に多いのが 「後脛骨筋」という下腿部(ふくらはぎ)の筋肉の状態が悪くなっている事です。
この筋肉は足趾を踏ん張る機能を持っています。
その機能が低下している上に寝ている間に浅筋膜の流れも余計に悪くなる為に、起きた時にかなり低下していると思われます。

では、どうすれば良いか?
もちろん下腿部の浅筋膜の流れをテーピング等で改善するのが一番理想的なのですが、それができない場合は朝起き上がる前に寝床で少し足趾を動かす事をお奨めします。
特に押し込むような動作をするのが良いでしょう。


楽水庵



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