楽水庵ブログ

筋膜リリースのやり方が進化すると・・・、そのコンセプトは?

京都府長岡京市の 『痛みの探偵!』 kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。

当院の施術は、主にキネシオテーピングと「筋膜リリース」です。
また、そのキネシオテーピングにしろ筋膜リリースにしろ、常に進化しております。

昨年大きくキネシオテーピングの貼り方を刷新しましたが、つい最近筋膜リリースが大きく進化しました!
というのも、キネシオテーピングをする際に常に考慮している「筋膜の流れ」をリリースに応用するようにしたからです。

以前の筋膜リリースはシアトル・マリナーズのトレーナーとしても活躍されている高倉先生から教わったものをベースにしていました。
ただ、これをそのままやると猛烈に痛い!!
高倉先生曰く、アメリカ人は痛いほど「効いている」と思う人が多いらしいのですが、講習の際に私がモデルになりましたが、本当に猛烈に痛かったです(^_^;)
やはり先天的に筋肉の強さとかも異なりますし、日本人の場合案外アスリートでも痛みに弱い方は多いので、私なりにアレンジしてやっておりました。

ただ、ほとんどの方に効果が出て喜んでいただけたのですが、中には「強過ぎる」、「しんどくなる」という方がおられたのも事実です。
そこで、これも私オリジナルのMUST(マッスル・ユニット・ストレングス・トレーニング)という一種の運動療法を多用していました。

今回、そのMUSTと筋膜リリースを組み合わせたものを、新たに開発できました。
まだまだ改良の余地はありますが、かなり効果テキメンです。

そのコンセプトとは、何か?
上にも少し書きましたが、最近のキネシオテーピングをする際に考慮している「筋膜の流れ」、つまり疲れた筋肉等は「固く絞った雑巾」状態で、疲れや痛みを解消するには、この状態を緩和させなければいけない。
固く絞った雑巾にまた水分を含ませる為には、一度反対方向に緩める必要がありますね。
これが、つまり「リリース」です。
水分、要するに「血液」や「リンパ」のスムーズに流れてこそ回復は促されます。
それを筋膜リリースに取り入れました。

全身どの部位でも効果があります。
頭蓋骨の筋肉もこのやりかたで行うと、頑固な側頭筋の張りが「スッ」と緩みます。
これは頭痛持ちの方や顎でお悩みの方にとっては、非常に効果的です。
側頭筋の奥には大きな動脈が流れていて、なおかつこの筋肉は「口を開ける」際の主働筋の一つだからです。

また、頭を直接しないまでも、肩甲骨内側や首の筋膜リリースをすると、それだけでも「頭が軽くなる」と言っていただいております。

前日来た学生(2年通ってくれています)に「また新しいの開発して効果凄いで」と話すと、「ホンマですか?前のでも十分効果あったんですけど」と行ってくれましたが、帰り際「ホンマ違いますわ!」と感想を述べてくれました。
またその後来られた50代女性(3年通っていただいています)も、首の新リリースをすると「あ~、首が回りやすい」と喜んでいただいていました。

技術及び考え方というのは、その時限界だと感じていたとしても、向上心や好奇心があれば更に進化できるものだなと実感しました。
また知人にに言わすと、私は結構『負けず嫌い』だそうです。
自分ではそう実感しませんが、ある分野に掛けては確かにそうかも知れません。
商才に関する分野では全くですが(あるなら前職を続けていた筈)、ことこういう処では「更に上」を目指しているようです。


楽水庵






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