楽水庵ブログ

思わぬ処が原因で太腿の外側に痛みが

京都府長岡京市の kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。

痛みの原因というのは、いつも痛みを感じる部位にあるとは限りません。
というよりも、打ち身や捻挫等ハッキリした原因がある場合を除いて、大部分の痛みの原因の多くは別の場所にある事が多いのです。
全身を覆っている『浅筋膜』の流れによって、ある部分の問題が他の箇所の筋肉等の動きに制限を掛けたりするからです。

3年ぶりにお越しになった40代の男性。
しばらく前から右大腿の外側に痛みが出て、特に階段を上がる時辛そうでした。
また、サッカーボールをけるような動作をすると膝下に痛みがありました。

最初は腸脛靭帯炎を疑いましたが、この方は右利きで、一般的に右利きの場合右には起こりにくいと私は思っています。
圧倒的に右利きの場合は左の腸脛靭帯に負担が掛かります。
というのも、右利きの場合は利き足も右の場合が多く、利き足には無意識に体重を掛けないようになってしまっているからです。
その代り、「支持足」である左にはその分体重を掛けてしまうからです。
一見すると、右の腸脛靭帯が良くないように見えても、縫工筋とかを調整すると大腿外側の張りは解消します。

この男性も確かにこのパターンでした。
ただ、それだけではなく、左首のC3神経が結構詰まっていたのも原因でした。
左のC3神経が詰まるとリンクしている右のL3神経も流れが阻害されます。
L3神経は、梨状筋・大殿筋・大腿直筋等の機能に影響を及ぼします。
それによって階段を上がる時の動作、つまり股関節の屈曲(平たく言うと腿を上げる)動作の際に影響が出てきて痛みがあった模様です。

神経の詰りを解消し、股関節の調整をすると腿上げは全然苦にならなくなりました。
ただ、まだサッカーボールをけるような動作をすると少し痛みと膝の不安定さがありました。
これは膝の内側側副靱帯に少し弛みが出ていたからでもありました。
下腿部の後脛骨筋も機能低下が見られました。

これは持論ですが、膝内側側副靱帯に問題のある方は後脛骨筋の機能低下がある事が多いのです。

それらをまたテーピングで調整していくと、サッカーボールをける動作をしても痛みが出なくなりました。

正直以前の自分だと大腿部の問題で首とかをチェックする事はありませんでしたが、今ではしっかりそういう処もやります。
そうでないと、痛みが取れない事も結構あるという事を来ていただいてくださった皆様から学ばさせていただきました。
本当にありあがたい事だと感謝しつつ、更なる成長もしていかなくてはいけません。


楽水庵





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