楽水庵ブログ

小学生相手はやはり難しい(^_^;)

キネシオテーピング協会関西支部指導員の楽水庵 水谷です。

5月29日、滋賀県野洲市総合体育館へ滋賀県小学生バドミントン連盟の春季シングルス戦のサポートへ行ってまいりました。

2月も同じ野洲市総合体育館へサポートに行きましたが、その際は上級クラスの選手達は彦根の方でやっていたので暇でした(笑)
やはり、上級クラスの選手達のスポーツ障害はかなりあり、下のクラスの子達はまあそれほど傷めていません。

今回は、全てのクラスの子が野洲に集まり、なおかつ頼んでいた仲間が一人来れず、来てくれた仲間も告別式に行く為に昼まで。
別に来てくれた理学療法士でキネシオテーピングを勉強中の女性は、まだ小学生のテーピングを任せるには荷が重いと判断し、見学及び助手をやってもらう事にしました。

他の競技をしている小学生のスポーツ障害の程度は判りませんが、バドミントンのスポーツ障害は結構重いと感じます。
身体のまだできていない時期に、左右非対称でなおかつ股関節・膝関節・足関節にかなり負担の掛かる競技をしているからでしょう。
本来なら、もう少しハードなトレーニングはしっかり身体ができてからの方が良いのでしょうが、なかなか理想と現実には大きな隔たりがあるのでしょうね。

そういう次第で結構スポーツ障害のきついバドミントンの小学生をするのは結構難しいですが、更に小学生を相手にする特有の問題が・・・
やはり小学生は容赦ない(^_^;)
テーピングしてまだ痛みが残っていても、どういう風にまだ痛いのか、変化があったのかなかったのか、を小学生ですからやはりこちらに上手く伝える事ができる子はあまりいません。
こちらの未熟さもあるのでしょうが、何度も「まだ痛い」と来られると流石に今晩夢に出てくるんじゃないかと思ったぐらいでした(T_T)

まあ、それでも端に棒にも引っ掛からなかったらいくら無料でも何度も来ないでしょうから、多少は効果はあったのでしょう。
それにまだまだ故障慣れしていないだろうから、コミュニケーション能力も発達していません。
ですから、その「痛い」という内容を上手く伝えられないのは仕方ないでしょう。
それを上手く引き出すのもこちらの能力でしょうから、まだまだ勉強しなければいけませんね。

もちろんある程度分別のできている子もいますが、本当遠慮なしに思った事をそのまま言う子もいますね。
ある女の子なんか、「おっちゃん、何で禿げてるの?」「てっぺん毛がないやん」、あげくの果てには「かわいそう」と言ってくれましたね(笑)
40歳を超えた頃から毛髪に関しては達観している、というか自虐ギャグにしているので全然平気ですが、あれがまだ髪に未練のある30代の頃だったら小学生相手に切れていたかも?

本当小学生を相手にすると精神的に鍛えられますね。
なんやかんや言ってもやり甲斐があるので、また秋季大会へ行く予定です。

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楽水庵

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