楽水庵ブログ

後は内側翼突筋がもう少し・・・

京都市の南西、長岡京市の「アゴ・首・スポーツ障害」専門院 楽水庵です。

2年ほど前から右顎がカクカクするという事でお越しになった30代の女性。

いつも書いている事ですが、顎関節症は全身のバランスが崩れた際に起こる症状で、そしてこれは誰でも起こり得るものです。
ただ、元々歯並びや骨格によりなりやすいか・そうでないか、の違いはあります。


さて、顎がカクカクする原因として、まず仙腸関節の動きがあります。
それと主に側頭骨下顎骨靭帯の弛みによって起こるものですので、側頭筋の緊張も原因の一つです。

ですから、顎関節を良くするには全身を整えていかなければいけません。

そうしてやっていて2回目の施術で更に良くなられましたが、右内側翼突筋の固さが結構ありました。

という事は、顎と頭蓋骨を繋ぐもう一つの靭帯 「蝶形骨下顎骨靭帯」も弛みが出ているという事です。
少し言い訳が入りますが、この靭帯も調整したつもりだったのですが・・・(^_^;)

施術で固さはある程度緩和しましたが、まだまだ柔らかくなってほしいところ。
そこで、口腔内での舌回しをアドバイスしましたが、忘れていました、もっといいエクササイズのある事を!
舌を裏返しにして、少し丸め先端を上の歯の内側に置き、その状態で舌の幅を狭めたり広げたりするものです。
これをすると内側翼突筋がかなり鍛えられます。

ホンマにうっかり忘れてましたm(__)m

楽水庵



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