楽水庵ブログ

脱水症状で皮膚及び筋膜の動きが悪くなる

これからは、kinesio ≒ painbuster & performance upper と名乗らせていただきます、京都市の西隣長岡京市にあるキネシオテーピング協会認定治療院 楽水庵です。

前回浅筋膜の話を書きましたが、浅筋膜は所謂「皮下組織」にあり、乱暴に言えば皮下脂肪と同じように考えていだいても結構です。
最近では皮下脂肪は「天敵」みたいな扱いになっていて、「なければないほど良い」という風潮になっていますが、そんな事は決してありません!
多過ぎても困りますが、女性の場合は無月経(マラソンランナーや体操選手に多い)を起こしますし、風邪など引きやすくなります。

そして、この浅筋膜を含む皮下組織及びその上にある皮膚においてかなり重要なのが『水分』です。
生き物は水分が多いと、それこそ「みずみずしい」ものなのです。
生まれたての赤ちゃんや小さな子供はそれこそ体内の水分率がかなり高めで、歳を重ねる毎に水分率は下がっていきます。
悲しい現実ですが、これは仕方ありません。

子供が何故我々より元気に動けるか?
それは皮膚・筋膜の水分が足りているからとも言えます。
「みずみずしい」のです。
そして、それであるが故に皮膚・筋膜の動きがスムーズで「邪魔をするものがない」からです。
子供よりも大人の方が一般的に筋肉量は多いのですが、肝腎の皮膚・筋膜の動きが良くない為子供のように元気に動き回れないのです。
そして、自覚症状がないのですが脱水症状に関して子供よりも身体が敏感に反応します。
また付け加えるのならば、神経のトラブルのほとんどは「皮膚の滑走の問題」なのです。
骨格なんて結果で歪んでいくのです。

ですから、常に脱水症状という大袈裟なものまではいかなくても水分補給を心掛けなければいけません。
一度に大量に摂るよりも、少しずつこまめに摂取してください。
特に身体のコンディションが悪い方は、本当に脱水症状に対して敏感に体が反応します。

最近かなり気温が上がってきました。
冬でも「隠れ脱水症状」が多いのに、最近のように暖かくなってきたら知らず知らずの内にかなり発汗して体内の水分は失われていきます。
「喉の渇き」を感じてからでは、タイミング的に少し遅いです。

早目早目に水分補給をしましょう。

楽水庵





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