楽水庵ブログ

「乾いたところに水を注がれたよう」

大阪市と京都市の間にある中規模都市 長岡京市にある「アゴ・首・スポーツ障害」専門院 楽水庵です。

先日お見えになった30代男性。
ある楽器のインストラクターをされています。

趣味でマラソンや、小学校時代からバスケットボールを続けておられるのですが、左膝に痛みが出て15㎞ほど走ると痛みが激化、それにバスケットボールをしても左足を軸にしたピポットターンができなくなっているとの事。
それとストレッチの店に通っておられるそうですが、「反り腰」と指摘されたようです。

まず、この方は左耳が結構右に比べ下がっていました。
という事は、頚椎1番が傾いています。
そして、それはつまり左半身が力が入りにくいという事です。
この状態をスルーして主訴だけ処理しても、根本的な解決にはなりません。

そういう訳で、頚椎1番とリンクしている腰椎5番にアジャストテープを貼る等の施術を行っていくと、その男性の特に左半身に血が流れる感覚があったのでしょう、「まるで乾いたところに水を注がれたよう」と表現なさいました。
さすが、ミュージシャン!

数日後に若干痛い処は残っているようですが、かなり良くなったとメールをいただきました。
ただ、この頃は初回で痛みをゼロにしようとすると、どこかまた歪みを発生してしまうのでほどほど、施術前の痛みから比べると 1/3 程度になっていればそれど十分と考え、またそう説明しております。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。

楽水庵



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