楽水庵ブログ

過去の右親指脱臼による指の長さに差が・・・

こんにちは、京都市と高槻市の中間、京都府長岡京市のキネシオテーピング協会認定治療院 楽水庵です。

昨年秋から指の突き指・脱臼(過去も含めて)で指の屈伸がやり辛い・屈伸で痛みが出る方々に、無料でテーピングをさせてもらって前後の変化にデータを集めています。
まあ、ミニコミ誌に載せてもらっていますが、なかなか予約して来ていただく方もまだおられず、データを取れるのは何か縁があった処でか、他の主訴で当院に来られた方でたまたま指の症状がおられる方ばかりですが・・・
まだまだデータを集めたいので、お近くの方是非よろしくお願いしますm(__)m

さて、昨日来られた20代の女性の方。
もちろん主訴は頭痛等だったのですが、学生時代バレーボールをされていた時に右親指のMP関節(中手指節間関節、付け根の関節)を脱臼されて、親指で踏ん張ると「カーン」と外れるとの事。
また画像のように左右の親指を比べると、右が短い。

yatuduka_20160206_1.jpg

IP関節(指節間関節)から先は同じ長さなので、これはやはりMP関節の問題と判断。

触診してみると、内側側副靭帯が損傷している模様。
といっても、側副靱帯は内外でバランスを取っているので両方テーピングする方が賢明です。
そこで、下のようにテーピングしてみた処、親指の長さが揃いました!
机を利用して親指を押さえてみても関節が外れなくなりました。

yatuduka_20160206_2.jpg

日常もそうですが、ほとんどのスポーツで指の安定は本当に大事な要素です。
ラグビーなども指を衝いたり脱臼するのは日常なようで、その為にしっかりハンドリングできない等の弊害が出ている可能性もあります。
今までは、こういうテーピング法があまり知られていなかったので「痛くなければそのまま放置」でしたが、更に高みを望むならこういう点も改善していってもらいたいと感じます。

是非京都及び京都周辺の方で、こういう指のトラブルをお持ちの方は是非ご連絡ください!


楽水庵

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