楽水庵ブログ

内転筋とハムストリングの張りが・・・フルマラソンを走られた女性その2

京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。
スポーツ障害や痺れに対応した施術を行っております。

前回はフルマラソンを走った女性がゴール前に手の痺れが出た事を取り上げました(リンク参照)。
今回もその女性のケースですが、今回だけではなく毎回レースの度に内転筋とハムストリングが結構張ってしまうそうです。

内転筋とハムストリングが張るという事は、S2の神経が詰まっている可能性があります。
両方とも3趾の筋肉テストをすると陽性で、予想通り左右共にS2の詰りが認められました。

前回のC7もそうですが、レース2日前にチェックした際には問題がありませんでした。
これも走っている間にフォーム等で徐々に圧迫を受けたと思われます。
痺れこそ出ていませんが、これも一種の坐骨神経痛と考えても良いのではと感じます。

S2の神経の通りを良くするπテープを貼った処、3趾の筋機能は回復、内転筋・ハムストリングの張りもかなり解消しました。

これもランニングフォームの改善も考慮に入れる必要がありますが、C7同様走っている間に圧迫を受けるのが予想されるのなら、予めπテープを貼って予防しておくのも良いかも知れません。
大層なテーピングは考えものですが、小さなπテープを予防的に貼付するぐらいでしたら問題ないでしょう。

楽水庵




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