楽水庵ブログ

ゴール近くになって手の痺れが・・・フルマラソンを走られた女性その1

京都府長岡京市で手や足の痺れへの施術を得意としている、スポーツ整体院 楽水庵です。

先日フルマラソンを走られた女性がレース2日後に施術を受けに来られました。
レース2日前にテーピングでコンディショニングしていたので、それほどダメージ無くベストを更新されました。

ただ、ゴール前に頑張って走っていると両手の2-4指に痺れが出たそうです。
始めはギュッと握り過ぎて起こる一時的な手根管症候群かなと思っていましたが、手は握っていなかったとの事。
そして痺れも「ジーン」としたものではなく、「ピリッ」としたものとの事。

これはやはり頚椎からの痺れだと判断し、首をチェック。
すると頚椎7番辺りに感覚の非常に薄い処がありました。
ご本人も言われていましたが、少しランニングフォームが良くないそうで、どうやら一所懸命走っていると肩がかなりブレルようです。
またこのコースはゴール前が結構な上り坂で、それがそのフォームのせいで更に頚椎に負担を掛けてしまったようです。
まあ、スポーツ障害と言えばスポーツ障害でしょうね(^^ゞ

C7の神経が詰まっていたので、前腕伸筋群に力が入っていませんでした。
感覚の薄さもありましたので、ジェルフィッシュテープを貼付(写真は別人)。

kinoshita_20151213_1.1.jpg

感覚も戻り、伸筋群の力も復活しました。

フォームを改造してもらう必要もありますが、どうしてもフルマラソンだとゴール前はフォームは乱れてしまいます。
3月にまた大会に出られるそうなので、その際には予防の為にジェルフィッシュまではいかないまでもπテープでも貼っておけば痺れは出にくいのではないかと感じました。

楽水庵


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