楽水庵ブログ

本当に必要な手術?

昨年12月に友人が膝を傷めている教え子を連れてきました。
中学時代バレーボールをしていて内視鏡手術をしたそうです。 膝周りだけではなく、股関節や下腿部を含めて調整したら痛みがほとんど消えたので、
このまま保存療法でやっていけば大丈夫だろうと思っていました。

久しぶりにその友人と会って話を聞くと、その子の主治医が結構整形の有名なドクターらしくて、
どうも強硬に手術を勧めたそうです。
友人も反対したらしいが、結局オペをして今リハビリ中だそうです。
今回が3回目で、前2回は結局失敗だったとの事。

本当に必要な手術だったのか?確かに膝だけみれば手術した方が良いのだろうが、
その子の場合股関節のバランスとかが悪かったので膝に負担が掛かっていたのも事実。
そのバランスを良くしなければ膝にまた負担が掛かってしまう。
いたちごっごのような気がしないではない。その友人ともしばらく連絡が途絶えていたが、
そういう経緯があったので、私に話しづらかったようです。

「木を見て森を見ず」治療家として一番やってはいけない事です。
その子の順調な回復を祈っていますが、
本来なら必要のないリハビリだったのではないかと、また人の体を弄ぶなと憤りを感じています。

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