楽水庵ブログ

小学生「体がフラフラする」、その意外な原因は?

筋肉・筋膜・皮膚・神経・関節、または内臓、様々なアプローチから、アスリートを始めとする皆さんのコンディション改善を目指している、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

この間、滋賀県のある処で行われたバドミントン教室に於いて、スポーツ障害のケアをさせていただきました。
その際に膝等のケアをしていた女性の娘さんが、「動くとフラフラする」というのでチェック。

片足立ちさせると右がかなりフラフラしていました。
まず、足関節を調べると足首の靭帯が結構グラグラ、そこで足関節テープで靭帯の弛みをロックしました。

しかし、それでもフラフラは変わらず。
これは体幹の問題と判断して、次に腹部のチェックを。
内腹斜筋の機能が低下しているのは間違いありませんが、他にも問題がないかと前鋸筋のテスト。

すると、右前鋸筋の力が全然入りません。
前のブログ(リンク参照)でも書きましたが、一般的に胃の関係(だと私は思っています)で左前鋸筋の方が機能低下しています。
それが、右の方が圧倒的に弱い。
何故か?

こういう場合、私はまず肝臓を疑います。
足の反射区を押してみると、かなり痛がりました。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれていますが、反射区を押しての反応も然り。
目や鼻の反射区は直ぐに反応するのですが、肝臓の反射区は同じ圧で押していても最初は反応は薄く、後にだんだんと痛くなってきて痛くて堪らなくなってきます。

この女の子も同様の反応をしたので、肝機能の低下と判断、肝臓の筋膜の良くするテーピングをして、右で片足立ちをさせるとフラフラがピタッとやみました。

まあ、私は医師ではないので、親御さんに大きな病院で検査を奨めておきました。
次の日に看護師さんとたまたま話をする機会があったので、その事を言うと小学生がそういう状態になるとしたらB型肝炎の可能性がるのでは、と話されていました。
何か風邪を引いた時など免疫力が落ちている時にウイルスが入ったのでしょうか?
しかし、ここからは私の守備範囲ではありませんし、全く知識がないのでこれ以上憶測をするのは控えた方が良いでしょう。

ハッキリした事実は、小学生の女の子が肝機能低下で身体がフラフラしていた、という1点だけなのですから。

楽水庵





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