楽水庵ブログ

足底筋膜炎の男性へのアプローチ、捻挫癖も原因か?

お疲れ様です。スポーツ障害を解消し、より良いコンディショニングを目指している、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

ある競技の指導者の方(男性)が1ヶ月前から左踵に痛みが出、整形外科で「足底筋膜炎」と診断されて経過観察を続けていたが、1ヶ月経っても一向に改善しないとの事でお越しになられました。

踵の痛みが出ている個所から、真っ先に疑いを持ったのは後脛骨筋による関連痛。
テストをしてみると陽性でした。
ただ、右の下腿部の方が後脛骨筋の他にひらめ筋も弱かったのに、何故右だけに出てきたのか、という疑問がありました。

それに対する推測としては、、左足首が度重なる捻挫により靭帯が緩くなっていてグラグラで、その為に踏ん張ったりする時に余計に負担が掛かっているのでは、というものです。

それ故、テーピングとしては後脛骨筋テープ・足底筋膜テープ・足底方形筋テープ・足関節テープ、そして足関節テープで足首周りを安定させて、圧痛点にジェルフィッシュテープを貼りました。

shichiri_20150826_1.jpgshichiri_20150826_3.jpgshichiri_20150826_2.jpg結果としてはかなり良好で、今まで階段を下りる時に手摺に頼らなければいけない状態だったそうなのですが、スイスイと下りて行かれました。

もちろん、数日したら状態は変わっていく可能性もあります。
それに、1回のテーピングでスッカリ良くなる事も考えにくい状況です。
しばらく通っていただき、足関節も一緒に良くなっていただきたいと考えております。


楽水庵




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