楽水庵ブログ

「お蔭様で優勝できました」

こんにちは、京都府長岡京市でキネシオテーピングを主に用いて、アスリートのコンディショニング及びスポーツ障害対策を行っている、キネシオテーピング協会認定治療院 楽水庵です。
 
ソフトテニスをされている20代男性。
先々週末に足首捻挫で初めて来院されました。
 
その後原因不明の腹痛で高熱が出て2日ほど寝込む羽目になられたそうです。
週末、翌日に市民総体の試合があると言って来院されました。
 
まだ下腹部にかなりの張り。
もちろん自分では何の病気か判る訳はありませんが、仙椎3番のデルマトームに要請が出たので、よく女性にするアプローチで仙椎3番にジェルフィッシュテープ、下腹部にクロコテープ、それと肝臓の反射区を押すと陽性反応があったので肝臓クロコテープ。
これで下腹部の張りがほとんどなくなりました。
どうやら腸ではなくて、泌尿器関係のトラブルではなかったかと思われます。
 
それと前回足関節テープを貼った翌日に試合に出られたが、本来バックハンドで打つボールをフォアに回り込んで打とうとした際に右足首に痛みがあったそうです。
これは、どちらかというと、足関節よりも股関節の問題でした。
梨状筋の筋機能が低下していたので、回り込んだ際に股関節が耐え切れず、その分余計に足関節に負担が掛かったようです。
梨状筋の調整をすると共に、もちろん、足関節もまだ靭帯の状態が戻り切っていないのでテーピングしました。
 
そういった下半身の問題も解決していき、写真のような上半身の調整をして帰られました。
結構上半身もいろいろと問題が見られました。


takahashi_20150628.jpg
 











すると、来られた際は「本当に明日の試合大丈夫?」といった感じだったのですが、翌日夜になって「お蔭様で優勝できました」とのメールを送ってこられました。
 
先週はフェンシングをしている高校生も来院して、フェンシングのような半身でする競技特有のスポーツ障害(首や肩関節)を解決したら、その彼も近畿大会で優勝したそうです。

あくまで、勝負は時の運でコンディショニングをしたからといって必ず勝つとは限りません。
それよりもベストパフォーマンスを出してもらえた方がこちらとしては嬉しいのですが、やはり優勝して下さると良いもんですね(笑)

楽水庵
 
少しはお役に立てたのだろう。

過去の記事

全て見る