楽水庵ブログ

長距離のフライト(移動)で疲れやすい筋肉は・・・

こんにちは、スポーツ障害を含む身体の痛みや違和感を緩和して、皆さんにもっと元気な生活を送っていただきたい、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

関東在住で帰省の折にお越しになってくださる男性ですが、今回前日に欧州からお帰りになったばかりだったせいで、いつもと状態が大きく異なっていました。

とにかく梨状筋とひらめ筋の機能が著しく低下していました。
恐らく長時間のフライトで座りっぱなしだったのが影響しているのでしょう。

梨状筋が張ると仙腸関節の動きも悪くなります。
まあ、これは仙腸関節が固まってしまうから梨状筋の機能が低下するのかも知れませんけどね・・・

ひらめきんの機能低下は自明の理です。
これは座位で踵を着けたままで長時間いるとひらめ筋が伸ばされっぱなしになるからです。
そして、これは飛行機に乗っている時ばかりではなく、デスクワークとかでも同様です。
時々踵を上げたりしてひらめ筋を収縮させましょう。

梨状筋に関しては、新幹線や長距離バスでの移動ならデッキなりトイレ休憩時にいろいろとできますが、飛行機の中では結構厳しいでしょうね。
しかし、例えば内転筋を締めるような動きをしても梨状筋は働きます。
梨状筋は起始・停止どちらにも収縮する筋肉なので、いつも私がアドバイスしているクラッシクバレエの第1ポジションエクササイズでなくても刺激を与える事はできます。

是非、移動等で長い時間座っていなければならなくなった時に試してみてください。
特にアスリートで遠征する際などは、パフォーマンスにかなり影響されますよ。
こういうのも立派なコンディショニングと言えるでしょう。

楽水庵

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