楽水庵ブログ

「肩甲骨だけではなく、背中・首も一体になった」

お元気ですか、京都府長岡京市でスポーツ障害を抱えておられるアスリートの為の整体院を開いている 楽水庵 水谷です。

関東在住で、自身も競技(アーチェリー)に復帰され、また実家に帰った際に母校の高校で後輩に指導もされている30代の男性。

2月に初めて来られて、長い間傷めていた左肩、特に靭帯をテーピングで調整したところ、「肩甲骨が一つのユニットとして使える」と言っていただきました(リンク参照)。

今回2回目。
前回にお教えした靭帯へのテーピングを続けていただいていたようです。
ただ、流石に1回ではなかなか覚えていただくのは難しいし、ポイントも段々とずれていっていたようです。

靭帯の調整と弱っている筋機能にテーピング。
今回は特に僧帽筋周りが弱っていました。

tanaka_yashihiro_20150404_.jpg

すると、前回は「肩甲骨周りが一つのユニット」と言っておられたのが、今回は「肩甲骨も含めた背中全体が一つのユニット」として動かせる感覚になったようです。

上の写真ではまだ首のテーピングはしていませんが、この後斜角筋にも貼りました。
僧帽筋や首は仕事で傷めた模様です。
更に今度は、『首も含めた全体がユニット」になったそうです。

前にも書きましたが、アーチェリーのような競技で(右利きの場合)左肩はじっとホールドしていなければならないパーツです。
競技が始まると72発発射しなければならないらしく、約20分姿勢を保持しなければいけません。
どこかの機能が低下していると、どこかで補わなければいけない為に特定の筋機能に負担が掛かる為に大きなユニットとして使えなくなります。
そうすると、集中力も低下していき、高いパフォーマンスは望めないでしょう。

こうして自分の身体を整えられて、その意識を後輩にも伝えていただけたらご本人・後輩の方も更に高いステージに上がっていかれるでしょう。

楽水庵



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