楽水庵ブログ

「足が冷える・感覚がない」頸椎のヘルニア?また、その原因は?

こんにちは、京都府長岡京市で神経障害による痺れ等の施術を行っている、アゴ・首・スポーツ障害専門院 楽水庵です。

直近で2度ギックリ腰をされた女性。

前日にテーピングに来られたのだが、夜に「帰りの車の中で尾てい骨の辺りが痛くて堪らなくなりました」とのメール。

遅かったが連絡を取って来てもらう。
そうすると昼間とかなり様相が変わって、「右脚の感覚がなく冷たい」との事。

腰のチェックをしていると寒気もしてきたらしく、これは腰だけの問題ではないと判断。
首の6番右横突起の圧迫が見られたので、そこを指で浮かすと右脚の感覚が少し戻ってきたのでジェルフィッシュテープを貼付。

そうすると脚も温かくなった。

6番だけでなく5番も圧迫が見られたのでこちらにもテーピング。
ただ、5番はジェルフィッシュテープを貼るスペースがないので、Xテープ(ホール)というテクニックで対応。

頸椎のヘルニアかどうかまでは判らないが、神経障害が起こっていたのは確実。

しかし、あまりにも短時間でこんな変化は考えられないので、原因を考察し直す。
どうも車のポジションが合わないようで、1年少し前に今の車に替えてから腰の調子が悪くなったそうだ。

そしてもう一つ、「車に乗っていたら振動がドンドンしてきた」との言葉に違和感を持つ。
聞けば、数週間にスタンドの店員がスタッドレスタイヤにかなりの高圧でエアを入れ、それから振動が強くなり、ギックリ腰を起こしたのはその直後だったそうだ。

もちろんこの程度でも問題ない方も多数おられるだろうが、元々小柄で体力もそれほどない方が、合わないドライビングポジションに髙過ぎる空気圧によって起こる振動を受けながら運転するといろんな問題が出てくるの想像に難くない。

本当にちょっとした事でいろんなトラブルが起こります。

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