楽水庵ブログ

1ヶ月ほど胃の調子が悪い女性に筋膜テープ

一昨年夏に顎関節症でお越しになり、今は月に一度のペースで全身のメンテナンスに来られている30代の女性。

年末に親戚の不幸で四国に行った際に出された食事が合わなかった(揚げ物が多かった)せいか、それ以来胃の具合が悪いので明日胃カメラの検査を受けられると言われていた。

腹部を触診してみると、幽門(胃の出口)はそうでもないのだが噴門(胃の入口)は皮膚・筋膜の動きが良くない。
健康な腹部は皮膚・筋膜が時計回りに動いているのだが、この方の噴門周辺は反時計回りになっていた。

先に私の手で噴門周りの皮膚・筋膜を時計回りに誘導してみる。
それで楽になるかどうかチェックしてみると、やはり楽だとの事。

そして、画像のように時計回りになるように筋膜コレクションテープを貼った。

もちろん、私は胃の中の事までは判らない。
ただ、最初に調子を悪くされてから噴門辺りの浅筋膜の具合が悪くなっているのは間違いない。
症状で言えば、「逆流性食道炎」に近いものだったようだ。

内臓も筋肉で構成されており、筋膜で覆われている。
だから、その筋膜の状態を改善させてあげれば臓器自体の調子も戻る可能性は高い。

施術中、「胃がスッキリしてきた」と言われていた。
胃カメラ検査の結果も良い事を期待している。

sugimura_20150125_.jpg



過去の記事

全て見る