楽水庵ブログ

片側ばかりに不具合が・・・肩の高さ?実は大腰筋で改善

これは自分自身にも当て嵌まるケースです。

自分の場合、最近はマシになりましたが、かっては左の広背筋や中臀筋・腰方形筋、等体幹の筋肉の筋機能が低下する事が多くありました。

そして、その原因はというと、気が付かない内に右肩が下がる癖でした。
写真とかを見ると、かなり下がっている事が多かった。

だから、肩甲挙筋で常に右肩を上げるようにしていましたが、注意していないとやはり右肩が下がっていました。

右肩が下がると、左側の体幹が引っ張られます。
これが左側の体幹の筋機能低下を起こします。

では、何故右肩が下がるか?
これは自分だけではなく、結構思い当たる方も多い筈です。

様々な事が考えられますが、一つ大きな理由として「肝臓」の存在があります。

人間の身体は表面上は左右対称ですが、内臓とかはそうではありません。
肝臓はかなり大きな臓器で、右側にあります。
そして、肝臓はかなり重いので右肩が引きずられてしまう、という説です。

一つの仮説ですが、自分はこの説に同意します。

というのは、自分も含めて大腰筋の機能低下を起こしているのは圧倒的に右が多い。
これは肝臓の重さに耐えかねて、右大腰筋が拘縮しているからと思われます。

ですから、肝臓の存在が「右肩下がり」と「右大腰筋の機能低下」を招いているかも知れません。
もちろん、全ての人が該当する訳ではありませんが、結構こういう方は多い。

こういう時は、右大腰筋をキネシオテープ等で機能回復させるとかなり問題が解消します。
左側が痛いからといって左側ばかりにテーピングしたところで、それは対処療法にしか過ぎないのです。
私も右大腰筋にテーピングし続けていると調子が良い。

もちろん、バックを左肩ばかりで担ぐような人には当てはまる話ではないかも知れませんが・・・



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