楽水庵ブログ

ハードトレーニングをする前に

最近ご縁があり、某国立大ボート部の部員がスポーツ障害で通ってくれるようになりました。

少し遠方なので毎回通ってもらうのも大変だし、キネシオテーピングにしろ自身で貼れないものもあるので、近日中に向こうの合宿所を訪ねてマネージャー達にチェックの仕方や貼り方をアドバイスする予定です。

その学生達を施術していて感じる事は、その競技のトレーニングでコーチ達に注意される事をやろうとして無理をし故障しているケースが多々ある、という点です。

股関節・肩関節等の動きを大きく使えるように注意を受ける事が多いようですが、それ以前に果たしてその動きが選手達に可能かどうかを見分ける必要があります。

そして、その対策を施しつつ競技の為のトレーニングを続けていく事によって、パフォーマンスが上がっていきます。
逆にその対策を怠ると、スポーツ障害の発生が増加します。

常々思う事ですが、新入部員が入ってきた時に徹底的にそれらの点をチェックし、また定期的にチェックし続ける事が可能ならば(不慮のアクシデントは除く)スポーツ障害を発症する選手の数は圧倒的に減少してきます。

とかく、新入部員の体力等をアップさせる為にチェックなしにいきなりハードトレーニングさせたりしますが、それでは逆効果です。
まずは、新入部員達の体内環境を整える必要があります。

決して自分はハードトレーニング否定論者ではありません。
また精神的高揚も認めます。
それでも体内環境が良くなければ、いくら気持ちを前向きにしようとしても心と身体のアンバランスが生じ、引いては精神的にダメージを負う危険も出てきます。

少しでもこういう必要性を実感して下さる指導者の皆さんが増えてくれるのを願っています。

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