楽水庵ブログ

スネークテープ・ひらめ筋テープでシンスプリントの症状が大幅に改善

テニスをされている50代女性。

少し前に右ふくらはぎがつりそうになってから脛骨内縁附近が痛くなった。
症状的にはシンスプリントに近い。

シンスプリントに対するテーピングは様々あるが、なかなか1枚程度では痛みが消えない。
つい沢山テープを貼ってしまう傾向がある。

またシンスプリントの症状が出ている人は、筋膜がずれて脛骨の骨膜と癒着している事が多い。
この女性も筋膜を少し戻すと楽になるようだったので、画像の左側の「スネークテープ」を貼付。

細いテープだが、いろいろなテクニックが含まれている「優れもの」テープである。

これを貼ると痛みがかなり消え、筋機能低下で初期反応が全くできなかったヒラメ筋の反応が良くなった。
その上でヒラメ筋テープを貼った。

施術後階段を下りた際に、「今まではちょっと力を入れるとつりそうになったので力を入れるのが怖かったが、これだと安心して力を入れられる」と喜んでおられた。

シンスプリントは中高生等若年層に多いスポーツ障害だが、この方のように年齢の高い方でもなる可能性がある。

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