楽水庵ブログ

トレーニング後の無理なストレッチ

地元長岡京市の西山体育館内のトレーニングルームを利用するようになりました。

マシントレーニングは本当に超久しぶりですが、まあボチボチと無理せずやっていけたらと思ってやりました。

その割には結構できたので、日頃ウォーキングやエアー縄跳び・四股とかでインナーを鍛えていた成果があるのかも知れません。

さて、トレーニングルームで一生懸命トレーニングに励んでいた若い男性が、クールダウンで苦悶の表情を浮かべて無理なストレッチングをしているのを見て、折角鍛えた筋肉を無理に伸ばしている非常にモッタイナイ、その成果を台無しにするものだと感じました。

最近、ウォーミングアップでスタティック(静的)ストレッチングは危険と言われるようになりました。
しかし、クールダウンのストレッチングもこの男性のように無理してやれば一緒です。

パンプアップした筋肉を弛めるのならまだしも、無理して伸ばせば「肉離れ」を起こす危険性があります。

軽くジャンプしたりして全身の筋肉を揺らしたりする方がよほど良いクールダウンになります。
ラジオ体操なんかも良いですね。

とにかく、無理な事はしない事。
開脚なんかでもいかなければそれはそれで良いんです。
どうしても開脚をしたければ、伸ばそうとしている筋肉の反対の働きをする筋肉、即ち拮抗筋をジワーッと締めていくイメージでやって下さい。
そうすると内転筋やハムストリングが弛んできます。
といっても、どこまで弛むかはその人のその状況次第です。

他の人が180度開脚できるからといって、無理にやろうとせずに将来の目標として毎日コツコツとやる方が良いでしょう。

ただ、覚えておいていただきたいのは、180度開脚できたからといって故障しないかといえばそれは幻想です!

関節可動域が広いからスポーツ障害と無縁ではありません。
余程狭ければ問題ですが、あまり見た目や数字にこだわると余計に故障を起こしてしまうので、お気を付け下さいね。

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