楽水庵ブログ

靭帯が弛んだままだと

前回書いたサッカーをしている大阪の高校生もそう、彼の場合は捻挫してから足首の靭帯が弛んだままだし、顎関節症で来ている男性も同様に捻挫してから足関節が不安定になりそれを庇って腰を傷めた。
バレーとかで突き指をして、それ以来指を曲げると痛い人も多くいる。

そんな方々に靭帯の弛みをロックするテープをちょこっと貼るだけで本当に足関節を動かしても痛みがない・コキコキしない、指なら曲げても痛くならないしスッと曲がるようになる。

靭帯自体は傷めても痛みはないそうだ。
では、何故動かすと痛いのか?

靭帯が弛んだままだとその周辺の筋肉が正常に働きにくく、どこか無理が来るのが痛みの原因だと思われる。
その状態に先ほどの靭帯をロックするテープを貼ると、靭帯が弛まないので筋肉の機能が正常になるので痛くならない。

今まで関節の弛い箇所はガチガチにアスレチックテープで固めていたが、その必要は全くなくなる。
ましてや、スポーツトレーナーとかでキネシオテープを使って同じようにガチガチに固めているのを見掛けるが、絶対にやめて下さい。
選手を壊す気ですか。
アスレチックテープとキネシオテープは元々哲学が異なるのです。
そういうキネシオテープの「いろはのい」も判っていない人がキネシオテープを貼る事の怖さをこの間目の当たりにしてしまい、戦慄を感じています。

私でなくても良いから、本当にキネシオテーピングを判って貼っている人に巡り合えれば、その選手は本当に幸せでしょう。
例えば、シアトルマリナーズの選手達がその数少ない例に挙げられます。

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