楽水庵ブログ

重心の崩れも防いでくれる中臀筋

最近中臀筋はインナーマッスルだと確信するようになった。
また、その使い方によって重心の崩れを防いでくれる。

女性に多いのだが、足の外側に重心が載っている方。
極端にやると下の画像のようになる(実際これぐらいの方も見掛けるが・・・)。
後ろから見ていると、捻挫しないかハラハラするぐらいの人がいる。
まあ、外果の靭帯はあの状態ではかなり伸びているので、そのままの状態で生活されると足首がグラグラになる恐れがあります。
是非とも修正しましょう。
足のアーチが悪い(特に横)が人はテーピングで補正するべきです。

そして、もう一つの原因として今までは大腿部の内側の筋肉、内転筋が弱っているからと考えていましたが、最近は認識が変わりました。

内転筋はどちらかというとアウターマッスルなので、ずっと持続させる事が難しいのです。
というのは、アウターマッスルは瞬発的な動きが得意なのですが、ずっとその状態を維持させるの不得手です。

では、どこでと言うとお尻の横にある中臀筋(特に前部)とそれに繋がっている大腿筋膜張筋(ほとんど腱)です。
お尻の横、腸骨の辺りを軽く締めて下さい。
特に普段重心が外に載っている方は、重心が内に寄っていくのが判ると思います。

馬やセンタータンクのオートバイの場合、内腿を締めるように乗るのがセオリーですが、これも常に締めているとかなり辛い状況です。
中臀筋で軽く締めて、いざという時に内転筋で「ギュっ」と締めるのが疲れない載り方かも知れません。

中臀筋はまだまだ書きたい事がありますが、また改めて。

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