楽水庵ブログ

内腹斜筋か大腰筋か・・・(^_^;)

股関節痛で通われている60代の女性。

最初は坐骨神経痛もあったが、それは治まっている。
若干梨状筋の機能はまだ良くないが、簡単な代替テープの貼り方や効果的なエクササイズもアドバイスしているので、この点に関しては大丈夫だと思われる。

今日来られた際に少し右鼠蹊部周辺の痛みを言われた。
また靴下を履く際に、左はすっと股関節・膝関節が屈曲し問題ないのだが、右は踵が寄ってこない、つまり股関節・膝関節の屈曲が良くないので履きにくい、との事。

先ず考えられるのが、縫工筋でこれはテストをしたら完全な陽性。
πテープを貼付した。

その次なのだが、うっかりしていて腹圧テストをし忘れていた。
なので、大腰筋か腸骨筋と考え、大腰筋の方が反応が良くなかったので大腰筋にアプローチ。
ところが、結果があまり出ない・・・・・

えっと思い、腹圧テストをすると右内腹斜筋が弱っているのが直ぐに判明。
テーピングをして内腹斜筋のテストをすると機能が回復して、靴下を履く動作もスッとできるようになった。

大腰筋と内腹斜筋は内外の差こそあるものの似たようなラインを走っている。
そして、どちらも股関節の動きに影響を与える事が多い。

今日はたまたま直ぐに気付いたからよかったものの、ちゃんとテストをしなければと反省m(__)m

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