楽水庵ブログ

休む勇気、休ませる度量

2日前の朝、起きた途端に右肩甲骨辺りがかなり傷みました。
まあ、寝違いのような症状。

職業柄何処が悪いか確認したら、どうも中僧帽筋。
また、間の悪い事に中僧帽筋って自分ではしっかりテーピングできない(T_T)

一応少し短めのテーピングした後は、急性期のセオリー通りに行動。

まず、患部を数時間おきにアイシング。
そして、食事の量をできるだけ少なく。
加えて、何時もやっている朝のエクササイズを中止。

これによって、一番新鮮な血液やリンパを求めている患部への流れを促した。
急性期に入浴や食事を大量に摂る、運動をするという行為は、
患部以外の処へも血液やリンパを流さなければいけないので、
治りが遅くなってしまう、もしくは悪化させてしまう恐れがある。

症状によるが、そういった処置をしていれば早ければ1日で良くなる。
完全には治っていないとしても、少なくとも炎症が悪化する事はない。

と書いていても、実はこの判断が自分自身今までなかなかできなかった。
これぐらいだったら体を動かしても大丈夫、
いや動かしている間に良くなるとか思って、腰痛とかを悪化させていた。

いつも違う痛みの場合、本当に早めの判断が回復を速めてくれます。

特に選手の皆さんは、1日でも休む事に対して精神的抵抗が強いと思う。
休んだらメニューが消化できない、
団体でやっている競技だと仲間に迷惑を掛ける、
という思いが脳裏をよぎるでしょう。

しかし、体力的な問題で言えば1日休んだところで大したパフォーマンスの低下にはなりません。
ところが、この症状をこじらせ回復までにかかる時間が長くなるほどに、
パフォーマンスは加速をつけて低下していきます。

「最良の判断は最悪の事態を避ける事」とも言います。

また、高校の野球部とかでは痛くとも痛いと言えない状況、
「そんな事を言うなら部を辞めてしまえ」という指導者もいるのも現実です。
私から言わせれば、「そんな事を言うお前こそ辞めてしまえ」なのですが・・・

そして、短期の離脱者が出てもそれを許容する精神的余裕、
それにそれを補う工夫ができるチームが最終的には強いと感じています。

逆にそれができないチーム、今それを想定して書いていますが、
そういう処はいつも大体決まったところで壁にぶち当たっています。

それだけ犠牲を払ってそんな成績というのは、
指導者の無能を物語っているのですが。


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