楽水庵ブログ

ロキソニンの長期服用で恐ろしい事に・・・

顎の痛みで来られている男性がこういう恐ろしい話をしてくれた。

その方の同僚が腱鞘炎で整形外科に診察に行くと、
「ロキソニンを1年間服用すれば治りますよ」と言われ、
その言葉を真に受け、あたかもサプリメントを摂るかの如く
ロキソニンを毎日服用してたそうだ。
ただ、どれぐらいの期間服用していたかは不明との事。

それが、数日前に風邪でロキソニンの服用を止めていたら
物凄く体調が悪化し病院で検査を受けたら白血球の数が著しく減少しており、
即緊急入院したそうだ。

ロキソニンの副作用についてはここに載っており、白血球の減少もちゃんと書いてある。


以前にある看護師さんに聞いた話では、
「整形外科の医師は直ぐにきつい薬を処方する、内科とかではそんな薬を簡単に出さない」らしい。
ロキソニンが悪いという話ではない。
本当に痛くてたまらない時には重宝するだろうし、それは今後自分にも十分あり得るかも知れない。

ただ、忘れていけないのは、ロキソニンはあくまで対処療法的に使われる喪に過ぎず、
大事なのはその痛みの根本原因を探り、それを解決していく事こそ必要なのではないだろうか?

腱鞘炎のほとんどは首の筋肉を弛めたり前腕の手根管上の皮膚を弛めることで改善します。

今現在、腱鞘炎等でロキソニンを常用されている方、こういうリスクもあるという事だけは知っておいてもらった方が良いと感じます。



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