楽水庵ブログ

テーピング効果のあるサポーター

最近いろんなメーカーからテーピング効果のあるという謳い文句の、膝・足首等のサポーターが出ています。

予防の為には少なからず効果はあると思いますが、
実際障害が出てからはやはり直接テーピングした方が良い考えます。

何故かと言うと、まず膝を例にとってみると膝に繋がっている筋肉は多く、
そのほとんどは骨盤周りから始まっています。
弱っている筋肉の膝の辺りだけの機能が弱っているのなら
サポーターの覆っている範囲でカバーできるかも知れませんが、
時によってはその筋肉全体をカバーしなければいけないこともあります。

また、サポーターは被覆と、不完全ですが密着もしてくれるかも知れませんが、
皮膚の動きをコントロールする事はできません。
これがキネシオテーピングの重要な点で、
キネシオテーピングとはつまり皮膚の動きをどうコントロールするかで決まるのです。
ですから、たとえ同じ人に同じ箇所のテーピングをするのにも
その時々の状態により貼る方向を変えたりもします。

という訳で、障害が出ている場合はサポーターよりもテーピングをお勧めします。
テーピングした上にサポーターはより効果が出て良いと思います。

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